慶応義塾の存在は日本社会に有害である｜掲示板スレッド

ということは・・・・・・
内部進学者はidiotで、外部進学者はbimbo
ってことですか？

私が存知上げている慶應の方々は
内部進学でも外部進学でも人柄も良いし
頭脳も明晰と言える方々ですが、
そうでない方の話も多々聞きますし、
お互いに内部と外部でなんとな～く
いがみ合っている感じが滑稽かな。

内部進学の人に批判的なようですが、慶応の中高とかって難関なんじゃないですか？
東大落ちの人なんかだととても優秀で、就職してからも出世街道ばく進されているという
話も聞きますが、私なんかは地方の公立二番手からですしね～。付属あがりの人も
とてもしっかりしていて、頭の回転が速くて、あこがれていました。


閨閥うんぬんとおっしゃいますが、「ぴかぴか」のコネを持っている人なら、
その人を一生抱えても会社はペイするんじゃないですかね？　幼稚舎出身の
知り合いは少ないですが、お話のスケールが違っていました…。


気に入らない人が身近にいらっしゃるのかしら？

幼稚舎でも「普通の人枠」がありますから、そういった人は普通ですよ。
うちもごく普通のリーマン家庭ですが、なぜか幼稚舎合格。
まあ、親が特権意識を持ちやすいのでその辺を注意して、子供に悪影響を与えないようにすれば、良いと思いますけどね。

問題の本質は、あの〈お受験）の醜さにあるのではないでしょうか？
親の肩書や資産他情報を求めたり、高額な寄付金・学費・施設負担金で排他的な入学基準を設定する学校関係者の世間とのズレを感じます。確かに福沢先生の想いとはかけ離れてしまっているようですね。
これは慶応に限らず、他の私立も同じでした。
世の中の動きはよく分かりませんが、ブランドに振り回されて、とにかく子供のためにと頑張ったことが、政治・経済に損失を与えていると指摘されると、何か複雑な気持ちになります。

そんな枠が存在すること自体からして、受験システムがおかしい。慶応の関係者のおつむがどうかしているのでは？

慶應と一言で言っても、多種多様です。スレ主様の言われる「実力学力ともに劣る内部生」とは具体的にどのように劣るか文面だけでははっきりわりませんが、慶應の生徒はそのように一様ではありません。慶應内部はよく批判の対象になるのでもう慣れてしまいましたが、大多数の生徒は、ほとんど毎日ある厳しい部活（朝練から夜まで）、大量のレポート提出（提出前日に試合があってもおかまいなし）、休暇ごとの合宿という時間のない生活を送っている生徒がほとんどで、そんなにラクで甘やかされて生活を送っているとは思えません。成績基準も厳しく、合格点に満たなければ容赦なく落とします。愚息も厳しい運動部に所属していますが、「遊ぶ」なんてこと、慶應に入ってから死語、とにかく帰ってきたら即勉強そして睡眠、朝は早朝練習に参加するため4時台5時台に起きていく。私たちも慶應に入る前までは、ラクに進学でき、スポーツも伸び伸びできるから理想的な学校と思っていましたが、全然違っていました。よくみかける批判や、慶應の生徒の質が悪いという批判はいったいどこの世界のことなのかと、保護者達は思っていると感じます。愚息は今高校生ですが、大学受験をして入る生徒たちとの学力の差は、内部生にはよくわかっている現実で、それに対しても危惧を感じている生徒や保護者も実際は多いです。ほとんどの生徒は地味な生活を送っており、試験やレポート提出に追われ、部活引退すると学部出願で容赦なく現実を知ります。理工学部などは、履修科目により決定されるので、3年度はかなりきついと言われており戦々恐々としてます。一部の卒業生や生徒だけをみて、｢それ見ろ、やっぱり慶應は癌だ」という見解は少し短絡的ではないでしょうか？再度繰り返しますが、ほとんどの内部生は、地味な生活を送っており、勉強もしています。

問題提起が若干センセーショナルだったので、反応が予想できたことだが、先ず慶応だけをやり玉にしたわけではない。要は慶応に代表される私立がそういう内部エスカレータの仕組みを作ったことで、例えば政財界における、この国のリーダーの選抜方法や人材育成方法を誤ってしまったということを指摘したのである。


内部進学者でも勉学に励んでいる人もいる訳で、このあたりはミクロではなく、マクロで論じてもらいたい。私は、こういう仕組みが日本のとって害だと述べている。

例えば、私の部下のなかに英語が中学校レベルで海外に赴任している慶応内部進学組がいる（親はある政治家）のだが、彼は数年、本店秘書課に在籍し、その離任のご褒美に海外駐在を希望してそれが叶った。彼曰く、中学までは一生懸命勉強したが、高校から慶応に入学したので、勉強は中間と定期テストだけ頑張って、テストが終わったら後は全て忘れ、その連続で大学へ進学してしまいました、とのこと。これでは海外支店のどの部署でも使えない。これは一例なのだが、やはり、どこかで一夜漬けが効かない実力試験を経なければ、真の知識は蓄積されないのである。彼に今更、語学を学ばせようとしてももう遅いし、会社にとっての経済損失である。これが政治の世界では、国益を損なうことにつながる、恐ろしい話であることを認識頂きたい。

国ごとの教育の方向性の違いは多いのですが、欧米と日本の違いの一つに、「主観」と「客観」についての取り組みの違いがあります。
欧米では、主観と客観を区別することを、小学校時点でかなり時間をかけて習います。
例えば、「空は青い」と「空は美しい」の違いです。
合理主義と議会制民主主義の国々らしく、主観と客観を混同しないように小学校時代から教えこみます。
しかし、日本ではこの概念をあまりはっきり教えません。
その影響なのか、こうした掲示板で主張をする場合、主観に基づくものなのか、客観的なものなのか、あいまいなものが多いのが特徴的です。
スレ立ては、主観/客観のどちらに立って行っても自由なのでしょうけれど、主観的な意見を客観的文体で書いて、自説を通そうとする書き方も、こうしたスレに共通するものだと思っています。
このスレッドも、スレ主さんは、おそらく主観/客観のどちらかなのか意識せずに書いているのでしょうね。
実際には、「空は美しい」型の分類の主張だと思います。
そのため、主張と文体に乖離が見られて、違和感を感じます。
主観を書くのにふさわしい文体で書いていただくと、もう少し違和感なく読めるのですが。


ところで、私自身は慶應には縁もゆかりも利害関係もないので、この主張を実感するようなことは過去にはありませんでした。
ただし、文学的な意味では、こうした状況があっても不思議ではないとイメージすることは可能です。