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投稿者: やっぱり捏造 (ID:/uckVpfFMfM) 投稿日時:2015年 03月 19日 08:02
皆さん、こちらにどうぞ。
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【3698298】 投稿者: ふふ・・・ (ID:MB71LO7NkOg) 投稿日時:2015年 03月 24日 09:44
雑誌か何かの広告だった思いますが、
STAP細胞問題は些細な見逃しの積み重ねで起きた
というような見出しを目にしました。
ハインリッヒの法則ですね。
まさに、その通りなのだろうと得心した次第です。
結局、小保方さんをはじめとして、早稲田大学、理研、STAP細胞研究に係った人たちなどなど、多くの人たちの「見逃し」「見過ごし」がこの結果を生んだということであって、その責任はそれぞれにあるということなのではないかと思います。
そして、この問題は、誰かひとりの責任でもないし、それぞれの責任には軽重を含め必ずしも相関関係があるものでもない。
つまり、その責任はそれぞれで考え、それぞれで負う(解決する)しかないのだろうということです。
その中で、もっとも当事者意識に欠けるのは文科省だと私は思っています。
STAP細胞問題は、国の科学研究に対する政策が生み出した鬼っ子ともいえるのですから、国はその責任を感じるべきでしょう。
起こった問題にだけ蓋をして抜本対策を講じることはない。
これでは、いつまで経っても日本の科学研究に対する世界の評価が上がることはないのではないでしょうか。
なんて、科学の世界の話は全く素人なのですが、、、温 -
【3698378】 投稿者: 冷静にかんがえると (ID:Zeozv3vQUpE) 投稿日時:2015年 03月 24日 11:37
ふふ・・・さん
レスありがとうございます。
>そういう人に問うてみたいのですが、であるとすれば、比べるべきはトルコ人助教の学位取消しだと思いますが、その際、東大は研究費を返還したのでしょうか?
あるいは、「検討」くらいはなされたのでしょうか?
私は、自慢ではありませんが東大の事情にはまったく詳しくないので、ぜひ、教えていただきたいものです。
東大との比較なのであれば、この話を聞かなければ、小保方さんの博論不正に関して早稲田大学が「研究倫理教育」以前に為すべきことが明確にならないように思います。
なるほど、、疑問とされるところ、もっともだと思います。東大は既に元助教への支給分(約350万円)の科研費を文科省に返還しています(2010年7月、日経)。但し、元助教の博論不正に対応する形ではなく、科研費(補助金)申請書類における虚偽記載、盗用(研究内容部分)を直接原因としたものですが、自発的返還というかたちを取っています。
>小保方さんが理研を去った現在、早稲田の博論問題に関するステークホルダーは早稲田と小保方さんの2者になったと言えるのですから、早稲田は、これ以上、世間の目を気にして「特別扱い」することなく、早稲田のルールに従って粛々と為すべきことを為せばいいのではないでしょうか。
うーん、現実的には難しいかな、、一概にステークホルダーとして早稲田、小保方氏の2者というには少し複雑で、博論の構成自体にC.バカンティ氏、若山氏が関わっている点で、早稲田も今ひとつ踏み込めないのではないか、と想像しています。
特に博論の第2章から第4章はC.バカンティ氏の指導の下、米ティッシュ誌に掲載された研究成果とほぼ同内容の記述となっており、第5章は若山氏との共同研究としてスフィア(万能性を持つ細胞塊)由来のキメラマウスを作製したとする内容、「博論に値せず」としつつも、敢えて内容面に踏み込まない(もっとも常田教授は内容をほとんど読んでいないのでしょうが)のは、早稲田なりの配慮があったと思います。つまり「特別扱い」の対象は小保方氏のみではないということ。ちなみに小保方氏はスフィアもSTAP細胞であるという認識を示したものの、前者は生体内よりの採取による細胞、後者は生体外で刺激を与えることによって出来る細胞であって、論文内容の基礎的な部分で齟齬が指摘されています(「捏造の科学者」文芸春秋、須田桃子著)。
早稲田が小保方氏をして、博士号を授与するに値する「人物」であったか、あるいは博士号を授与するに値する「研究者」であったか、大学としての総括が一連の対応では見えてこない。研究倫理とは先に「研究者同士の相互の信頼に基づく」と書きましたが、加えると「専門家集団として社会の負託に応えるべきマインド」ともいえると思います。
まあ、「特別扱い」をしているとなれば施される「倫理教育」の実効性にも疑問符がつくかな、、せめて自発的に科研費受給に値する「人物、そして研究者」ではなかったとして、返還を為すことによって、「全人的」教育をやり直す、というのであれば、わたしは「さすが、早稲田大学!」と拍手を送りますね。
「教育を放棄しない」というのはそういったことだと思います。 -
【3698422】 投稿者: ふふ・・・ (ID:cLoBEBmH3kk) 投稿日時:2015年 03月 24日 12:56
冷静にかんばえるとさん
いつもありがとうございます。
>東大は既に元助教への支給分(約350万円)の科研費を文科省に返還しています(2010年7月、日経)。
そうなんですか。
それは、「さすが東大!」ですね。
ただ、東大は国立大学であって、そもそも、国からの交付金で成り立っているということを考えれば、その上でもらっている科研費を返還するのは当たり前と思わないでもないですが(早稲田は私立大学等経常費補助金を交付されているという方もいるかも知れませんが、金額が桁違いですから)。
だからと言って、早稲田は科研費を返還しなくていいとは言いませんが、まだ、学位返還が確定していない段階で返すべきとも言えないかなと思います。
それは、自主的に返還すれば、「さすが」という話にはなりますが、後の話に出てくるように、ステークホルダーがほかにもいるのであれば、研究そのものを否定するような対応はし兼ねているのかも知れませんね。
>博論の構成自体にC.バカンティ氏、若山氏が関わっている点で、早稲田も今ひとつ踏み込めないのではないか、と想像しています。
これも、そうなんですか(知らないことばかりで恥ずかしい)。
そういうことであれば、確かにステークホルダーは2者とは言えないかも知れませんね。
教えていただきありがとうございます。
ただ、そうなのであれば、実はこの博論は、小保方さんが不正なく(出し間違えずに?)提出していれば学位に値するものだったということになるのでしょうか?
あるいは、
>論文内容の基礎的な部分で齟齬が指摘されています
という理由から、研究成果を不正なく提出しても学位授与に値しないため、博論においても不正を行ってしまったという見方になるのでしょうか?
ただ、もし「研究成果を不正なく提出しても学位授与に値しない」研究であったとしたならば、それこそ、バカンティさんと若山さんの罪は大きいものになりますよね?
>「研究者同士の相互の信頼に基づく」
>「専門家集団として社会の負託に応えるべきマインド」
これは、まさにその通りなのだと思います。
これって、研究者に限らず社会人として当然持つべき意識であるとも思います。
ただ、反対に科学研究というのは、「自律的な発想に基づく」と言われてもいるようで、それって、「研究者同士の相互の信頼」とか「専門家"集団"として」という考え方に反してしまうところもあるのだと思います。
ましてや、小保方さんは客員研究員から任期制職員になったということで、非常に不安定な立場にあったのですから、そこに求められていたのは、まず「成果」であったのではないかと考えます(理研も小保方さん自身もそうとらえていたのではないでしょうか?)。
そういう状況下にある人に組織への帰属意識のようなものを求めるのは少し酷かなとも思います。
それに、研究倫理というのは、一般的な倫理観とは違って自律的に身に付くものでもないと考えています。
例えば、一般企業で言えば、その業界でのお作法的なものは会社が社員に対して教育するものであって社員の自律性にばかり頼ってはいけないのだと、私は考えます。
もちろん、社員のやる気とか自主性とかいったものは重要だと思いますが、そういった「気持ち」を感じられない社員が存在することも確かであって、そんな社員には教育が必要でしょうし、それでも教えを守れない社員には重要な仕事を任せることはしないでしょう。
それは、人をきちんと育て、きとんと見ている企業であれば当たり前の話だと思います。
一方、大学が研究者倫理をどこまで身につけさせる役割を担っているかはわかりませんが、少なくとも、早稲田大学は小保方さんに対してはその責を果たしていなかったと言えるのでしょう。
そういった意味で、小保方さんに対して研究倫理再教育を施すことには一定の意味があると言えると思います(早稲田が本気でそんな風に思っているかは知りませんが 温)
ただ、競争的資金の奪い合いとかポスドク問題に代表される若い研究者達の立場の不安定さなど、そういう大きな課題を解決せずして、問題を研究者個人の自律性、研究倫理に矮小化させてしまうことは、この国の科学研究の未来にとってまったく良いことではないだろうと、私はとらえています。
いつまで、「大きな課題」に目をつむり続けるのでしょうか?
長文になってしまいました。
失礼しました。 -
【3698424】 投稿者: ふふ・・・ (ID:cLoBEBmH3kk) 投稿日時:2015年 03月 24日 12:57
>冷静にかんばえるとさん
あちゃ~
大変に申し訳ありませんm(__)m -
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【3698500】 投稿者: ひまわり (ID:F.NuWPIwbnA) 投稿日時:2015年 03月 24日 15:04
ふう様
>私は好きにはなれませんし、この時代には全くそぐわない言葉だと思います。
>例えば「ファミリー」などと言う単位種別を集団の母体(主体)と位置付けるのは「原始的」である感じがするように、それは、
文明が進んできた現在は、それこそ多様性を認めたうえで、共存を図るという価値観の方が更なる発展性を感じるからです。
八紘一宇についてさまざまな意見や感想があると思います。
意見を述べずに「八紘一宇」を一方的にヒステリックに、「戦前のスローガン」として危険視扱いする発言を多く見る中で、ふう様の「そぐわない」とちゃんと説明して下さる、それが否定的なご意見をだとしても拝見していてほっとしております。
なんでもかんでも「八紘一宇?キイー!」とばかり、批判する理由を自分の意見で説明せずに、ヒステリックに反応する大人たちを子供達は見ていてみっともないと思うのではないかと心配してしまいます。
八紘一宇、私は好きですよ。言葉が使われた歴史的な経緯はいろいろあるでしょうが「人種的な差別をせずに、困ったときは国を超えて助け合いましょう」みないな意味だと思っています。
なんかしっくりくる言葉だと思います。
この言葉は有名なユダヤ人救済のお話にも出てきますよね、真偽があ~だこ~だと言われていますが、結果、当時の日本国はユダヤ人たちを受け入れて、多くのユダヤ人の命が助かりました。
同盟国によるユダヤ人引渡し要求を突っぱねて、ユダヤ人の入国を許可した事実と八紘一宇の精神は、やっぱり繋がっていると思います。
>皇族の皆様の話をネタにして集うスレには加わりたくないと考えても、
それそれ、それね、
なんともしもし様にも言われました 笑
ネタにして、というつもりはありませんが・・・、困りましたね。
不敬だと言われたら返す言葉もありませんが、中傷ネタや人が傷つく事をかくことは決してありません、皇室の名の下で、みんなでワイワイ楽しくお話しすることは、陛下もお許し下さるのではないかと勝手に思っております。(楽しくなってない時もありますが)
それでは、お返事は必要ありませんので。 -
【3698511】 投稿者: ふふ・・・ (ID:h6h2ux1ARSo) 投稿日時:2015年 03月 24日 15:21
八紘一宇の本来の意味が「人種的な差別をせずに、困ったときは国を超えて助け合いましょう」(ひまわりさん)であるのならば、
>多様性を認めたうえで、共存を図る(ふうさん)
これって、結局、同じこと言ってますよね? (^^; -
【3699238】 投稿者: 冷静にかんがえると (ID:RSw/VkPVhhY) 投稿日時:2015年 03月 25日 17:11
ふふ・・・さん
>ただ、そうなのであれば、実はこの博論は、小保方さんが不正なく(出し間違えずに?)提出していれば学位に値するものだったということになるのでしょうか?
あるいは、
>論文内容の基礎的な部分で齟齬が指摘されています
という理由から、研究成果を不正なく提出しても学位授与に値しないため、博論においても不正を行ってしまったという見方になるのでしょうか?
ただ、もし「研究成果を不正なく提出しても学位授与に値しない」研究であったとしたならば、それこそ、バカンティさんと若山さんの罪は大きいものになりますよね?
「博論に値しない」と書きましたがそれは内容面ではないこと、既述の通りです。調査委員会の報告書では内容的には「高度で専門的、且つ独創的なもの、バカンティ教授指導の下、研究成果をもとにしたティッシュ誌掲載論文を基にし、同誌の専門家による査読を経たもの」であり(2014、7月、早稲田大公表の調査報告書より引用)、この評価においては後に再提出された「真正論文」とされるものは内容的には問題がなく、むしろ誤って提出された(とする)博論草稿の方が「内容的に劣っていた」ことが、小保方氏の重過失のひとつの根拠とされていますね。ただ以前にも書いたことですが、再提出された「真正論文」なるものも、序文修正もほとんど行われず、画像差し替えも一部に留まり、そもそも当初から提出予定のものとして存在していたものか否か(調査委員会の指摘を受けて草稿に手を加えたものではないのか)という根本的な疑念がある。なぜなら調査委員会はPDFファイル形式での提出を再三、要請したにも関わらず、提出されたのは結局ペーパー形式のものであったということ。つまり更新履歴が残るため、敢えてペーパー形式の提出にこだわったという見方が出来る。
また査読を経ているとはいってもティッシュ誌自体、創刊者はC.バカンティ氏ですから、まあ、評価の信憑性にも疑問符がつきます。本来、そういったバック・グラウンドを考慮せず、純粋に学問的に博論に値するかどうかを審査するのが、大学の役割というか使命であると考えるところ、早稲田大学の一連の対応は、、まあ、よしましょう。
この問題はあと半年も経てば、小保方氏の学位維持の根拠たる「(再)真正論文」も再び公開されるでしょうから、その時に(早稲田の判断も含めて)外部評価に耐え得るものが執筆できるかどうか、興味を持って見守りたいと思います。 -
【3699269】 投稿者: ふふ・・・ (ID:Hl/tEMn3Qv.) 投稿日時:2015年 03月 25日 18:04
冷静にかんがえるとさん
いつもご丁寧に恐れ入ります。
>早稲田大学の一連の対応は、、まあ、よしましょう。
はい 笑
私も何も早稲田の対応は正しかったなどとは思っておりません。
猶予期間についても小保方さん側との調整はあったと思っています。
そこには、早稲田は博論審査時の負い目もあったということなのでしょう。
>その時に(早稲田の判断も含めて)外部評価に耐え得るものが執筆できるかどうか、興味を持って見守りたいと思います。
そうですね。
ただ、概ね一年と言われた猶予期間もすでに半分経過してしまっていることを考えると、本当に間に合うのか?と思いますし、この状況で間に合ったということになれば、それはそれで、新たな疑念が湧く気もします。
例えば、再提出される論文の内容(研究の内容)は、当初想定していたものと同等になるのか?まったく別の研究(論文)になるのでは?
などという結果にならないのかとか。
まあ、論文の内容については私には評価などできるはずもないのですが、早稲田の出す結論は楽しみにしております。
ありがとうございました。
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