最終更新:

74
Comment

【902000】後期高齢者医療制度

投稿者: ミント   (ID:6lHujx10TNo) 投稿日時:2008年 04月 14日 15:02

最近、テレビをつけると後期高齢者医療制度のことが
よくとりあげられています。


保険証が手元に届かなかったり、病院にいって手続きが混乱したりと
大変なこともあるとはおもうのですが、

私が首をかしげてしまうのは、医療費を年金から引かれることに
対して、すごく怒っている老人たちです。

これだけ国の医療費が圧迫されて困っているのに
自分たちは払いたくない、だけど病院にはかかりたいって・・・


文句ばかり言っている老人をみると腹がたちます。

それと、この問題とは違いますが
今朝のニュースで県立の高校で入学金を払わなかった生徒を
入学式に出席させなかったことで
学校側をせめている番組がありました。


入学金を払わなかったら、入学できなくでも仕方ないのではって
思ってしまう私って、意地悪でしょうか?

義務教育でもないし、入学まで用意しなかった親に責任が
あると思うのですが。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

「ニュースに戻る」

現在のページ: 6 / 10

  1. 【917805】 投稿者: 退くも地獄、進むも地獄  (ID:ZCCLbfVYNDg) 投稿日時:2008年 05月 04日 00:32

    一人目終了の保護者 さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 今回の問題にしても多くの方が問題にしているのは、あまり議論され
    > ないまま強行採決のような形で決まった法律であり、しかもその内容
    > をろくに公報もせずに、そして手続きがめちゃくちゃだからミスだらけ
    > だからだと思います。

    ここにもマスコミの偏向報道に毒された人が‥‥

    議論は有識者、審議会レベルで相当入念になされてきました。社会保障審議会に医療保険部会が設置された平成15年から揉まれており、最終的な骨子は平成17年末に答申された「医療制度改革大綱」に従っています。医療保険部会の審議内容や付属資料は、会合のある都度、インターネットにタイムリーに公開されてきました。こういう議論が行われているということも、時折、メディアで報道されてきています。

    それでも、いざ施行されると「知らなかった」「騙まし討ちだ」「強行採決された法案がまともな訳がない」と言う人が多いのですね。つまり、広報の効果が非常に薄く、今回の混乱や批判を招いている訳ですから、費用対効果の面から「やっぱりお役所仕事で無駄だらけ」という批判は大いにすべきでしょう(苦笑)

    なお、後期高齢者医療制度を含む、厚生労働省の審議会・法令案に関する資料はほぼタイムリーにインターネットで公開されています。いい時代になってきた、と思います。メディアもそれを有効に活用できるように考えてもらいたいものです。

    さて、各種の政府広報は、おおむね、以下の資料のp.12〜20に沿っています。

    『健康保険法等の一部を改正する 法律について』厚生労働省(平成18年10月)
     http://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/pdf/hoken83a[削除しました]

    このうち、p.14とp.17 に今回の制度のエッセンスがあります。ここを理解せず、メディアのツマミ食い的報道を鵜呑みにしてアレコレ言う有権者が多数いるようですが、これ、ある意味で自分の首を締めているなぁ、と思います。

    「老人いじめが始まった」としたり顔でいう評論家がいますが、この人たちは、「高齢者には現状より多く負担させるべきではない」という極めて硬直的かつ反動的な意見を述べているにすぎません。今後の高齢者医療費の持続的増大を見据えて、医療費を世代間でどう分担するのが適正か・社会的に公正な比率はどのあたりか、という点を議論すべきなのに、その議論すら受け付けない硬直的・反動的な態度でしかありません。

    やみくもに新制度に突っ走る役所にも困りますが、教条的に改革に反対する論客にも困ったもんだ、と思ったりします。

  2. 【917886】 投稿者: 一人目終了の保護者  (ID:ZIYmu/8n04A) 投稿日時:2008年 05月 04日 08:49

    退くも地獄、進むも地獄 さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > ここにもマスコミの偏向報道に毒された人が‥‥
    >
    > 議論は有識者、審議会レベルで相当入念になされてきました。社会保障審議会に医療保険部会が設置された平成15年から揉まれており、最終的な骨子は平成17年末に答申された「医療制度改革大綱」に従っています。医療保険部会の審議内容や付属資料は、会合のある都度、インターネットにタイムリーに公開されてきました。こういう議論が行われているということも、時折、メディアで報道されてきています。
    >
     
    有識者、審議会で議論されたら十分なのですか?
    まるで為政者に都合の良い方法ですね。
    民主主義国家であれば、多数決で強行に押し切るのではなく、議会で
    十分に審議するのが正しいやり方ではないでしょうか?
     
    お書きになっている内容だと、まるで政府公報のように思えますが、
    そちらの方ですか?

  3. 【917989】 投稿者: いやあ  (ID:9T2.zEa7tQc) 投稿日時:2008年 05月 04日 12:07

     高齢者の数はどんどん増え、労働人口はどんどん減る。
     
     この程度の改定で負担が増えたと大騒ぎしていて、この先どうなるのでしょうね。
    このままでは、必ず、医療保険制度は破たんします。今回の改定だけで乗り切れるようなものではありません。いずれ、現役世代と現役並み所得のある高齢者は自己負担5割なんてことになるでしょう。
     
     個人の負担が増えるのは嫌だけど、税金で面倒見るとなると、その税金は誰が負担していくのでしょうね。
    結局ここでこの制度をつぶしても消費税の増税に話が移るだけです。
     消費税が増税になったら、「こんなはずじゃなかった。弱い者いじめだ」と言い出すのですよ。
     
     この際、消費税30%ぐらいにして、高齢者医療費の負担を軽くしてあげればいいと思います。
    そしたら、どっちがよかったか、わかるんじゃないですか?

  4. 【918036】 投稿者: 感情的  (ID:m1OOfrAuUlQ) 投稿日時:2008年 05月 04日 13:58

    一人目終了の保護者 さんへ:
    -------------------------------------------------------

    まあまあ。
    どうしてそんなに食って掛かるのか、
    わかりません。
    批判されてカチンときたのでしょうか・・。
    そんなにおかしいことを論じてるとは思えないのですが・・。

     
    > 有識者、審議会で議論されたら十分なのですか?
    > まるで為政者に都合の良い方法ですね。
    > 民主主義国家であれば、多数決で強行に押し切るのではなく、議会で
    > 十分に審議するのが正しいやり方ではないでしょうか?
     
    > お書きになっている内容だと、まるで政府公報のように思えますが、
    > そちらの方ですか?


    確かに、議会で充分に審議されたほうが、
    国民にとっては目に見える舞台で論じられてるし、
    一応国民の代表である議員が審議するので、
    正論ではありますが、
    最近の国会及び議員の質の低下がひどすぎて、
    国会の審議といっても、おのおのの議員が何を考えてます??
    まったくの無策や無能議員が多すぎますよね。
    それにどうせ審議して採決といっても
    結局強行採決や党の意向だというロボット採決でしょ・・。
    多数決にはかわりはないですよね。
    しょせんできあいの下手なお芝居のように感じてしまいます。
    有識者、審議会の方々はどのような方かはわかりませんが、
    政治家以外の広い範囲から集められるわけですよね・・。
    議員だけの研究会なんかに比べたら、よっぽどましなのではないでしょうか。
    そして、審議内容をメディアに経過を発表されているのでしたら、
    マスコミもきちんと大きく取り上げることが必要でしょうね。
    それによって、世論の声も聞こえたり、
    その審議会にも反映されるはずだと思います。
    政治や役所のやりかたがまずいというのは、
    お二人とも共通してるお考えだと思いますが・・・。


    しかし短絡的、感情的になって
    政府広報でしょ・・などと、仕返し的に
    書きなぐるのはやめたほうがいいのでは?

  5. 【918248】 投稿者: 退くも地獄、進むも地獄  (ID:ZCCLbfVYNDg) 投稿日時:2008年 05月 04日 22:57

    一人目終了の保護者 さんへ:
    -------------------------------------------------------

    > 有識者、審議会で議論されたら十分なのですか?

    今回の健康保険制度の改定に関しては、十分すぎるほどの年月と回数を重ねている、と考えます。


    > まるで為政者に都合の良い方法ですね。

    (1) 代議制・議員内閣制を採用する日本国においては、為政者は有権者です(苦笑)

    (2) 専門家がたたき台を出す・問題点を整理する、というのは時間と経費を節約するという意味で、都合の良い方法だと思います。

    (3) 「審議会なんて、どうせ役所の言うことを追認するだけだろう」という先入観だけで書いてませんか? 公開されている審議資料を実際に見て、どういう議論がなされているか、から判断すべきだと考えます。医療保険部会の全29回の資料は以下で公開されてますから、それを読んでから、もう一度書いていただけたら幸いです。

     http://www.wam.go.jp/wamappl/bb11GS20.nsf/aCategoryList?OpenAgent&CT=10&MT=010&ST=060&VPAGE=1


    > 民主主義国家であれば、多数決で強行に押し切るのではなく、議会で
    > 十分に審議するのが正しいやり方ではないでしょうか?

    今回、あらためて過去の審議会の答申内容をチェックしてみたところ、論点は2001年のこの答申で出尽くしている感があります。

    『社会保障審議会医療保険部会意見書(「平成14年度医療制度改革について」)』
     http://www.wam.go.jp/wamappl/bb11GS20.nsf/0/49256fe9001b533f49256b11000ced29/$FILE/ikensyo.PDF

    議論の概要は、p.5以降にあります。

    まず、「既存の健康保険(医療保険)制度が危機に瀕している」という認識は共通しています。しかし、それへの対策案(取るべき政策)に関しては、一方的に役所や与党に都合の良い内容だけになっておらず、両論併記、甲論乙駁の形式になっています。

    つまり、識者を集めても危機を打開する方策について意見が一致することはありえない、よって、政治のルールに沿って(多数決原理によって)政策を決めるしかない状態であった、とあらためて認識しました。

    後期高齢者医療制度に関しては、政府・与党側が(上記の平成14年の意見書をもとに)数年の準備を経て改正案を提出しているのに対し、野党は確たる代案も持てないまま、重箱の隅を突付いて「現状より負担が増えるのはイヤだ」という感情に訴えるだけのポピュリズムに陥っていました。この野党の態度は、改正前に実在した不公正には目を閉ざし、改正後に負担が増える層の意向にだけ沿っていた、と私は判断しています。

    こういう野党につきあって決定をズルズル延ばし、その結果、健保組合を次々と拠出金過大で破綻させてしまう事態をもたらすのは、長期的には国民生活にとって良くない、と私は考えました。

    以下は政治学的な論考になります。無視してもらっても構いません。

    総選挙で多数を占めた与党(政権党)は、政治課題に対し時期を失することなく決定を行う義務があります。今春施行されたの健康保険制度の改正案は、入念に準備されており、実際に強制採決がなされたのは“郵政解散”選挙で大勝してから僅か1年後のことですから、多数決で決着をつけないほうが、政権党としての政治責任を放棄したことになります。

    日本国憲法における民主主義の実装は、代議制・多数決原理・衆院優位ですから、当時(平成18年)の自民党・小泉内閣のやり方(政治決定の進め方)そのものは間違っていません。「強行採決はよくない」という考え方も案件によりけり、だと思います。タイムリミットがある案件に関しては、その考え方に沿う必要はない、と考えます。医療制度のあり方を決める際の方法論としては最善かどうかは議論の分かれるところですが、正しいやり方の1つであったと考えます。

    ただし、政策の内容についての評価は、自民党案であっても、民主党案であっても、その他の政党の案であっても、私は是々非々で臨んでいます。ガチガチの自民党支持者ではありませんので、ここは誤解なきようお願いします。

     
    > お書きになっている内容だと、まるで政府公報のように思えますが、
    > そちらの方ですか?

    残念でした。一介の民間企業のサラリーマンですよ(笑)

    ちなみに、加入している健保組合が破綻寸前の状況に陥っていて、同年齢で同一所得水準にある他業種のサラリーマンよりも健康保険料の負担額が多い状況に喘いでいます。健保組合が破綻寸前なのは、長期に渡り不況が続いている業種の企業連合であるため、長年にわたり新規加入者が少ない ⇒ 組合員の平均年齢が高い ⇒ 組合員一人あたりの医療費の支出額が多い、という構造的な理由に因っています。

    ですから、数年前から「医療保険制度の改正」には非常に関心を持って眺めています。まぁ、依然として公務員の共済制度を温存したことに対しては怒りを覚えていますが、だからといって、佐高信氏のように「こんな不十分な改正ならしないほうがマシ」という意見にはまったく反対なのですね。

    「不十分でも、小さくても、まずは一歩前進した」、と評価しています。

  6. 【918253】 投稿者: う〜む。  (ID:m1OOfrAuUlQ) 投稿日時:2008年 05月 04日 23:05

    退くも地獄、進むも地獄さまへ


    すごくわかりやすいレスでした。
    大人ですね・・尊敬。

  7. 【918676】 投稿者: 一人目終了の保護者  (ID:ZIYmu/8n04A) 投稿日時:2008年 05月 05日 18:27

    退くも地獄、進むも地獄 さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > (1)
    > 代議制・議員内閣制を採用する日本国においては、為政者は有権者です(苦笑)

    日本国において主権者は国民ですが、為政者は国民ではありません。
    為政者とは政治に直接たずさわるものを指す言葉です。
     
    このような言葉の揚げ足取りはあまり好きではありませんので、
    これでおしまいにさせていただきます。
     
    専門家が議論して、多数の与党が可決すれば良いという今回の法律が
    あなたの言うように正しくとするならば、今のように世論は反発しな
    いのではありませんか?
     
    そして専門家が検討する事が正しいのであれば、なぜ収入の方の論議
    ではなく、その仕組み・支出、そして今回のような騒動が起こるという
    事が予測できなかったのでしょうか?

    > 公開されている審議資料を実際に見て、どういう議論がなされているか、から判断すべきだと考えます。医療保険部会の全29回の資料は以下で公開されてますから、それを読んでから、もう一度書いていただけたら幸いです。
     
    申し訳ありませんが、さすがにこれを全部読めるほど時間はありません。
    ただこれらの資料にはよく「国民の不安を払拭するため」という言葉が
    出てきて、その為に今回の法律を作ったとありますが、この国民って誰
    なんでしょうね?
     
    次に議論の方向がずれるような気がするので、私の立場を明確にさせて
    いただきます。
    私も今の年齢別人口分布を考えると、将来的に医療費が大変な事になる
    事は理解しています。
    ただ、今回のような改革を行う前に、為政者はもっと他にやるべき事が
    あるだろうと思っています。
    そして政治を行うもの、そして行政を行うものはもっと謙虚に、そして
    国民に対してもっと親切に対応すべきだと思っています。

  8. 【918680】 投稿者: 退くも地獄、進むも地獄  (ID:ZCCLbfVYNDg) 投稿日時:2008年 05月 05日 18:45

    一人目終了の保護者 さんへ:
    -------------------------------------------------------
    最大の誤解はここにありますね。

    > 専門家が議論して、多数の与党が可決すれば良いという今回の法律が
    > あなたの言うように正しくとするならば、今のように世論は反発しな
    > いのではありませんか?

    私は「法律の決め方は正しかった」ということを指摘しています。
    内容については「是々非々」です。

    多くの論者が「決め方が強行採決だから、そんな制度は正しくないに決まっている」と感情的・情緒的であるのが耳についたので、あえて指摘してるのですが、最後までそこはご理解いただけなかったようで残念です。


あわせてチェックしたい関連掲示板

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す