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【1747412】ツェルニー、ハノンをしない?

投稿者: さつき   (ID:EoCX44T5pAg) 投稿日時:2010年 05月 29日 20:02

娘がピアノを習って2年になります。
近所、という事で深く考えずに今の先生にご指導いただいています。私も娘もこれまでは満足して通っていました。


が、先日、ツェルニー、ハノン、といった20年くらい前には当然だった(というより、ピアノを習っている子は皆やっていた気がします)教材は一切使わないで進みます、と聞きまして動揺しました。娘の指(打鍵?)が弱い気がしていたので尚更です。バイエルも未使用です。


伺ったところ、<今では使わないですよ>と、軽くおっしゃられました。
試す気持もあり、ネットでピアノの先生の検索ページの、個々の方のHPを拝見したところ、娘の使用教材と同じものが多々、中には<苦しめるだけのツェルニー等は一切使用しません>と追記されているものもありました。


現在ではツェルニーなしでピアノを進めていくのは特殊ではないのでしょうか?
私自身はピアノは惰性(?)で習っていたものの、全くの素人です。娘へも是非音楽の道へ、ということもなく、将来、有名な曲くらいはなぞれる(?)レベル、10年くらい後には発表会で簡単なショパンくらい弾いてみせて欲しい、という思いです。


気になって気になって、、、すみません、教えてください。
私は

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  1. 【1860773】 投稿者: ドーラ  (ID:pce7obtzBu2) 投稿日時:2010年 09月 24日 13:13

    こんなこと、匿名でしか言えないのですが、
    超個人的には、日本のピアノは音の粒を揃えることに、
    注意を払いすぎのような気がします。

    コンクールでも、感情をダイナミックに表現することを嫌ってるというか、
    曲想は二の次で、ちょっと単調な位の方が、上位にくるように感じます。

    他国と比較して、大人しい弾き方が多いように思いますが、気のせいでしょうか。

  2. 【1860810】 投稿者: 私も先生  (ID:eTuT7rsaIac) 投稿日時:2010年 09月 24日 13:52

    私の教室では、今時の子どもに合ったものを使用しています。
    又、生徒個々によって違う教材を選んでいる先生も多いかと思います。
    ツエルニー30番ではなくても、グルリットの練習曲・ブルグミュラー18の練習曲・ヘラーの練習曲・・・
    初中級にも色々あり、中上級にもなれば、ツェルニー40,50の他にモシュコフスキーを利用させる生徒もいます。
    バッハはかかせませんが ! !
    先生なりにお考えがおありではないのかしら ?
    心配なら、今後どんなテキストに進まれるのかお聞きしてみては ?

  3. 【1867369】 投稿者: 音楽講師  (ID:0D/xLYT5yIY) 投稿日時:2010年 09月 30日 12:03

    私が子どもであった頃(40年前)でさえ、
    「バイエル」はヨーロッパでは過去の人、だれも使わない、などと
    言われていました。




    閑話休題、
    近年、とても気になるのは、「インベンション(シンフォニア)」をあまり弾かずに
    ショパン、リスト、フランス近代などに行く人が多い、ということ。
    これも、時代だといえば時代だし、たしかにバッハはピアノで弾くべきものではないから、
    というのは正論なのかもしれませんが。

  4. 【1868498】 投稿者: バッハの奥深さ  (ID:3va1l/VL58s) 投稿日時:2010年 10月 01日 10:00

    バッハをやらないというのはちょっとどうかな。と思います。

    確かにピアノの時代ではないけど、音楽の父と言われる存在で、
    後の作曲家たちに多大な影響を与えた人ですから。

    子供の先生は、音楽をやるならバッハは避けて通れない道。と言っています。

    バッハの時代をよく理解して勉強なさった先生は多いと思いますが、その教えを幼い
    子供に辛抱強く伝えられる先生が少ない気がします。

    確かにとても難しいし、奥深く、細部にわたって計算された曲ばかりです。
    2声や3声の聴き分けができるようになるまで片手ずつの練習は欠かせませんし、一番時間が掛かります。

    うちの子供も高学年になった今でも泣きながら、時には投げ出したりしながら、練習していますが、
    先生に丸をもらい、仕上がったときの達成感は違いますね。

    新しいバッハとなると、また同じ繰り返しですが・・・。

    音楽に携わるならバッハの奥深さも知ってほしいですね。うちの子へのメッセージでもあります。

  5. 【2554993】 投稿者: 熟年ピアニスト  (ID:MqLxeVu584A) 投稿日時:2012年 05月 25日 23:46

    バイエルは欧米では全く使われていません。バイエル wikiで検索すると、日本版は長々と記載ありますが英語版は数行、なんとドイツ語版は無いのです。

    youtubeで

    bayer

    と検索すると日本しかないですね。

    ついにツェルニーですが、欧米では1900年頃まではつかわれていたが、その後廃れたようです。ドビュッシーがツェルニーを徹底的に退屈だと攻撃した曲が多数あります。youtubeで

    Czerny

    と検索していただくと、日本以外は皆無です。

    ではブルグミュラーはどうでしょう。youtubeで

    Burgmueller

    と検索してください。よかったですね、ブルグミューラーはまだ世界中で使われているようです。

    ではハノンはどうでしょうか、

    Hanon

    wikipediaでは英語での記載が日本語より長いですね。youtubeでは、

    hanon exercises

    で見えます。まだ使われているようです。私も米国に3年いましたが同じ印象ですね。

    つまり、欧米では

    バイエル、チェルニーは殆ど使われていない。ブルグミューラーやハノンはまだ使われている

    ということです。

    欧米では、日本でチェルニーを長々とやっているあいだ、ベートーベン、モーツアルト、ドビュッシー、カバレフスキー、などのやさしい曲を弾かせるようです。

    要するに日本のピアニストが指が良く回るが、表現力に乏しいという理由がこのあたりでしょうか。

    もう一つ、バイエルやチェルニーを長々とやると、多くの生徒がピアノを嫌いになって辞めることでしょうか。そのあたりが、割りと楽しいブルグミューラーあたりと違うところでしょう。

    ハノンは長々とやるよりは、中級、上級になっても練習のはじめに一回弾くという用途で生き残っているのでしょう。

    私もチェルニーみっちりやりましたが、自分の子供の先生には、チェルニーは勘弁してくれと頼んでます。

    なんか音楽ではなく音苦というか、バイエルやツェルニーを踏破できないヤツはロクなピアニストになれない、という精神論があるようです。

    よってバイエルにしてもツェルニーにしても小学生のころに一気に通過しないと、その後は有害ではないかと思うこのごろです。









    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%AB

    にあ

  6. 【2556427】 投稿者: バラード  (ID:x.rec7UZKrk) 投稿日時:2012年 05月 27日 09:55

    すごく前のスレのようですが、ちょっと目に
     とまりましたので。
     
     私の感覚では、戦後昭和30年代40年代
     日本が急速に復興して、経済成長と豊かな生活に
     さしかかったころ、一気にピアノが広まって
     先生も足りず、教えるものも、バイエル-ブルグミューラー
     ツェルニー-ソナチネしかなかったのではと思います。
     
     この流れで自分が音楽の道に進んで、これが日本人に
     とってよい安定した順番であると思っている先生は
     別の教本挟んだにしても、いまだになのかなと思います。
     
     ただ この流れの最大の欠点は、私の感じるところ
     以上終わり。なのです。このクラスのソナタ、小品はまあ弾けても
     その先どうするの? 勝手にやるのか、音大で、なのか。
     
     感覚的に100人習ったらみんなバイエルはとか
     ツェルニー1番はとか言えるけど、結局先進んでいく
     子供は 100人に1人か2人。 あとはちょっとさびしく
     細々と続けるか。(私もそうです)
     
     平均律の1番のフーガは、4声はやい回転だから各声部よく響かせて、
     ショパンのエチュード1番ハ長調は朝はゆっくりのテンポで練習しよう、
     ベートーベンのソナタ1番は、脱モーツァルト(フレーズはモーツァルト
     ですが)で なんてお話、音高音大めざす子以外聞かない感じです。

     挙げられた教則本、通過点のほんの一つととらえれば、幼少期は
     全部さらうこともなく、ギロック、トンプソン、バーナム
     はじめ日本人の作った教本でも取り入れながら、次のステップ
     向かえば いい悪いを論じても仕様がないのではと思います。 
     
     ただ、この情報化時代、いろんな曲がピアノで弾けますので
     いろんにな弾き方、各指の独立も、スラーですべらせる弾き方も
     強いスタカートも、たたきつけるフォルテも、かすかに響く
     ピアニシモの弾き方も、バスの鳴らし方、弦の響き、管楽器
     の鳴らし方、打楽器の打ち方まで 教えるべきだと思いますし、
     それに沿った教則本なり練習曲を一人ひとりの子供の学齢や体格
     進度に合わせて選んでいくことは、先生の醍醐味と思います。
     

  7. 【2558612】 投稿者: アラフォー  (ID:XxLr/eYc.0M) 投稿日時:2012年 05月 29日 08:35

    ハノンは、別名ピアニストになるための練習曲、と言われています。
    指を広げる、345の指の強化、トリル、スケール、半音階、アルペジオ、8度(オクターブ)の移動など、必要な要素です。
    基本は、鍵盤を深く弾くこと。これが出来ていないと、コンクールの本番で、大失敗します。
    ツェルニーも、現在多数の練習曲があるので、手の大きさに合った曲集から始めたら、どうですか。
    音楽高校などは、課題曲にしますので。
    後は、ブルクミュラー、リスト、ベートーベン、モシュコフスキー、ヘラーなど多数ありますので、好きな曲集を選べばいいと思います。
    私は、モシュコフスキーのファンですが。
    モシュコフスキーを弾くと、ツェルニーを辞めたくなります。モシュコ20の練習曲(ツェルニー30番~40番程度)ですが。
    浮気しないように、両方練習します。

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