日本学術会議「推薦候補」６人の任命拒否｜掲示板スレッド

本件は、軽輩らが侮るような「左右」といったような政治的な問題ではない。むしろ、自由主義者であればこそ危惧を抱くべき重要な問題なのである。その意味で、ご紹介の世論調査の結果に安堵した。まともな方が、まだ国民の半数もおいでになったことに。

今後、論点が整理されるに従い、菅政権のそうした在り方につきより批判が高まっていくことだろう。ちなみにネットでの反対署名運動の呼びかけ人はサントリー学芸賞を受賞した日本近現代史専攻の高名な学究。しかも、彼は東大時代に保守派歴史学者の大御所である伊藤教授に師事した経緯ある、本来は非政治的な御方である。そうした方でさえ、思想信条の自由・学問の自由を侵害しかねない今回の暴挙に反対して、自ら立ち上がっているくらいなのである。

せっかくだが「反省」の必要など微塵もない。

さて、このように日本の文章表現のひとつに「　　」でくくり、筆者の有する特定の思いをそれで表すとの技法がある（中学入試・国語でも問われた例がある）。

私の場合、それに代えて彼への軽蔑の念を込めカタカナ表記をあえて用いている。漢字で表記する価値すら乏しく、またそれで表すならば全国の「安倍」さん方にご無礼に当たるとの思いからである。　　　　

平成27年9月7日中国北京にて大西隆日本科学技術会議会長と韓啓徳中国科学技術会長との間で覚書が交わされる。国会に呼んで是非詳しく証人喚問希望します。
学術会議自体が学問の自由を侵害している害悪組織なので、解散を。
科研費が法政の山口教授などに6億以上も年間渡されるのはどう考えてもおかしい。理系に科研費渡らないから研究にも支障をきたすのに。
科研費のきちんとした配分がされるようにメス入れてもらいたい。

HNをコロコロ変えて長広舌を振るうお方にはうんざり(特に産業界や実務者を見下す発言や「金は出せ口は出すな勝手にやらせろ」的夜郎自大)ですが、恐縮ながら、学振と学術会議は全く違う組織で科研費の配算は学振の業務であることくらいは理解してくださいよ。そうでないと、学術会議の胡散臭さの告発にもならない。

もうひとつお願いしたいのは、日中の研究協力と、中国への軍事情報リークや産業スパイとは、分けて考えて欲しい、ということです。
非常にデリケートだけれど、研究協力イコール情報漏洩、ではない。
中国の研究力を無視できるほど日本のアカデミアは強くない。

＞学振と学術会議は全く違う組織で科研費の配算は学振の業務であることくらいは理解してくださいよ

そんなイロハのイは、学問の世界にある者ならだれにも分かっていること。しかも私自身が、その日本学術振興会の研究者養成事業でお世話になっていたからして。君はいったい誰に向かってモノを言っているのかね。

また、そうして中国がらみで今回の件で批判するのなら、君ご自身がまずその証拠を示して欲しい。なんらの客観的な事実さえ提示できず、それを理由に筋違いな憶測での「批判」ばかり繰り返すとは、いかなる了見だろうか。本件拒否の当事者であった立命館の松宮教授はそれにつき、「初耳であり、デマではないか」と、今朝のTVで述べていたのだから。それゆえ、「疑惑」の立証責任は、キミご自身にある。

さらに、もし松宮教授が指摘するようにそれがデマであったとしたのならば、私はその悪質なデマゴギーの張本人に対し、名誉毀損の疑いでの民事・刑事の責任を問うべきであると考える。それは、研究者たちの長年に亘る地道な努力と功績とをあまりに侮辱するものであるからだ。

加藤官房長官が10億５千万の日本学術会議の予算使途について会見。
人件費（提言）２億５千万、各国アカデミーとの交流２億、
科学の役割についての啓発１千万、科学者間のネットワーク構築一千万、
事務局人件費５億５千万、委員の旅費もそれぞれの項目に入っているとのこと。
こんなの事業仕分けで潰してください。民主党は必要な事業は潰して、
こんな無駄なのは仕分けもしなかった。今も騒いでいるし。
どんな民主党や共産党とのつながりがあるの？
マスコミはこういうところを取材して報道して欲しい。
報道しない自由とか、うんざり。

＞事務局人件費５億５千万、委員の旅費もそれぞれの項目に入っているとのこと。

事務局人件費が殆どなのですね…
この組織は存在していて良いのだろうけど、人件費は削減するしかないのでは？

＞科研費が法政の山口教授などに6億以上も年間渡されるのはどう考えてもおかしい。

私は同氏の政治信条や現在の活動につき必ずしも賛同する者ではないが、けっして「どう考えてもおかしい」とまでは考えない。たしかに私自身も審査に落とされ、私学出身者の悲しい憂き目にあったりした。だが、彼のこれまでの「行政学」の業績は輝かしいものだと思う。その意味で、科研費には納得できる。

しかも、同氏ともう1名の現職教授に対する学外からの言われなき誹謗中傷に対し、学問の自由や大学の自治を尊重する立場から、直ちに田中優子法政大学総長は彼らを擁護する声明を出した。同じく同僚たる明治大学総長もそれを支持することを公にした。

むろん、あなたが彼らを批判されるのはご自由だが、その「どう考えてもおかしい」とまでお考えになるその確たる理由を（根拠を添えて）、まず私たちの教えて頂きたい。もしそれがあなたご自身の政治信条と相反するものだからだ、ではお話にならないが。

もっとも山口教授ご自身は資本主義の修正を志向する社民主義者であり、それを否定する共産主義者ではけっしてないことだけは、念のため申し添えたい。