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投稿者: 自然体 (ID:KR1jc1G02kE) 投稿日時:2010年 11月 28日 08:25
この不景気の中、希望しない私立中学へ無理して行かせる道理がないと思います。
公立中学という保険もあることだし。
皆さんどう思われますか?
我が家の場合、子供はまだ小4ですが、受験希望は以下の通りで、それ以外の学校なら公立中学へ行かせるつもりです。
新興系、成り上がり系、スパルタ系、予備校風系は基本的にパスです。
希望の私立中学に合格しなかった場合は、公立中学から県立トップ高校を目指します。
2/1 麻布か開成(武蔵もOK)
2/2 なし(栄光、聖光は良い学校だけど遠いので)
2/3 早稲田か暁星(筑駒は学区外なので)
2/4 芝
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【2014624】 投稿者: みもふたもないコメンテーター (ID:ShKaVU2TVGc) 投稿日時:2011年 02月 10日 14:29
>学者がいちいち受験システムのこまごましたところまで調べるわけありませんよ
調べないで発言することのほうが問題だと思います。
たぶん、ご自分のラボでの学生や院生に対しての教育感から、益川先生も利根川先生もそうおっしゃっているのでしょう。
過去とは違い、現在では大学は大衆化しており、大学(大学院も含めて)の志願者も定員も多い中で、学力優秀な学生を選抜するシステムとして、短時間で処理のできる学力を測定するマークシート式テストやcomputer adapted testがあります。
大学や大学院の学生選抜とは異なりますが、資格試験、たとえば医師資格試験や専門医資格試験もそうです。
学者先生にありがちなのは、自分の狭い経験の範囲内だけで、選抜や試験のシステムを論じる傾向です。
国際的な学術部門の賞を受けた学者の誰それが言ったから、と言うのではなく、やはり、大衆化した高等教育や専門職職業教育のシステムをきちんと理解して、海外で行われているシステムも含めて、基本的な知識を持ったうえで選抜のシステムを構築していくのがベターです。
まぁ、学者先生ならばそうだろうな、とは思います。
発言が耳目を集めますが、現実離れしているので、実効性に乏しいだけでしょう。 -
【2014630】 投稿者: 根本的 (ID:wwmfnzaRenU) 投稿日時:2011年 02月 10日 14:33
>山中先生が嘘をつく理由もないでしょう。
それは、ないでしょうね。
ただ、私は正直言って、このお二方の日本の教育研究環境に対する批判には(受験制度も含めて)、ちょっと物足りないと思いました。はっきり言うとがっかりしました。利根川さんや中村修二さんのように、「ケツまくっちゃった」ひとはなんでも言えるけど。やっぱり、二人とも国立大学の先生だし、山中さんなんて国から研究費いっぱいもらっているようだし、研究教育制度そのものの欠陥について、ずばりとは言えないんだろうなという感じを受けましたね。
たとえば、PAD(ポストアメリカディプレッション)。日本に帰って来たら「ネズミの世話」、情けない、と。そりゃそうですよ。だけど、それじゃあ、笑い話で終わっちゃうじゃないの。そこが日本システムの最大の問題点じゃないでしょう。最大の問題はどこにある?それは研究者の人事と業績評価です。
日本の人事はどう決まる?ことに、日本のトップはどう決まる?
1 年功序列
2 軽くてパー(小沢一郎談)
3 実力
これじゃあ、やる気でませんよ。実力のあるやつは。 -
【2014652】 投稿者: みもふたもないコメンテーター (ID:ShKaVU2TVGc) 投稿日時:2011年 02月 10日 14:55
根本的さま。
あなたが、コメントしてくださるおかげで、あたくしが解説する機会が増えることに感謝しています。
>学問の世界は全部英語になっちゃったんだから。そこに適応できなければ、要するに負けってことです。オランダとかオーストラリアと比べたってしょうがないじゃないの。
比べることも必要です。
例のランキングにおいては、英語で公開されている大学の研究業績をもとに指標が作られていますから、英語圏のほうが当然、上になります。
逆に言えば、それがランキングにバイアスがかかる理由の一つで、批判の多くはそこにあります。
また、ランキングの指標となる、データベース会社が変わり、昨年のものは3社目です。
一昨年はオランダのエルセビア、昨年は米国のトムソン・サイエンティフィックのデータを使用しています。
また、欧州の非英語圏の国のいくつかは大学教育や大学院で英語で教育・トレーニングを行うプログラムを拡充しており、オランダやスウェーデンが代表です。
かつては、欧州の学生が英国、あるいは米国などに留学していましたが、非英語圏でも英語で教育を行うプログラムを拡充したせいもあって、人口1600万人のオランダや人口900万人のスウェーデンには欧州域内だけでなく、中国をはじめとするアジア圏の学生も入学しています。
学費の上がった英国から、学費の安いオランダやスウェーデンに逆流入も増えました(英国Guardian紙は高等教育のサイトで特集しています)。
決してcheap optionだけでなく、内容も評価された結果とされました。
直接は関係ありませんが、国籍を問わずに無料だったスウェーデンの大学授業料が今年秋学期から国内生とEU/EEA域内の学生のみ無料となり、それ以外の地域の学生は有料(かなり高額になった)のも、英語プログラムに入学した中国系学生が卒業後はさっさと帰国してしまい、卒後にスウェーデンで働いて税金を納めないことが批判されたことが原因です。
税金のただ乗りの批判が起こりました。
大学院博士課程のみ、従来どおり、国籍をとわず無料です。
非英語圏の国々にとって、学部や大学院レベルの英語教育プログラムの充実・拡充で海外から優秀な学生や研究者が集まるようになったことで、国際的な大学ランキングも向上しています。
人口2200万人のオーストラリアの場合は、英語圏ではありますが、おもに優秀な学生・研究者を引き寄せることを国策としており、その成果はアジア系学生の留学生の増加と世界ランキングでの上位キープに表れています。
日本の場合は、どうでしょうか?
学生や教員や研究者の国際性のランキングが低かったことが、昨年のランキングで前年よりも下がった大きな理由とされています。
web metricの学術ランキングでは、それほど下がったわけではありませんが、外国人をひきつける魅力に欠けていたことが、ランキング低下の原因だとしたら・・・・・
どうしたら日本語環境だらけの大学・大学院教育を変えられるのか、道筋は見えてきますね。
根本的さま、いかがかしら? -
【2014669】 投稿者: 根本的 (ID:wwmfnzaRenU) 投稿日時:2011年 02月 10日 15:07
それから、山中さんのひととなりについて、私の感じたことを書いておきましょう。
ひとことで言うと如才ないひとだなあというのが、私の印象でした。
特許も熱心に取得されているようだし
>人脈の重要性、一流誌のエディターとファーストネームで呼び合える関係になっておかないと(企業人さん)
というようなところ。そこまでやるひともいるだろうけど、やらないひともいるでしょう。
さらには、新発見の遺伝子に「ヤマナカファクター」なんて自分の名前を冠している。昔はそういうの普通だったのかもしれないけれど、いまどきあまり見かけないような?どうなんでしょうか?
というわけで、「いやあ、しっかりしてまんなあ」という感じです。少なくとも、「イノセント」には見えませんねえ。
ところが、一方、「勝った負けたよりも、研究そのものが進んで、早く患者さんを救えるようになることが大事です」とか、「一日も早く薬を患者さんに届けたい」なんて子供みたいなことを言う。こちらは「イノセント」。というわけで、アンバランスなひとだなあという印象でした。失礼。 -
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【2014698】 投稿者: 根本的 (ID:wwmfnzaRenU) 投稿日時:2011年 02月 10日 15:24
>あなたが、コメントしてくださるおかげで、あたくしが解説する機会が増えることに感謝しています。
いやあ、どういたしまして。
>例のランキングにおいては、英語で公開されている大学の研究業績をもとに指標が作られていますから、英語圏のほうが当然、上になります。
>逆に言えば、それがランキングにバイアスがかかる理由の一つで、批判の多くはそこにあります。
それは、バイアスは当然あるだろうけど
>日本の場合は、どうでしょうか?
>学生や教員や研究者の国際性のランキングが低かったことが、昨年のランキングで前年よりも下がった大きな理由とされています。
>web metricの学術ランキングでは、それほど下がったわけではありませんが、外国人をひきつける魅力に欠けていたことが、ランキング低下の原因だとしたら・・・・・
とすると、日本の大学のランキングが低いのは、英語にすべての原因があるということですか?英語のバイアスをはずせば、トップ5に入るとでも?俄には信じがたいお話ですが。そんなことが本当に証明されているのですか?
英語をなんとかしなければ、という問題意識は共通ですが。 -
【2014732】 投稿者: 根本的 (ID:wwmfnzaRenU) 投稿日時:2011年 02月 10日 15:53
>調べないで発言することのほうが問題だと思います。
そんなことはありません。
>たぶん、ご自分のラボでの学生や院生に対しての教育感から、益川先生も利根川先生もそうおっしゃっているのでしょう。
おそらく違うでしょう。自分の研究者としての体験から、小学生から大学受験に向けての奴隷勉強などすることには意味がないと確信しているからでしょう。しかも、それはますます増長する傾向をみせている。受験産業の魔の手は、いまや小学校低学年にまで及んでいるのです。クレイジー。学問研究の観点からみれば明らかです。調べるまでもありません。 -
【2014739】 投稿者: 視点 (ID:4b.FmqGfp3Q) 投稿日時:2011年 02月 10日 15:56
>視点さんの入江塾に関してやお金をかければ灘や開成へ行けるというご意見にはそれを裏付ける恣意的でない情報やデータがあったでしょうか?
「並の頭があれば灘や開成に受かる」っていう意見と「並の頭だとどんなにやっても灘や開成に受からない」という人とどちらが情報をださないといけないんだ?
平均的な小学生に「お前らなんてどんだけやっても灘や開成に受かりっこない」って、その可能性を全否定する方が出すべきなんじゃないのか。 -
【2014751】 投稿者: じゃい子 (ID:e.IxdayGUqc) 投稿日時:2011年 02月 10日 16:03
ただのおばちゃんが、こんなところでなにゆ~てんねんと思われるでしょうが。
ここでのお話は、とても日本チックに感じます。
海外にいたことがあってもまだ日本的な角度でしか物事を判断していない。
自分の立ち位置でしかものごとってわからないと思いますが、
埃かぶった保守的な息苦しさを感じます。
根本的にさんへ、
この中央公論で、
早稲田、一ツ橋の実態も書いていますが
冷え冷えする内容でした。
よかったらなにかの機会に立ち読みでもしてみてください。
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