日比谷高校復活のきざし｜掲示板スレッド

D氏には、強く申し上げたい。
月田さんの友人でもないくせに故人の恥をさらす権利はあなたにはない。
まさにその友人たちの書いた追悼文の一部はWEB上で読めるので、きちんと目を通して反省してください。
高校生になったその息子さんが、やさしく健気にふるまっている様子がよくわかります。
私は涙が出ましたね。
どんな学校に通ったらこんなにいい子が育つんだろうなって。

学問の基本は原典に当たる事。それを知らずしてあれこれ論評はできない。
月田先生が何を言いたかったのかよく読み取って、中学受験のどこに問題があるのかじっくり考えてほしい。

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ある母親は、「XX中学は、去年は何点までが合格で何点までがその後の補欠合格だったし、＃＃中学はそれが何点と何点だっし、＋＋中学は何点と何点だったし－－－－－－」とすべてを諳んじていて、しゃべりまくっている。　ある母親は、壁に張り出された算数の入試問題を頭から解き始め、去年より難しいとか易しいとか議論している。　過去の問題を全部やって、覚えているのか？　



試しに、横から問題を覗いてみて、またまた驚いた。　難しいし、量が多い。　これをどうして６０分間で解けというのだ？　でも、その母親は、この問題だと１００点もいるだろうと騒いでいる。　



嘘だろう！　これが時間内に全部解けるということは、それは「数学（算数）」の実力とは別物だ。　小さい時から鍛え上げた曲芸のようなものだ。　まともに考えていたら絶対に時間が足らない。　


まぁ、自分の子供を曲芸のできる達者な子供に育てることは、親の勝手で、とやかくいう事ではないとも思ったが（うちの子だって、曲芸を習わせるのが一般よりはかなり遅かったにせよ、習わせていた訳であるし）、



一番僕が常識を疑ったのは、出題する側の良識である。　


なぜ、このような曲芸のうまさで、子供を選抜しようとするのだろう？　これが、本質的にものを考える子供を選ぶ方法として、明らかに不適切なことは、数学が好きで教育者になった人なら、当然分かるだろう。　


何故だろう。　と、ボーと考えていたら、結局、大学の入試のあり方が、その根本にあるのかもしれないという、自省の念が生まれてきた。　６年制の私立中学・高等学校は、要するに「良い」学校として評価され、健全な経営を成り立たせるためには、世間でいう「良い」大学に卒業生を多く受からせなくてはならない。



　これ自体は当然で責められることではない。　きっと、これらの学校は、本質的にじっくりとものを考えられるような（曲芸のできない）子を中学入試で取るよりも、信じられないほど鍛え上げられた曲芸の達者な子を取った方が、大学入試の結果が良いという判断（または経験）をしているのであろう。　


普通に考えれば、そんな小さい時から詰め込んだら、人生の途中で疲れてしまうだろうと、誰でも思うが、とにかく大学に入るまでに燃え尽きてしまわなければ、私立中高の戦略としては、良いと言えば良い（正当な教育論としては良い筈はないが）のであろう。　



この学校の入試説明会にいった家内が言っていたことを思い出した。　曰く「入試の時のトップ３０人くらいは、そのまま大学入試までトップ３０位以内を保つんだって」。　要するに、マラソンに例えれば、小学校の時から、トップ集団にいないと、後から追い上げようとしても、少なくとも大学入試までには、差がつきすぎていて追いつけない、すなわち先行逃げ切り型のランナーでなくてはならないということだ。この状況も僕らの頃とは、全く違う。　



灘中高の僕の学年でも、高校３年生ぐらいから急激に伸びる友達が何人もいた。　でも、今は、このような追い上げ型の人間は、まず、中学入試でふるい落とされ、大学入試でふるい落とされ、どんどん人生の中でハンディを負うようになる。



　これは「変だ」と言っているレベルではなく、ものすごく恐ろしいことではないか？　



では、大学入試をどうすれば良いのか？　今のような形の選抜では無理なのだろう。　よく言われているように、アメリカ的に入学希望者に対しては、門戸を思い切り広くして、大学の中で絞り込めば良いのか。　でも、そのためには、大学の教職者の数を大幅に増やすとか、設備も大幅に拡充するとか、そういった手当が絶対に必要である。ありきたりの結論になってしまった。　



しかし、これもありきたりの議論であるが、教育は国の将来を決める根本である。　僕と息子の間のたった一世代で、これだけ変な方向に迷い込んでしまっている教育システムを抜本的に変えないと、孫の時代のこの国は駄目になるんじゃぁないか。

＞月田さんの友人でもないくせに故人の恥をさらす権利はあなたにはない。


故人の恥とはなんですか？　月田先生が恥ずかしいことを書いたのですか？
ご説明ください。あわせてこのエッセイのどこがおかしいのか？私は月田先生の感想は至極真っ当だと思いますよ。小平先生もあの問題を短時間で小学生にやらせるのは訓練しなければ無理だと言っている。

ここには高学歴の親御さんも多数いるでしょうが、まともな親なら小平先生や月田先生と同じように感じるのではありませんか？

「だからって」様に異議を唱える人と「だからって」様とのやりとりを読んでいると「だからって」様の方に分があるように私は感じます。

発言を引用する場合は
「【4104120】 投稿者: 結局 (ID:CrJcvNJnVlo) 投稿日時：16年 05月 10日 09:38 」様のレスの

＞【4088064】 投稿者: ケースバイケース (ID:or/6GeUCilM) 投稿日時：16年 04月 27日 09:28
＞
＞中受してマーチだと確かにちょっと残念な気がしますが

のようにどのレスかを明示していただければ助かります。
そうしていただければ引用発言を文脈の中で捉えられるかもしれません。


「【4105420】 投稿者: 「対話」をお願いします (ID:WFjGpOW4IGM) 投稿日時：16年 05月 11日 09:19 」様

＞非難すべき度合いが１対９９であるものを５０対５０と言い張るのは、９９に対する露骨な擁護です。

この文章は次のように書いた方が適切だと私は思うのですが。

「非難すべき度合いが１対９９である」と思っている人にとって「５０対５０」と言うのは、９９に対する擁護と感じます。

いかがでしょうか？
また、「言い張る」や「露骨な」は私には不適切に感じました。


「【4105122】 投稿者: だからって (ID:9igj2wbFLJU) 投稿日時：16年 05月 11日 00:12 」様

＞中受してマーチは残念という言葉がグサッとくるような私立の関係者で、でも公立は貶めたい人？

この一文は必要ですか？　私は不適切だと思います。

>>試しに、横から問題を覗いてみて、またまた驚いた。　難しいし、量が多い。　これをどうして６０分間で解けというのだ？　でも、その母親は、この問題だと１００点もいるだろうと騒いでいる。<<

さすがに「文章を書く」ということについての基本は出来ていますよね。
しかし、前提自体がまったく変です。
故月田教授は誰もが認める秀才で、灘から東大というよくある経歴でもります。
受験に合格もしているわけですよ。
彼がその問題をチラ見した瞬間に小学校６年生に戻ったとしたら、３日もたたないうちに全部解けるようになっちゃいますよ。
自分が受けるのであれば真剣に読もうとするし、結局出来るような人です。
研究に関しては厳正に取り扱うようなものを、こういう俗論の展開の中ではころっと忘れてしまうような方はいらっしゃいます。
彼が灘を受けたときも東大を受けたときも「横からチラッと見たら全然わからないような問題」をあっさり片付けてきた人の発言だということを考えてください。
これは文字通り放言の類で、他の面ではすばらしい実績のある人なので、みんな苦笑しながら見逃してあげるのです。

誤記がありました。
「経歴でもあります」ということです。
恥だと思いますよ。
「アメリカでは」なんて、よく居酒屋で聞くようなレベルの戯言です。
研究分野についてならたとえ一般向けのエッセイであろうが「学問的に正しくない」議論はしないでしょうが、市井の物事についての感想文では「こんなに根拠のない発言をやらかすんだ」と思われてしまうのは恥ずかしいことですよ。

動機老人は、他人の言う事には一切聞く耳持たず、今更訂正も弁解も出来ぬ故人の著述を利用してまで、中学受験を否定したいだけ。こんな厚顔無恥な人間に、”人間形成に関する中学受験の悪影響”を論じられるとは片腹痛い。

人の心配をする前に、自分がどうしてこのように厚顔無恥で狭量な人間になってしまったか考える方が先だろう。

「受験などさせたくないのだが、現状の公立コースを見ると大学進学実績が悪すぎて受験させざるを得ない。」

大学進学実績の良い中高一貫校に限って、そのような動機で本校を志望してほしくない、そんな考えの家庭に育った子どもはいらないと思っているでしょうね…。
学校が目指す教育の妨げとなるリスクの方が大きいから。

まずは学校が目指す教育があって、その教育にインスパイアされた生徒が自分の生きる道を見つけ、それを実現するための手段として生徒自身が大学を志望し、大学入試に向けた勉強を生徒自身がして、結果として進学先が東大だらけだった。
学校側が願っているのは、ただ、それだけのことなのに。
東大に行くなら◯◯中ではなくてね。

だから、中学受験してMARCHは残念なのではなく、中高一貫校だろうが公立校だろうが、中学受験しようがしまいが、消去法で進学先を決めざるを得なかった己の実力不足、頑張りきれなかった己の努力不足が残念なのです。

たとえMARCHでも、本人が学びたい学問がそこにあるなら満足。学歴フィルターはもちろんあるけれど、本人の学びがフィルターを突破することは往々にしてあることです。結婚と同じで、仕事も継続・発展させていくことに価値があるのだと思いますよ。