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投稿者: 円佳 (ID:nl37mhp/4IU) 投稿日時:2021年 10月 26日 12:00
先月上梓された中学受験をテーマとする朝比奈あすかさんの小説「翼の翼」についてのスレッドです。
私も小6受験生の親ですが、身につまされることが多すぎて読んでいて苦しくなるほどでした。「母親の狂気」という言葉を広めたのはマンガ「二月の勝者」ですが、この小説こそ子供に期待するあまり暴走する母親そして父親の狂気を圧倒的なリアルさで描写した壮絶なお話だと思いました。
共感できるところや、ここはちょっと違うと思うところなど感想を語りませんか。
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【6531776】 投稿者: 地頭問題 (ID:goHX/6R9SmY) 投稿日時:2021年 10月 27日 15:22
翼の翼の中にも、あの人はすぐ地頭って言うと指摘されてたママ友がいましたよね笑
でも正直な実感として公立小の低学年にもクラスに数人、明らかに地頭いいなーて思う子はいます。早くからサピックスに入れてうまく磨けば御三家いけそうだなーーって子。親がその世界を知らなかったり興味なかったりするとそのまま公立中学に行くんだけど、それでも地頭いいから良い高校に入って、大学受験も自分で頑張る。
本当はそれが一番平穏だし、幸せなコースなんだろうな。でも、そういう子の親が中学受験をさせたいと思えば、御三家だったかもしれない。
六年間で出会える友達や先輩後輩、学べた授業は違ったかもしれない。けど、その場合、中学受験へ向かう過程で地獄を見る可能性もあり、どうなるかは分からない。
親の情報力、経済力、欲、導き方などで子供の人生は良くも悪くも変わる。
どっちがいいかなんて誰にも分からないことですね。 -
【6531783】 投稿者: ゴルゴ13 (ID:EMnfFqqiYDA) 投稿日時:2021年 10月 27日 15:32
> どっちがいいかなんて誰にも分からないことですね。
つーちゃん程でもないのに、初めから泡を沸騰させて参入される日本人のなんと多いことか、、、、
事実は小説よりも「喜」なり -
【6531797】 投稿者: リアルですよ (ID:5qLdt7.hc5U) 投稿日時:2021年 10月 27日 15:50
地頭+環境です。地頭をベースに、偏差値で±10くらいの幅を努力と環境が左右する、そんな風に思っています。
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【6531865】 投稿者: 実感というか (ID:MuayvSPXJCM) 投稿日時:2021年 10月 27日 16:43
地頭の要素がゼロとは思っていないし、書いてもいません。
元々足の速い子がいるのと同様、元々頭の良い子はいます。
ですので、全く同じ環境であれば、頭の良い子と差が出るのは当たり前です。
そうでなく、孟母三遷の教えを引用したように、私の考えは、同じ子供が違う環境で学べば、結果は違うものになるということ。
あなたも「塾の関係者と思しき方がやってきて」と書かれているので、そこの認識は同じかと思ったのですが、違うのでしょうか。
同じ塾内の能力の違う子供の比較なら、「塾の関係者」は出てこないと思います。
後にレスをつけている方に同意で、地頭+環境+努力だと思います。 -
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【6532127】 投稿者: 発泡酒 (ID:WOz4rVwLAx6) 投稿日時:2021年 10月 27日 20:23
出た!
リアル「東大ダディ」! -
【6532149】 投稿者: うまい! (ID:cGiImakRefE) 投稿日時:2021年 10月 27日 20:45
リアル東大ダディ!笑
リアルサクラサクヒマデさんの登場もあるかっ!? -
【6532439】 投稿者: ゴルゴ13 (ID:i0JCxsTxF9Q) 投稿日時:2021年 10月 28日 06:47
チュージユを検討さらてる親御さんには、是非読んでいただきたい本だ。あとは、ご自由に。
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【6532505】 投稿者: リアルですよ (ID:jI4MSRctutY) 投稿日時:2021年 10月 28日 08:13
おっしゃる通り、本気で上位校目指して中学受験をさせるつもりのご家庭は一読すべきだと思います。
読んだほとんどの人からは、荒唐無稽とまで思われるこの小説に描かれている母親(父親)の狂気が、中学受験界において一般的ではないのだという事は分かっています。
しかし、それがなければ我が子を含めかなりの子供達がトップ校に入る事は難しかっただろうともやはり思っています。
幼い頃から、何か始めてみれば他の子よりも抜きん出ていたこれまでの経験から、中学受験に関しても同じように考え軽い気持ちでレールに乗せる、いや、もちろん中学受験は大変だ、という予備知識はあるため、これまでとは違って多少の覚悟は持っているけれど、むしろこれからの展開を想像しわくわくしながらいっしょに取り組む、4年終わり頃まではそんな感じでした。
スイミングやピアノと違う覚悟て、親も手伝って下駄も履かせる、テスト前に、とりあえず点数が稼げる理社を優先してしまう円佳の気持ちも痛いほどわかりました。
中学受験は大変だから今までとは違って親も本気で向き合おう、ほら、自分が手伝えばやっぱり今までと同じように、我が子は人より前を歩きつづけられるだろう、そんな前半戦なのです。
もしも中学受験をするみんなの親が手助けもせず、
塾も3.40年前のような熱量に戻すのならば、今のようなあんなに苦しくおかしな受験にはならないでしょう。
あんなに難しい問題が解けなくてもトップ校に入れるのでしょう。開成も桜蔭も、40年前の問題は今の子供からしたら基礎問題か間違えるくらい驚くほど簡単でした。
はじめてみたら想像を絶する現実の厳しさに、薄々は気がつきますが、それでも軽快にレールを進み続け、本気でその厳しさを意識する頃には絶対に抜けられない沼にどっぷりハマってしまっていました。
無理してトップ合格を目指すのは親の見栄だろう、というほど単純な話ではなく、子供自身もその頃には様々な方面からの狂気と戦い直走っています。
作者のいう通り、絶対に途中で降ろす事はできないレールになってしまいます。
成績が落ち、親子関係や子供の心が壊れかかり、翼がぼろぼろになってしまった場合、
親は我が子のぼろぼろの翼をなでながら悲しみ、反省をし、散った羽根を拾い集めながら、列車が止まる前に翼を全てもぎ取られてしまわないことをひたすら祈ります。
それでもレール途中で降ろすことはさせず、(今更させられません、子供の努力を思えば)
途中駅や終着駅を変更することで、なんとか翼を守り走り抜けさせるんだと思います。
作者はご自身のお子さんの中学受験時の体験をベースに書いていらっしゃるとのこと、小説では夫の経歴としていますが、ご本人の中学受験塾経歴が元にもなっているようです。
現代の受験の沼、円佳を知った後、お2人いらっしゃるお子さんに対し、どのように受験を終えられたのか、ぜひ伺ってみたい気がします。
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