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【393249】天体のイメージトレーニング

投稿者: みずがめ座   (ID:16yl1Uc0Zxs) 投稿日時:2006年 06月 24日 13:26

星座の問題を教えるのに苦労しています。
実際に天体観測などしたことはないのですが 出来れば疑似体験を伴って問題にあたれるようにしたいと考えています。
 

観測者の視点、天からの視点とを同時進行させながらイメージ出来るようにすればいいのでは、と素人なりに考えてみたのです。
地図でいうと現在地から見える風景から鳥瞰図がすぐ浮かぶ・・ 天体なので更にそれをくるくる回転させて 必要なところで一時停止にしてみたり 巻き戻ししてみたり・・ 


こんな方法は効率が悪いでしょうか。 天体の得意な方はどんなイメージを持って問題を解かれているのか教えて下さい。 塾の先生に子供がきいたところ 問題の数だけ暗記するのが効率的、理解しなくてもいい、と言われたそうです。 


どなたか良いアドバイスをお願いします。

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  1. 【395214】 投稿者: ねむりひめ  (ID:Yqap.rN.Dj2) 投稿日時:2006年 06月 27日 04:17

    みずがめ座 さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 観測者の視点、天からの視点とを同時進行させながらイメージ出来るようにすればいいのでは、と素人なりに考えてみたのです。
    > 地図でいうと現在地から見える風景から鳥瞰図がすぐ浮かぶ・・ 天体なので更にそれをくるくる回転させて 必要なところで一時停止にしてみたり 巻き戻ししてみたり・・


    そういうことが出来れば、その方法がよいと思いますが・・・結構難しいですよ。
    私のプアな頭脳では、日周運動の季節による変化(日周運動と年周運動の組合せ)
    を理解するのが困難です。出来なくはないのですが、めちゃくちゃ時間がかかります。
    北斗七星が見える位置と時刻との関係の季節による変化は、「天球上に北斗七星の位置、
    地球の位置と太陽の位置、地球上で自分の立っている位置と時刻の関係」を考えれば
    理解できるはずですが、そんなことを考えていたら時間がかかり、勘違いもしそうです。
    こういう場合、「恒星の南中時刻は1日4分づつ早くなる」ことは天からの視点だけ、
    「すべての天体は東から西に日周運動し、北天では反時計周り」ということは
    地上からの視点だけで簡単に理解できますから、それを組み合わせて考えます。


    「南中時刻は1日4分早くなるのか、遅くなるのか」
    「北天では時計周りか、反時計周りか」などの基本事項は、
    ど忘れした時にも思い出せるように理解しておいたほうがよいと思いますが、
    毎回それを思い浮かべながら問題を解くのは効率が悪いと思います。
    「ど忘れした時に思い出す手段を持っているかどうか」という違いを除けば、
    丸暗記に近い解き方をしている、という感じでしょうか。


    >星座の問題を教えるのに苦労しています。
    >実際に天体観測などしたことはないのですが


    恒星は動きませんから、星座に関しては丸暗記でもよいのでは。
    個人的には、「すばる」と「オリオン座大星雲」は8倍×口径5cmの双眼鏡で
    一度見ていただきたいと思いますが・・・その頃は寒いですね(笑

  2. 【399227】 投稿者: 実験・体験  (ID:22iMOEwqpEk) 投稿日時:2006年 07月 02日 17:32

    大昔の天文少女です。
    五島プラネタリウムがあったころは、ミニチュアの天体の模型が置いてあって、
    ボタンを押すとそれがぐるぐる回って、へーえと思っていたものですが、
    いつの間にか頭の中でシミュレーションするようになっていました。
     
    とりあえず、基礎として、部屋の真ん中に親子で地球と月を模したボールでも持ち、
    Zライト(ふ、古いですか?何か白熱灯の光源を見つけてください)を太陽にして、
    月の満ち欠けから日食・月食がわかるようになれば、頭の中に少し立体図を
    つくれると思います。
     
    その発展として、部屋の四方に春・夏・秋・冬の星座を貼り付け(名前だけでも可)、
    部屋の真ん中に地球と太陽を模したボールを置いて、太陽−地球−壁の星座、の
    位置になったときに何座が見えるか、で、春夏秋冬と、その折々の季節の星座を
    体感できるようにしてみてください。星座の貼り付け方を間違えると、地球の
    公転が逆方向になったりしますので、それも試練。(笑)
     
    この実験で、太陽の向こう側にある星座が、実は星占いにも出てくる黄道十二宮にも
    なってくることがわかるんですね。(自分の生まれ月の星座は、ちょうど太陽が
    その位置にあるために見えない…というのは、こういうことなのか!とわかります)
     
    まあ、そんなふうに、ちょびっと普段の生活にもでてくる話題も取り入れながら、
    楽しく勉強できたらなと思います。
     
    具体的に星座の勉強の何がわからないのかがよくわからなかったので、以上のように
    書いてみましたが、具体的にこれ、というものがあれば、ご一緒に考えてみましょう。
     
    あまり時間もないかもしれませんが、星座と神話について書いた本を斜め読みするだけ
    でも、一つ二つ記憶の定着してくれる星座がでてくるかもしれませんね。(オリオン座と
    さそり座のように)

  3. 【399659】 投稿者: みずがめ座  (ID:NGOpKs3xz.c) 投稿日時:2006年 07月 03日 10:46

    久しぶりに来てみたらお二人にお返事をいただいていて 大変ありがたいです。



    ねむりひめ様の説明も一度では理解出来ないくらい天体が苦手なので何度も読み直してみます。考え方の手順として疑似体験を持つことは理想的だけれども難しいのですね。 


    まずは日周運動だけでもイメージできるようにと 北極星がある方向を意識しながら足下を高速回転させてみる練習をしていますが これがもう難しいです。 回転させるといっても生活圏内のスケールでは 回っているのではなく高速平行移動に近いので そのつじつま合わせで躓いています。 日周運動と年周運動を組み合わせるなんて 頭がぎしぎし音をたてそうです。 地球上の観察者としての視点にこだわる必要はないのでしょうか。



    実験体験さんの部屋を丸ごと宇宙空間とイメージする方法は よいトレーニングになりそうです。最近、蛍光塗料を使った四季の星座ポスターを見つけたので寝室に貼って試してみます。 天からの視点によるイメージ(天体モデルを頭で回転させること)と 地球上の観察者としての視点はリンクして考えてらっしゃいますか? 


    またよい案があれば教えて下さい。ありがとうございました。

  4. 【399855】 投稿者: 実験・体験  (ID:KRtC8ykoc8c) 投稿日時:2006年 07月 03日 15:58

    具体的に日周運動がこう、というのは、説明するために考えたことがないのですが、
    私がよく使ったのは(そして子どもにも季節が外れている時に説明するのにも使った
    のですが)、星座早見盤です。たとえば、今日の夜8時の夜空、を早見盤で見てみ
    ます。その空は、今日だけの空ではありません。昨日の空でもありますし、半年前
    でもこのような空になります。目盛りがびっしりとついているわけですから、毎日の
    ように、このように見える空があるのですね。でも、季節によっては太陽がでている
    時刻だから見えないのだ、ということにお子さんが自ら気づかれたら、思い切り
    ほめてあげてほしいと思います。私が子どもに対して理解を求めたのはここまでで、
    一日に4分ずつ空の風景がずれる…というのは、結果として、テキストで確認するに
    とどめました。(それを計算させて納得する…というのは高校の地学ですよね 汗)

    ふだんは、夜の室内で(明るいところで)、星座早見盤を両手で持って、掲げて、
    南の空に向かうとき、北の空に向かう時、と、持ち方を変えて、見える星空の
    シミュレーションをして、それから夜空に向かいますと、見えるべき星座の見当が
    つきやすいと思います。

    あと、「子どもの科学」という雑誌も、子どもから大人まで、理科の興味を引く
    内容なので、学校か町の図書館で借りてご覧になったらいかがでしょう。わが家では
    年間購読をしておりますが、よっぽどでないかぎり、そこまでしなくてもいいと思います。

  5. 【419087】 投稿者: 私立校理科教員  (ID:Nw7me.4YkOw) 投稿日時:2006年 08月 04日 11:07

    -実験・体験-さんが書かれていますが,何かのボールを地球に見立てるというのはグッドだと思います.私は小学校入学時に買ってもらった地球儀がなぜ傾いて台にとりつけてあるのか,ずっと不思議でしたが,中学のときようやくわかりました.

    地球は地軸が傾いて自転しながら,地軸の傾きを保ったまま太陽の周りを公転している.日本が太陽の当たらない側にきたとき夜になるから,日本の真上に位置する星々を私たちは見ている.

    さらに,日本に立っている人の地平線を地球儀の上で理解する視点.

    理解するには,太陽系全体を見る視点が必要です.
    そこまで理解できると,飛躍的に面白くなるんですが.


    蛇足ですが,私なら,

    自分が動くと,動かない対象物はどのように動いて見えるか,(電車なんかを例示しながら)を紹介して,星座早見盤をだしてきて......と,授業展開しますね.

  6. 【419755】 投稿者: 天体なら  (ID:o7wnio243N6) 投稿日時:2006年 08月 05日 21:41

    最近はよい映像資料が出てますよ。
    検索されてはいかがでしょうか。
    (ネット環境があるのだから、「どこの何ですか?」という質問はやめてくださいね)

    また自宅で円運動をする複数の回転体の再現は難しいでしょうから
    近くの科学館・天文台などに行きましょう。
    必ずといっていいほど、よくわかる装置があります。
    せっかくの夏休みですから、それを見たほうが正確なイメージをもてると思います。
    問題集を持って、出題内容と比較しながら見れば一発ですよ。

    この話題よくみかけますが、皆さん科学館とかを参考書代わりに使ったことないのですか?
    あ、答えなくていいです;

  7. 【425649】 投稿者: 理科大好き  (ID:MzWXd.wqJ.w) 投稿日時:2006年 08月 19日 15:51

    天体を考えることは、難しいです。特に、5年生のうちは、
    一般的な発達段階において、立体のものを平面に描いた際に、
    その関係づけが、できないそうです。
    (すみません、かなり前に習ったので忘れてしまいましたが…)
    そう考えると、塾の先生のおっしゃることも、間違っていません。
    (入試問題が無難しすぎなのです。)

    東急ハンズのようなお店に行くと、
    透明半球が売っています。
    大き目の半球を買って、実際に星の動きを書いたり、
    顔の前において、自分が観察者のように見てみたりすると、
    イメージがつきやすいと思います。

    お子様は何年生でしょうか?
    これは、発達段階と深く関係しています。
    誰もが、小学生の時には苦手だったのに、
    大人になると「なんだ、簡単だな」と思える分野のひとつです。
    私の経験上、4,5年生のころ、6年の前半では、
    何時間かけても理解できなかったことが、
    6年の2学期当たりに説明すると、あっさりと「なんだ・・・」
    という子が出てきます。
    それも、発達段階に関係すると思うので、全員ではありませんが…
    ですから、もしも、5年生くらいでしたら、
    ほかの分野に力を入れたほうが効率がよいと思います。

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