中学受験はママ友との関係に影響?うまく付き合うコツとは

inter-edu’s eye
子育ての悩みを相談でき、協力してもらえるママ友はとても大切な存在です。ところが、中学受験の影響なのか、ママ友との関係がこじれてしまった…。掲示板にはそのような声がたくさん寄せられています。
そこで今回は、中学受験におけるママ友との関係についてアンケートし、どういう問題があるのか、またその対処法を考えていきます。

中学受験を目指すお母さまの4割は、ママ友との関係に悩んでいる!

ママ友との関係で悩んでいることはありますか?その理由も教えてください。

ママ友との関係で悩んでいること

アンケート結果は、
「ない」…59.2%
「ある:中受をしないママ友との関係」…25.4%
「ある:中受をするママ友との関係」…15.4%

となりました。
約4割の方が、ママ友とのことで悩んでいることが分かります。

あると答えた方から、悩んでいる理由として
・「志望校を詮索される」
・「経済面ばかり注視される」
・「子どもの成績による嫉妬」
・「中受しないママとの交流がなくなった」

などの自由回答がありました。

学歴や年収に関しては、妬みの対象になりやすいため、こと中学受験となるとママ友たちの嫉妬心が煽られます。

また、中学受験をする理由が地元の公立校へ通わせたくないからだと伝わってしまうと、お子さまが地元公立中学校へ進学するお母さまにしてみれば、いい気持ちはしません。

それに、ママ友との関係に悩んで気分が沈みがちになると、お子さまへの影響がないとも限りません。

そこでママ友とうまく付き合うコツについて考えてみましょう。

”中受ママ友問題”には、こう対処する!

では中学受験をするママ友、しないママ友とは、中学受験を介してどんな問題が起きやすいのか、またその場合の対処法をまとめました。

中学受験をするママ友の場合

【問題】

どこを受験するのか、成績はどうかなど、根ほり葉ほり聞かれたり、ライバル視されたりするケースと、不安からなのか相談が多くて、振り回されるケースです。

【対処法】

子どものことを聞かれてもあいまいな答え方をして、質問を諦めやすい方向にもっていくのがよいでしょう。相談事については、「詳しいことはよく分からない」と言って、塾の先生に聞くよう促しましょう。

また、聞かれるタイプの方は、頼りがいがあって、聞きやすい雰囲気を持っていたり、もしくは、やさしそうだから何を言っても大丈夫と思われているのかもしれません。
塾ママで顔を合わせる機会が多いのであれば、あいさつ程度にして距離を置きましょう。

中学受験をしないママ友の場合

【問題】

中学受験をすることが知れ渡ると、急によそよそしくなったり、直接心無いことを言われたり、またはグループの集まりに呼ばれなくなったりするケースです。

【対処法】

特に中学受験をするご家庭が少ない地域では、中受に関してさまざまな意見があることを念頭におき、余計なことは話さない方が無難です。

隠し事をしているようで、気分は晴れやかではありませんが、下手に伝わって問題になることを避けるため、と割り切りましょう。

しかし、顔を合わせる機会が多く、親しい間柄であると、ついうっかりということもありますので、少しずつ距離を置くことも必要です。

また、知れ渡らないようにと行動していても、お子さまが自ら友だちに話して伝わってしまうこともあります。ママ友から急によそよそしい感じを受けるようでしたら、応援はしてもらえない間柄なのだと割り切って、お母さまからはママ友との距離を置くようにしましょう。

上手な距離の置き方とは?

どちらも共通するのは、「距離を置くこと」。しかし、今まで培ってきた関係を壊したくない思いもありますし、距離を置きすぎて疎遠になるのもさみしい気がします。つかず離れずの距離を保ちたいですよね。そのため、これからも関係が続くようなママ友であれば、お母さまご自身に好印象を持ってもらうことが大切です。

ママ友との関係に悩む掲示板に寄せられたアドバイスをまとめました。

【ママ友と距離を置きながらも、好印象を持ってもらうコツ】

・親しい間柄でも自分からは中学受験のことを一切言わないこと。言い方によっては悪く捉えられるため。
・知れ渡ったのちに中学受験のことを聞かれたら、「私立に入れるかどうか…」や「受験勉強続けられるかどうか…」など謙遜して答える。
・なるべく学校の活動にも親子で参加して、協力する姿勢も見せる。
・出会ったらていねいに挨拶をし、笑顔で接し、いい印象を持ってもらう。
・万が一の時のことも考えて「だめだったらよろしくね」と明るくさりげなく伝える。
・塾や受験の話になったらさっと話題を変える。

また掲示板には、そもそも論として、「居心地のいい人間関係を築くには、相手とのほどよい距離感が必要で、距離を置くこと自体が、相手を尊重する『心配り』です。」とコメントがありました。
とても考えさせられる内容ですね。

では、気をつけていたけど、ついうっかりが火種となり、関係がこじれてしまった、もしくは心当たりもないのに、執拗に嫉妬を買ってしまった、など深刻に悩んでしまう状況になったらどうすればよいのでしょうか。

その場合は、今のママ友との関係に固執せず、中学入学とともに新しい人間関係を築いていこうと気持ちを切り替えていきましょう。

掲示板には、そのくらいの強いメンタルを持っていないと、中学受験を乗り越えられないというアドバイスもありました。

ママ友との関係に振り回されない、強いメンタルの持ち方

では、どうしたら強いメンタルを持てるようになるのでしょうか?

主に中学受験を目指すお子さまのお母さま対象のメンタルコーチとしてご活躍されている、大柳美紗さんに、「ママ友との関係に振り回されない、強い気持ちの持ち方」についてうかがいました。

ママ友問題は、確かにいろいろあります。
私も実際、中学受験最中にママ友はいましたが、適度な距離を保っておりました。
それは相手方も同じ気持ちであり、特に何か言葉でというよりは、暗にそのような距離ができておりました。

中学受験においてのママ友の中には、他人のお子さんや家庭のことなど気になる方も少なからずいらっしゃるようですが、あえて一定の距離を保つようにしていただきたいと思います。

もしネガティブな方が周りにいらしたら、自分から距離を置かれることをオススメします。それは、人は身のまわりの人、環境の影響を受けやすいからです。

そういった方と一緒の時間を共有しているだけでも、影響されていきますから、ネガティブ意識がつきやすくなってしまうのです。

とても仲の良いママ友であっても、最終的に中学受験は家族でチーム一丸となって行うものなので、自分の子どもや家族に集中してください。

周りがどうあれ、自分たち家族、子どもが、何のために中学受験するのか(目的)、中学受験を通して得られるものは何か、大切なこと・失いたくないものは何か、この中学受験はお子さんにとってどのような価値があるのか(価値観)、多感な中高時代をどのように育ってほしいのか、将来どのような大人に育ってほしいのか(理想)、そういった軸があれば、他の方は気にならなくなります。

そして、自分たちの子どもだけではなくて、みんなで行きたい学校に合格しよう、他のお子さまに対しても、「頑張ってるね!」「頑張ったね!」「一緒に合格しようね!」と言える強いメンタル(マインド)をお母さまに持っていただきたいと思います。

前だけを向いて、受験に集中していくことが、お母さまのメンタルを強くするのですね。
さらに、中学受験を目指す他のお子さまのことを応援できる、余裕と優しさがより一層、お母さまを強くしていくことでしょう。

ぜひ、強い気持ちをもち、いつも笑顔で中学受験をすることに自信を持ってください。
その気持ちは必ずお子さまにも伝わります。

■参考掲示板:
【4779107】噂好きママにバレた
【4744503】心の中も雨模様
【2701402】中学受験;ママ友とのランチができなくなりました

■大柳美紗さん取材記事:
エデュナビ「気になるけど行けていない『教育最前線』に行ってみた!」
中学受験で溜まるストレス!実体験で得たメンタルトレーニング


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