小4男子のご家庭で実践している、サピックス教材を活用する3つのルール【Sakurako vol.2】(3ページ目)

ルール1:毎日各教科少しずつ勉強する

まず、「毎日各教科少しずつ勉強する」というルールですが、これはサピックスの保護者会で言われた方も多いかと思います。息子は、算数は比較的好き、理科は同じような問題が続くので一度にやると解きやすいことに気づいていますが、1週間経つと先に問題を解き終えた科目の内容は忘れてしまって定着が悪いので、4教科を毎日少しずつ勉強できるように割り振ってスケジュールを立てています。

スケジュールは大きなホワイトボードに1週間分を書いていて、取り組んだものには、息子が自分で線を引いて消し込んでいます。
例えば、算数Aから「計算コンテスト」、算数Bから「復習しよう」の☆問題、理科は確認問題【1】とデイリーステップの【1】、国語Aの読解演習と漢字1回目…のような感じで、各教科を少しずつ勉強するようにしています。

ルール2:間違えた問題にはシールを貼る

次に、マンスリーテストや組分けテスト前にやり直しができるように、「解けなかった問題」「自信がない解答問題」にはシールを貼るようにしています。ちなみに、シールはダイソーなどで売っている直径5ミリ程度の丸いカラーシールを使っています。

マンスリー前は、算数は「ステップA~C」、理科は「確認問題」程度しかやる時間がないので、その部分は書き込まずにノートに解き、間違えた問題にはシールを貼っておいて、マンスリー前にシールの貼ってある問題をやり直す予定です。

この間違えた問題にシールを貼ることは、上の子の頃から続けていて、テキストや問題集が製本されている日能研のテキストや予習シリーズの方が有効だと思います。上の子は「1回目の間違いは緑シール、2回目は黄シール、3回目は赤シール」と決めて、栄冠への道やメモリーチェックなどの演習問題集や暗記チェック集を何周か解いていました。

もちろん印を書き込んでもいいのですが、間違えた問題に「×」印をつけるのはあまりおススメしません。「間違いはお宝!」と思えるマークをつけて、学習の穴を埋められるといいのかなと思います。

ルール3:小テストを有効活用する

最後にデイリーチェックや基礎力確認チェックなどのテストの有効活用です。サピックスの小テストって、テストや解答の裏面がやり直し用の問題になっているのでとても便利ですよね。塾で間違えた問題には、白紙問題の方にシールを貼ってファイリングしているので、時間があれば全問やり直し、なければシール問題だけでもやり直してマンスリーに臨みたいところです。

サピックス教材については、まだまだ試行錯誤ですが、宿題をしっかりやること、マンスリー前にもう一度復習することで、少しでも定着度を高めたいと思っています。そうそう、最後に、息子の場合、算数や理科の「発展問題」はやっていません(息子のコースだと宿題にもなっていません)。上の子の経験から、難しい問題をやれば難しい問題が解けるようになるわけでもないことは分かっているので、欲張らずに基礎固めをしていければと思っています。

そろそろ学校説明会も始まっていますね。4年生は学校での説明会に参加できる機会も少ないのが残念ですが、WEB説明会などを活用して息子にあった学校を探したいなと思っています。もうしばらくwithコロナの生活が続きそうですが、気を付けてお過ごしください。

Sakurakoさん

Sakurakoさんのプロフィール

中学1年生の女の子と小学校4年生の男の子のママ。上の女の子は2021年の中学受験で第一志望の中高一貫校に合格。下の男の子も今年からサピックスに通塾をはじめました。
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