教材が多い早稲アカ生は、模試と塾の教材を中心に学習【ビタミン vol.2】(2ページ目)

各科目の教材活用方法

苦手科目、算数について

正直に言うと算数はもともと不安の多い教科でした。
そこでお世話になったのが『バックアップテキスト』。これは早稲アカのオリジナルテキストで、単元別に易~難まで幅広く問題が集約されています。
最初の1周目は単元ごとに。2周目は間違えた問題のみ。3周目からはこちらで手を加えました。入試では「これは鶴亀算です」という導入はありませんので、初動を自身で決める必要があります。ページにある見出しで「あぁこれは旅人算ね。」と分かってしまうので、伏せて問題を混ぜこんで解いていきました。
ここでつまずきのある単元は再度振り返り、四谷大塚の『入試実践問題集』(単元別で実際の過去問から集約)で演習を重ねました。

理科社会の教材活用法

わが子は、国語は好きで、算数と理科に不安。社会は時代により波がある状態。
理社では1問1答のようなシンプルな問題に抵抗はありませんが、長い文章やグラフなどが駆使されてくると戦意喪失してしまうタイプ。
これには対策に苦労しました。
どの教科でも単純問題ばかりではなく、複合的な問題が出されますし、思考力を試し書かせる問題が多くなっています。

そこで、次に力を入れたのは「文章の中で解く」という作業です。
覚えた知識を武器にして解いていく…。
アウトプットの演習量が少なかったので、当時の娘は武器を多く持っていても、誤用や適切な武器を出せないことが多かったと感じます。

理科はまず知識事項を早稲アカオリジナルの『マスターテキスト知識編』でおさえ、文章の中で解く意識としてこれまたオリジナルの『マスターテキスト演習編」でアウトプットを繰り返し。そして四谷大塚の『入試実践問題集』で実践。娘は理科分野(生物、化学、地学、物理)ではっきり得手不得手が出たので、苦手な分野は特に繰り返し解きました。

社会は歴史学習が始まる前に日本の歴史漫画で大体の流れは摑むようにしていました。ただ好きな時代はとことん好きだけど、それ以外はイマイチ…。それでも問題は選べないので知識事項は『四科のまとめ 社会』でおさえ『演習問題集』でアウトプット。社会は軌道に乗ってくると面白いようで『入試実践問題集』の難関校・有名校ともに終了しました。

理社について、知識事項は時間のないとき、口述試験のようにこなすこともありました。記述対策を意識して語句説明をしてもらうことも。また算数と同じく見出しの単元は伏せて、最初の1手は自分で導き出すことを重点的に行いました。

早稲アカはとにかく四谷大塚のものと合わせて教材が多く、とてもほかの教材までは至りませんでした。だからこそ、テキストと問題集を繰り返し解いたにつきます。

プラスアルファとして、得意だから「おかわり」が欲しいもの、苦手だから「じっくり強化したい」ものに関しては先生方からプリントをもらったこともありますが、普段の課題や模試の解き直し等盛りだくさんですので、まずは目の前にあることを着実に消化していくことが最善だろうと思います。

ビタミンさん

ビタミンさんのプロフィール

中学生と小学生のママ。上の子は小学校3年生から早稲田アカデミーに通い、中高一貫校に通っています。下の子も中学受験を検討中。
長女の中学受験を振り返りながら塾ママブログを書いていきたいと思います!
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