中学受験をしてよかったと思える志望校・併願校選びとは?【ビタミン vol.5】

時折残暑が厳しいながらも、秋らしさを感じる季節になってきました。受験生は夏の天王山を超え、少しずつ本番の足音が…。非受験生においては、学年の折返しを過ぎて1年の早さを感じていることと思います。

さて、今回のテーマは「志望校・併願校」について。受験生に向けて参考になるおすすめ動画と私の体験談も交えながらお送りしたいと思います。(首都圏受験ということが前提になります)。

1月入試は受けたほうがいい?わが家の場合…

1月入試は受けたほうがいい?わが家の場合…

受験の流れでいうと、1月入試や地方校の首都圏入試を受けて、2月の入試へと向かっていくようなイメージが多いのではないでしょうか。2月に志望校が控えていると1月が本番への「練習」だの「模擬試験」だの言われたりしますが、もし1月入試を受けるなら、2月と同じ緊張感と意識を持って受験してほしいなと思います。良いことも悪いことも後に活かせるチャンスくらいに。

というのも、1月入試校が志望校の受験生は多くいます。2月入試の志望校が残念で1月校に通う可能性もあります。「併願校」というと「第一志望を見据えて考える学校」、「安全校」、「第一志望残念組が行く学校」などさまざまなイメージがあるかと思います。どちらであれ、通う可能性を考えて受験校を選ぶと思いますので、どこへ行っても満足できる学校選び、受験校の確定ができると親子ともども、安心して結果を受け入れられると思います。

偉そうなことを書きましたが、実は、わが家は1月校受験に消極的でした。塾ではクラス別に〇〇クラスなら1月入試は□□校を受けましょう、などとオススメされます。ぶっつけ本番で2月入試は避けた方が…と。その気持ちは分からなくもないです。
しかし、わが家にとって1月校は通えなくないけど物理的に通学がまず大変だろうなと感じていました。合格が貰えたら嬉しい…けど果たして通うだろうか?-こんな思いが堂々巡り。朝から体力使って入試受けに行くのもなぁ…何が娘にとって最善なのか?周りが1月受験校を決めていく中、焦りもあり。結果で言うと、地方校の首都圏入試を1つ受験したのみ、学校に直接行く1月入試は受けませんでした。

周りと違い不安もありましたが、この采配で良かったと思います。後から先輩ママに聞いたところ、こんな話も。塾に1月校は2校受けてほしいという話になり、その通り受験。当の受験生は、1月校は1つで良い、あとは2月に集中したいと思っていたそうです。1月校の最初の入試を受けた後、風邪をひきダウン。偏差値でいうと合格の可能性が高いと塾側が踏んでいた2校目を落とし、モチベーションダウンに…(しかしながら、第一志望校には見事合格!)。

もちろんネガティブなことばかりではないので、1月入試の捉え方はさまざまだと思います。志望校というご家庭もあれば、先に合格があれば2月頑張れる!良き悪きも経験したい!パワーは取っておきたいなど…。お子さまの特性を考えて1月に関しては方向性を決めて良いと思います。そして1月入試を受けるなら保護者控え室の確保がコロナ禍により定かではないので、待機できる場所を早めに確保しておくと良いですよ。

また、こちらの動画は参考になりますので、ぜひご覧いただき、各ご家庭で落とし込んでいければと思います。

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