親が求めたくなる「普通の子ども」の姿

こんにちは。小学校2年生男子の母、唐あげです。
昨年はコロナ禍で夏休みが短縮されたため、小学生の長い夏休みを初めて経験しています。
1学期は、体育発表会や公開授業などの行事が行われ、コロナ禍でも学校の様子を知ることができてうれしく思いました。

図工が一番楽しいみたいです。
図工が一番楽しいみたいです。

就学前は、運動会、お遊戯会などの行事に参加するのがとても苦痛でした。というのは、うちの子どもは団体で行う発表会などがとても苦手で、いつも一人だけ浮いていたからです。保育園の先生が「当日ショックを受けるといけないから」といって、事前に練習の様子を教えてくださったこともあるほど…。

子どもは「小学生になったらちゃんとする」と言っていたのですが、あまり期待はしていませんでした。ですが、うれしいことに有言実行だったみたいで、入学してからは授業や行事にきちんと参加するようになりました。今年も安心して行事に参加できてよかったなと思います。

公開授業はまさかの大盛況!

学校行事の中で特に印象に残っているのは、公開授業です。息子の担任は、この春からの新任の先生。新学期早々に行われた保護者会では、父母がざわめくくらいおろおろとしていましたが、7月の公開授業は子どもたちの生き生きした姿を引き出す授業をしていて、ベテランの先生にも負けていないと思いました。

自分がボケ(ダメなパターン)をして子どもたちのつっこみを誘うという方法で、子どもたちに「ハイ!ハイ!」と元気よく手を挙げさせるのは、若い先生ならではの感覚なのかもしれません。間違った答えを言う子には、先生は明るくさっぱりとした声掛けをしており、からかう子がいないのも印象的でした。明るく楽しく意見交換ができる雰囲気があるから、発言する子も多いのかもしれません。

子どもによると、普段から同じような授業内容でいつも面白いそうです。自分自身が小学校の頃に、授業が面白い先生にあまり出会えなかったので、息子のクラスの子どもたちがちょっとうらやましくなりました。