中高一貫校で学校生活を満喫する娘、学校選びで重視したことは?【Sakurako vol.8】(3ページ目)

中学受験終了組として感じていること

最後に、「学校選びで大切なこと」とは少しポイントがずれますが、1人目の子の中学受験終了組としての意見を書いておきたいと思います。それは、進学先は、わが子の学力にとって適正な学校であることが大切だと言うことです。

中学受験の渦の中にいるときは、「入試合格」がゴールのように思うかもしれませんが、入学すると「偏差値50(同じ学力の子が横並びである)」からのスタートです。入学式後には多くの私立中学でベネッセ模試があり偏差値や校内順位が出ますし、1か月半後には初めての定期試験があり、平均点からの分布などからわが子の立ち位置を知ることになります。

子どもの成長や自己肯定感を考えたときに、「真面目に勉強し頑張れば、上位の成績が取れる」と言う学校が、その子にとっての「良い学びの場」なのではないかなと思います。そのためには、中学受験の段階で、親が勉強内容やその方法をすべてお膳立てするのではなく、ある程度自走自律して学べるように成長を促すことが大切なのかなと思っています。

この夏、4年生の息子にも何校か学校を見てもらいたいと、学校説明会に申し込んでいましたが、残念ながらコロナにより延期となってしまいました。息子は「通学距離(姉が、通学が楽なことをよく自慢しているので…)」と「やりたい部活があること」で学校を選びたいと言っていますが、実際に学校を訪問したことはないので、できるだけ早いうちに機会があれば良いなと思っています。

早く、コロナが収束して普通の生活が戻ると良いですね。それまで、今しばらく我慢が続くと思いますが、みなさまもお気をつけてお過ごしください。

Sakurakoさん

Sakurakoさんのプロフィール

中学1年生の女の子と小学校4年生の男の子のママ。上の女の子は2021年の中学受験で第一志望の中高一貫校に合格。下の男の子も今年からサピックスに通塾をはじめました。
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