中学受験は難化している!?過去問を見て思うこと【レモン vol.10】

日能研カレンダー

怒濤のような夏期講習を終え、最後の実力テストも終了。夏休みの塾が終わりました。

夏期講習は全28日、ほとんど学校の終業式が終わったと同時にスタートし、お盆以外は週6(日曜のみお休み)とかなりハードでした。

わが家の場合は、中堅校とチャレンジの難関校を目指している(一番のボリュームゾーンレベル)ので、基礎が不十分なのは命取り…。
ですが、相変わらず詰めがあまいまま夏休みを迎えてしまいました。

しかし、夏休みを振り返るとスタート時に決めた基礎学習はなんとかやり遂げることができ、テストという結果にはつながっていませんが、じわじわと本人の気づきにつながったのではないかと思います。

夏休みの目標

各科目の基礎チェック

理科社会の『メモリーチェック』(日能研の基礎問題集)、計算、漢字・語句

テスト直しノートを作る

時間をかけすぎず、自分の傾向を理解するための間違えノートを作る

実際、ほとんどの時間を塾で過ごすので家庭学習の時間は取れて2~3時間程度。宿題や、その日の確認なども含むため本当にあっという間に時間が過ぎました。

テストを受けると、基礎的なことは比較的できているけれど、最後の詰めができない。読み間違え、読み飛ばし、計算ミスなど同じ間違えをするということがなかなか直せず、親子ともにジレンマでした。

過去のテストで間違えた「漢字」「計算」をはじめとした正答率の高い問題はすべて1冊のノートにまとめる。
毎日の基礎学習もテストの間違いノートも5年生の頃からずっとやろうと思っていて、結局時間がなくて徹底できず6年の夏まで来てしまいました。絶対やったほうが良いです…。
こまめに、朝の時間で確認をすると思ったほどの負担感はありませんでした。

親が主導ではありますが、基礎学習の習慣と間違えた問題の振り返りを毎日行うこと、本人の努力としては計算の途中式を書くこと、漢字をきっちり書くことは徹底できたのではないかと思います。

6年生にもなって?ではありますが、単純な勉強を自分で進めていくということは簡単ではありません(個人差があると思います)。
子どもが自分でやってくれたら…、と何度思ったことか。

最近、思うのは4年生から塾には通っていたけれど、勉強習慣が徹底できなかった、わが家のゴールは中学受験よりもっと先にあるのかも…ということ。

今のやり方で間に合うのか?思うような結果がでるか?分かりませんが、試行錯誤の後、いつか本人の望んだ結果が出たとき、自分の中でつながると信じています。

夏休みも基本的には塾を休まず、個別指導塾にも通い、過去問にも前向きに取り組んでいる姿を見ると、本人は最大限頑張っていると思いますし、それを信じて引き続き応援をしていきたいと思います。