2学期になり、相変わらず毎週テストがありますが質が変化してきました。
一通り、受験範囲が終わり総仕上げに入ったという印象です。
引き続き復習の育成テストは月に2回あるものの、合格力実践テスト(実力テスト)と公開模試(志望校判定テスト)と実力テストの範囲が広がり、幅広い知識の確認がスタートしました。
志望校判定模試の活用
わが家が志望校判定模試の結果をチェックするときのポイントは、こちらの3点です。
・志望者の中での立ち位置やレベル
・併願校選び
・弱点分野の発掘
志望者の中での立ち位置
目指す順位を具体的に決める
実際戦うであろう受験生の中での立ち位置が数値化されます。
もちろん他塾からの受験生も多いので判断材料はほかにも必要になりますが、日能研の過去実績が安定している学校であれば、この立ち位置からある程度、合格圏内か否かを想像することができそうです。
学校によって、合格者数が揺れている場合は難しいかもしれませんが、わが家の受験予定校の実績は精度が高そうです。
ここに登録できるのはA判定8校、B判定4校。
A判定は同日同時間帯に1校しか入力できません。つまり実際に受ける可能性の高い学校をスケジュールどおりに登録します。
「A判定」に登録された学校は、併願情報や学習アドバイス(その学校を志望している集団の中で特に差のつきやすかった問題を表示するなど)、合格するための学習の目安となる具体的なアドバイスが届きます。
「B判定」は併願情報やアドバイスはありませんがダブっていても登録ができるので、迷っている学校などを登録すると順位など立ち位置のみ確認することができます。
1学期はA判定しかなかったため、併願校も早めに決めたほうがよいのか?(模試の結果なしで考えるのも不安なので…)、などといらぬ心配をしていましたが、決断にはもう少し猶予ができました。
現状の第一志望はまだ「努力圏」。届きそうで届かないレベルにいます。
目安として塾の中での順位を1つの目標にして、そこに到達するためにはあと何点必要だったかを伝え、具体的にどの問題ができたらよかったのか?本人が確認するという流れを取ることにしました。
1万人中の何千番という数字にはピンとこないようですが、「100人中の30番に入らないといけない。今、あなたは60番。あと30番上げるためにはどうすればよい?」と言うと、母数が小さくなると本人も少しイメージできたようで、問題をじーっと見て考えていました。
偏差値が50~60の間を動くわが家は漢字1問、算数1問、各教科1問ずつミスを減らすことができるだけでも大きく状況が変わります。