サピックス6年生、模試を受ける理由と活用方法について【さくら子 vol.11】

こんにちは!サピックスに通塾中の小6娘の母さくら子です。

9月に入り、模試を受ける機会が格段に増えました。
志望校にもよりますが、わが家は毎月最低2回模試があります。
これに外部模試も加えると、月3回模試!という月も…。

今日は模試の受け方についてわが家のケースを書きたいと思います。

模試を受ける理由

模試を受ける理由

わが家が模試を受ける理由は、
・志望者の中での立ち位置や弱点を確認するため
・当日の動きの確認や場馴れのため

という2点です。

志望者の中での立ち位置や弱点を確認するため

まず1つ目の理由として、志望者の中での立ち位置を確認するために模試を受けています。

サピックスの合格判定模試は合格可能性と合わせて、合格基準点より何点過不足があったかを判定してくれます。

この過不足が大きければ大きいほど、自分の今の立ち位置が安全なのか、そうではないのかということを確認できます。

逆に過不足が少ない場合、判定で合格可能性が80%だったとしても、実は、あと数点取れていれば、または落としていれば可能性が変わっていたということにもなります。
つまり、ギリギリのところで合格可能性が良い方、または悪い方に判定された、ということです。

9月に早速、学校別サピックスオープンや合格判定サピックスオープンを受けましたが、わが家は思うような結果が出ませんでした。

中身を見ると、凡ミスが散見されたのと、知識の暗記不足など基本問題を落としていました。
過不足でいうと、あと10点弱不足していました。
つまりあと2問ほど取れていれば、合格可能性が上がっていたかもしれないという状況。
立ち位置的にはまだまだ足りていないと感じました。

親からしたら残りの数か月で挽回できるものも多いから気にする必要はない、次に活かせばいいとも考えていました。

ですが本人はやはり落ち込みますよね…。
受験は無理かも…なんていうことも口にしていました。

不安そうな感じだったので、いつもはまかせっぱなしの解き直しを、娘と一緒にすることにしました。
なぜそのミスをしたのか一人で考えさせるよりも、親も一緒に確認する方が子どももミスに客観的に向き合えるので良いかなと思ったからです。

とても落ち込んでいた娘ですが、点数を落とした原因を一瞬に確認できたことで弱点がはっきり分かり、これからの課題が見えたようでまた前向きになることができました。

こうやって自分の立ち位置や弱いところが分かるので、模試はやり直し含めて時間も食いますが、今の時期に模試は欠かせないものです。

当日の動きの確認や場馴れのため

2つ目の理由は、試験当日の動きの確認や場馴れのためです。

娘は緊張しやすい性格です。
なので、場馴れのために、なるべく違う校舎、中学校が会場になっている場合は中学校、という風にいつもと違う環境で受けるようにしています。

特に中学校が会場になっている模試。
これは積極的に参加するようにしています。

いつものサピックスの机や椅子と勝手が違います。
雰囲気も塾とは全く違います。
学校に入ってから教室にたどり着くまでも、塾とは違うものが目に入ります。
こういう初めての場所に物怖じしないようになってほしいのです。

また、その学校に行くまでの経路や交通手段、遅延のときの対応や到着時間の確認など普段やらないフローが発生します。

親は入試当日、このイレギュラーなフローに惑わされないようにしておかねばならず、慣れておく必要があります。
特に私自身そそっかしい面があるので…こういうイレギュラーな動きを経験しておきたいと思っています。

なので、模試はいつもと違う会場を選択した上で、そこにたどり着くまでの動きに慣れるために受けることにしています。