サピックス6年生、模試を受ける理由と活用方法について【さくら子 vol.11】(2ページ目)

模試当日の過ごし方

模試当日の過ごし方

これは子どもの性格にもよると思いますが、わが家の場合について書こうと思います。

まず当日はいつもより早めに起床します。
家を出る時間から1時間半前には起こします。

いつもの基礎トレ、『コアプラス』、漢字の朝勉強。
脳のウォーミングアップは必須です。

その後、食事や身支度を済ませ、持ち物の準備をしてもらいます。

絶対忘れてはいけないのが「受験票」です。
これはカードケースに入れて持たせます。

あとは文房具の確認です。
鉛筆だけでなく、消しゴムも必ず予備を2つ入れておきます。
試験中に机から落とす可能性もあります。
落としても音がしないので試験官にも気づかれにくいので、消しゴムの予備は必須です。

模試の受験票はプリントアウトできるので、私も予備として持っていきます。
あと文房具。これらも持っていきます。 

服装ですが、本番で面接ありの学校の受験予定がないので、いつもどおりの慣れた服装です。

模試会場ではフォーマルな服装の方もお見かけしました。
本番で面接ありの方なのではと思います。
なるべく本番に近い形で模試は受けた方が良いと私も思います。

あと電車での移動中の勉強ですが、テキスト類を見なさいと積極的には言わないことにしています。
なぜなら、もし酔ってしまったら…焦りをあおってしまったら…と悪いことを考えてしまうからです。
酔い止め薬を飲む、という手もありますが、娘の場合、そこまでしてテキストをチェックしても頭には入らないように思えます。
移動中は自由に過ごさせています。

模試後の過ごし方

サピックスでは模試が終わって数時間後には採点前解答用紙のPDFファイルが専用サイトにアップされます。
わが家は即自己採点します。
そして即やり直しに取りかかります。

6年生の秋にもなると直しのための時間が確保しづらいことと、まだ記憶が鮮明なうち・本人のミスした悔しさなどが新鮮なうちにやる方が娘の場合は効果があるように思えます。
記述問題など採点されていないとやり直しが難しいと思いますが、解答例や解説を読みながら何が足りていないかというのを確認するようにしています。

そして娘なりの解答を作らせて、解説に沿ったポイントを押さえているかを確認しています。
このやり直しに今更ですが「やり直しノート」を作ってやり直すことにしました。
この時期のミスは確実に弱点分野だと考えられますので、正しい知識を調べてノートに詳しく書かせて本人にまとめてもらいます。
そして数日後にまたノートを見返して…というのを繰り返すようにしています。

(たまに忘れてしまいますが…)。

この時期のミスは今まで直すことができなかったもの。
なので、本番でもミスする可能性が高いと思いますので、このノートは本番当日にも持っていくつもりです。

他塾の模試について

他塾の模試のことについてわが家の受ける基準を書こうと思います。

・志望校名がついているもの
・志望校が会場になっているもの

この両方いずれか満たしていれば、申し込むことにしています。

他塾の模試は、志望校の傾向に似た問題を解くためと志望校での受験に少しでも慣れるためです。

ただし、無い時間を縫って受験することになりますし、やり直しもしなければなりません。
模試は結構時間も体力も奪われるなぁと感じます。

それに出先で感染症に感染する可能性もゼロではありません。

なので、わが家では、外部模試の受験は冒頭に述べた2点に該当した場合のみ申し込む、ということで必要最小限にしています。

最後に

模擬試験の結果ですが、世間では一喜一憂してはいけないと言いますが、わが家はガッツリ一喜一憂してしまいます。

先にも少し触れましたが、直近の模試では思うような結果が出ずに終わりました…。
娘の前では見せませんでしたが、結果を見た直後はかなり落ち込みましたし、これからどう勉強を進めたら良いのかとても悩みました。

悩んだ末に気がついたことは、当然のことになりますが、この時期は塾では難易度の高い問題にたくさん触れていますので、家庭でできることといえば、日ごろの授業の復習と、あとは抜けている基礎をしっかり定着させることがとても重要だということです。

模試の結果には本当に泣かされましたが、クヨクヨしている時間もありません。
結果に振り回されず、足りない部分を補足する。
これを愚直にやり続けるしかないと気が付きました。
模試の結果には恐らくこれからも泣かされ続けると思いますが…。
本番までに模試でミスした部分ができるようになれば良いので、子どもにもそう言い聞かせて親子で頑張っていきたいと思います。

さくら子さん

さくら子さんのプロフィール

サピックスに通う小学校6年生女の子のママ。中学受験が不要といわれる教育面で恵まれたエリアにお住まいですが、通信講座でお子さまの成長を感じ、もっと伸ばしてあげたいという思いから中学受験をすることを決めました。
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