2022年中学受験、合格につなげる直前期・入試当日の過ごし方【さくら子 vol.15】

ご無沙汰しております。かなり久しぶりのブログになってしまいました。
12月からしばらくブログをお休みしていた元・サピックス生小6女子の母さくら子です!

お察しとは思いますが…
なぜ12月からお休みしていたかと言いますと…
「サポートが大変になりすぎたから」です(笑)

必要なものの準備など事務的な大変さもありましたが、それよりも本番に向けての心配が大きく、メンタルがしんどい時期で、ブログを書く余裕もなくなってしまうほどの直前期でした。

そんな大変な直前期でしたが、おかげさまで入試結果は第一志望校に合格、ほかの学校も無事合格することができ、親の心配をよそに納得のいく形で中学受験を終えることができました。

今回は私たち親子が直前期に何をして過ごしていたのか、そして入試当日にやってよかったこと、受験を終えての感想について書こうと思います。
2023年組のみなさまの参考になれば幸いです!!

直前期にやっていたこと

1.早起きの練習

12月に入ってから徐々に始めました。もともと、朝勉強をしていたので早起きはしていましたが、6年の夏辺りから疲れが見え始めたので、わが家は8時間睡眠を死守するため睡眠時間を優先、無理な早起きは止めていました。

12月は6時30分に起きることから始め、1月前半は6時15分、1月後半は6時起床、という風に本番当日の起床時間に少しずつ合わせていきました。
といってもできない日もあったので緩めに進めました。

早起きについては焦らなくても大丈夫です。早起きにこだわるあまり、睡眠時間を削らないようにしてくださいね。

2.自信を持たせるための学習

2.自信を持たせるための学習

サピックスでは直前期に新しい問題や難問に手を出さないように保護者会で言われます。理由の一つに、本番に向けて本人に自信をつけさせるための期間だから、ということがあります。

なので、この時期は得意なことをさせるように気をつけました。
過去に解いたSS特訓での志望校別プリントと過去問を中心に、スラスラまでは解けないけど少しだけ難しめ、でも間違いなく解けるであろう類の問題をセレクトしました。少しだけ負荷のある問題です。

正解すれば本人の自信に繫がりますし、凡ミスした場合は自分の考え方のクセなどを再度気づかせることにもなります。

とはいえたまに私がセレクトミスをしてしまうことも…。
娘が「やっぱり解けなかった…」と言ってきたときは「その問題は捨て問! 本番で似たものが出題されたら即飛ばす!!」と切り捨てていました。

3.暗記ものを一緒にやる

サピックスではコアプラス、知識の総完成、年号暗記、データバンクなど、そのほかにも覚えるべきアイテムがたくさんあります。

直前期は本人のやる気も上がるので、知識を入れ込むのにもってこいの時期です。
どれを優先するか迷ったので、サピックスの先生に相談しました。
一部のお子さまはもう仕上がっている時期かもしれませんが、暗記が苦手な娘はコアプラスを徹底的にやったほうがいいと先生からアドバイスをいただいたので、直前期の暗記ものはコアプラスのみに絞りました。

私が問題を出して娘が答える形で進めました。
具体的なオススメ方法は2つあります。

・何度もつまずいた問題のみやる(コアプラスを始めた頃からミス問には印をつけさせると良いです)
・解答から問題内容を答えさせる(たとえばある問題の解答が「本能寺の変」ならば、「本能寺の変ってどんな出来事?」という風に解答を問題にします)

協力して学習すれば一致団結感も高まって、子どもも気持ちが安定するような気がします。

4.受験生を癒やすことに専念する

直前期の娘はやる気満々かと思えば、情緒不安定になったり胃痛をおこしたりと万全の体制には程遠かったです。

特にサピックスが終わってからの超直前期、1月の終わりには早くも燃え尽きた状態になり、親の私もどうしたら良いのか戸惑いました。

いろいろ考えてみましたが、不安を消す何かというよりも楽しい気持ちになれたり癒やせたりすることをしてみました。

たとえば、入浴剤にこだわってみる。普段使わないちょっとお高めの入浴剤を使ってみるとか。
ほかにも一緒にお買い物に行ったり、まったり自宅でお茶をしたり、時には自宅前でサクッとバトミントンや縄跳びをしてみたりと、娘の気持ちを汲み取りつつ、そのときそのときに楽しめそうなことを選んでやっていました。