小学校受験で子どもの意外な一面を発見する【ママまる vol.3】(2ページ目)

試験終了後、塾での報告にてサプライズ

試験終了後、塾での報告にてサプライズ

当日の様子を用紙に記入し、受験の記憶が新しいうちに(わが家は試験終了後のその足で)塾に報告に行くことになっています。当日は疲れているだろうから別日にしようかとも思いましたが、次男は「早く先生とお話したい!」と元気に塾に向かいました。記入した用紙も提出し、次男は先生と別室でお話してきました。

「あんなに点図形やったのに、2問しか出なかったです」とか、「鏡の問題、シーソーの問題も出ました」など、ほかにもお話の記憶の問題はどんなだったとかたくさん先生に伝えてきたようで、戻ってきた次男の表情はほっこり。まるでお風呂上がりのようでした(笑)。

お菓子の詰め合わせと5,000円分の図書カードをいただき、そちらにもビックリ! 思わず次男は「来てよかったね!」と言っていました(笑)。

得意な問題から次男の意外な一面を発見する

小学校受験のペーパー問題って特殊ですよね。規則性のある絵の空欄を埋める「系列」は、言葉で説明しにくく苦労しました。しりとりでは名前を知らなくて焦ったり。図形の重なりを順番に答えるものや、シーソーで3~4つのものの重さ比べをして順位をつけるというような問題もあります。すべて紙の上、平面で解くので想像力が必要な問題が多く出題されます。

そのなかで、次男がなぜかシーソー問題が得意だったのです。私の理解がついていかないほどのスピードでどんどん解いていくので、答え合わせが間に合わないほど。一方で鏡の問題は、何度やっても間違いが出てしまいます。だからどうしたということではないのですが、子どもの得意不得意は分からないものだなと、たくさんのことにチャレンジすることの大切さを学びました。

小学校受験の知識が役に立っている

今次男は1年生の2学期を過ごしています。2ケタの計算が始まりました。受験で経験したサイコロ問題が今、役に立っているなと感じています。大人は誰でもサイコロの目を見てすぐに数を答えられますよね。次男は始めに少し苦労しましたが、目で見て数を判断することが割と早く身につきました。小学校受験のときの経験が、数字を難しく捉えるのではなく、感覚的に捉えるという訓練になっていたのかなと感じます。

それ以外にも、旬の食べ物やお花を見て「もう秋だね」なんて一緒に話せることも、受験がなければ難しかったかもしれないなと、慌ただしい日々のなかで取り組んだ1年前を懐かしく思うのでした。

さて、今回は中学1年生の長男は登場しませんでした。彼は先日初めての学園祭を終えて、すぐに漢字検定と中間テスト、英検を終えました。中学生って忙しいですね! この学園祭で「いい学校に通えてよかったね!」と思うできごとがありました。その話はまた次回に!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ママまるさんのプロフィール

45歳ワーママ。中1の長男、小1の次男、夫の4人家族。どちらかというとお受験否定派だった我が家が、ひょんなことからダブル受験となった。長男は第一志望ではない学校へ。次男は第一志望の学校に通い始める。ふたりの学校のギャップに驚きつつも、学費を稼ぐために奮闘する日々を綴る。

ママまるさんの記事一覧≫