早稲アカに通う小6息子が校舎を移動した本当の理由【とっきーvol.3】

良かれと思って続けているオンライン授業で感じた問題点

こんにちは。地方都市在住、スポーツと両立しながら中学受験にチャレンジ中のとっきーです。

あと1か月も経たないうちに夏休み!? 6年生の過ごし方としては、それなりに忙しくしているような、結局なんとなく時間が経っているような、つかみどころのない時間の過ごし方をしています…。

今日は、我が家ならではの塾の活用法について書いてみたいと思います。 すでにご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、息子は水泳選手コースに通いながら早稲アカに在籍し、授業はオンラインでの参加がほとんど。長期休みでたまに新幹線で通塾する程度です。

我が子と先生の相性は実際の授業を見て決めよう

私は田舎育ちでしたので、中学受験はもちろん、大手塾がどんなものかを知るはずもなく、「親が見学できない子どもの習い事があるの!?」と驚かされたことを覚えています。早稲アカに入塾するまで、地元の塾でいくつか体験授業に参加しましたが、見学できたのはたった1か所のみ。そのほかは、子どもだけが奥に連れて行かれるシステムでした(早稲アカも問い合わせれば見学ができるのかは分かりません)。小学校低学年の子が、たった1度の体験授業で入塾するかどうかを決めるという世界をちょっと不思議に感じていました。

息子の場合、早稲アカの体験授業に参加したタイミングがコロナ真っ最中でした。真っ先にオンライン授業を取り入れた早稲アカでは先生のキャラクターや授業の内容、息子が取り組む様子も丸見え。カメラの角度や位置はきちんと配慮されており、対面と同じように発言もできるスピード感のある授業なので、とにかく息子が楽しそう!先生のノリもいい感じ!早稲アカ最高~!といった具合ですぐに入塾を決めました。

ところが…4年生になったらどうしたことでしょう…。授業の質にバラつきがあるように感じてしまったのです。例えば、画面にホワイトボードの半分しか見えてない、ミュートロックがかかっているので声をかけることもできないといった状態です。単にオンライン授業の進め方に不慣れだったのかもしれませんが、時には動画授業の方が良い場合もあると思ってしまったことが何度かありました。

わが家は、オンライン授業なのでこういった事実を知ることができましたが、ほかの保護者の方はどうなのでしょうか。もちろん保護者会で担当の先生の話を聞けますが、その場と授業内での態度が異なる先生もいらっしゃいました(問題は他の先生に伝えて改善していただきました…)。そんなわけで、息子の性格から考えて宿題に頼ることなく授業内でどれだけ学習内容を定着させられるかを念頭に、先生の授業スタイルとの相性を最優先にしました。

勉強スタイルに合わせて塾をカスタマイズ

先生との相性の他に、水泳のスケジュールを確保するという意味合いで “タイムパフォーマンス”という点も重要です。

我が家のカスタマイズ例

・算数週2→週1+あとは主人と勉強
・国語週2→オンライン家庭教師を月2回利用
・社会週1→トライの無料動画とテキストを一緒に読み合わせ(短い時間で分かりやすい内容です。)
・理科週1→主人と勉強(かなり予習をしました。)
・長期休み講習会→半分の日程プラン、担当の先生でどのコマに出るか決める(全テキスト購入で残りは自力。)
・公開テスト→正規受験もしくは事後受験(事後受験は自宅では集中できないため塾で受けます。)
※受験の際は塾の入り口まで送迎します。慣れた場所(塾)だと、移動時から油断してしまうので。

週6コマあるうち、1コマしか授業に出ていなかったので、月謝プランも“〇曜日のみの授業料“とか”算数のみの授業料“に変更。浮いたお金で(!?)オンライン家庭教師を四谷進学会に依頼しました。事前に好みの先生をリクエストして、マッチングのために体験授業を繰り返して、息子にぴったりな先生と出会えました!
塾の授業の半分以下の時間で月2回、おかげで成績も偏差値が7~8上がりました。ちなみに国語の月謝は、月4の早稲アカ≒月2の家庭教師です。以前までの国語は、どんな文章が来るか運次第でとても恐ろしい教科でした(笑)。