夫婦間の受験に対する理解度はとっても大切!【ワーキングママvol.6】

中学受験を体験したことがない夫婦同士の向き合い方

こんにちは。ワーキングママです。ブログにご訪問いただきありがとうございます。
今回は中学受験に向かう夫婦の考え方・取り組み方をテーマに書かせていただきます。

中学受験については
“夫婦の意見が合わない”
“母親は私立に行かせたいが、父親は公立でよいという考えで衝突してしまう”
“協力が必要なのに理解を得られない”
などを掲示板などで見かけることがあります。逆に父親が教育熱心過ぎて、母子がついていけないなど。

実際に、お子さんが中学受験をした私の友人からも、旦那様は地方の公立中高→国立大学という経歴のため、”中学受験しなくてもよい”という考えが強く、母子は受験をしたいのに協力は得られなかったという話を聞きました。
さらに、勉強のことで子どもが弱音を吐くと、「だからまだ受験は早いと言っただろう。それ見たことか!」という態度をとられて最悪だったそうです。

我が家は夫婦2人とも中学受験をしていませんが、“私立公立どちらでもよい”という考えだったので、受験をするということでの考えの違いはなく、特に意見がぶつかることはありませんでした。

まず、私立でも公立でもよいと思っているのは、どちらにも良いところ・悪いところはあるだろうと思っているからです。後述しますが、私は時々、「公立に行かせた方がいいのでは?」と迷う気持ちが出てくることもあります。それくらい、子どもにとってどういう環境がいいのかというのは簡単には決められないものだと思います。

私は家の都合で進学をあきらめた経験があるので、息子がやりたいと思っているならばそれを叶えさせてあげたいという気持ちが強く、自転車部に入りたい→そのためには私立に行く→受験のための塾に行く、それならママは精いっぱい応援しましょうというスタンスです。
夫については、受験に限らずですが、私や息子が提案してきたものを否定することはまずありません。唯一、動物を飼うというのがNGでしたが、それ以外は「いいんじゃない。やってみたら?」という返事がほとんどです。

学校についても、まずは私が情報を集めて、「この学校こんな感じなの。どうかなー。息子にあっているかなー?」と聞くと、大体が「いいんじゃない?」という答えです。説明会に行く学校選びも、申し込みをほぼ私が主体でやっていますが、選択した学校について文句を言われたことはありません。
こうやって書くと、”私に丸投げじゃない?”という感じになってしまいますが、夫は夫でいろいろと考えてくれて、中学受験で有名なおおたとしまささんの著書を読んだり、中学受験に関する雑誌などを買ってきて知識を増やしたりしてくれています。

また、私はもともと公立でもよいという気持ちがあったので、考えがブレることが多々ありますが、夫はブレません。たとえば、小学校の授業参観でダイバーシティの話を聞いた後に、「私立に入ると学力や経済力が同じくらいの子ばかりになるので多様性を考えると公立の方がいいのではないか?」と不安になり、夫に相談したことがありました。この時には、「あなたが通っていた中学は地域・範囲も広く、いろいろな生活レベルの子がいたと思う。でも息子が通うことになる公立中学は、学力の幅は広いかもしれないけれど、生活レベルもほとんど変わらないと思う。それに海外留学などの制度は公立よりも私立が充実しているので、多様性という意味では海外に行く方がよっぽどいいと思うよ。」と言われました。


そうだよね。確かにそうかもしれない。
学力にしても、オープンスクールで息子と話してくれた学生さんは「いつも学年一位ですごい奴がいるんですよ。かなわないんですよね」と言っていました。たぶん、どの学校に入ってもものすごく優秀な子がいて、刺激を受けることはあるのだろうな、と気持ちが落ち着きます。