中高一貫校に入ったのに…。やる気がなく口癖は「どうせダメ」。中2男子が前向きになる方法は?(2ページ目)

友だち、部活、そしてはっきりした目標が変化のきっかけになることも

部活や友だちとの関わりの中で、怠惰な生活から脱したお子さんもいるようです。思春期のお子さんは大きく変わります。進むべき道を見いだしたときのパワーはすごいですね。

2年生でロボコン大会に出場し、3年生では部長をつとめました。2回とも成績はダメでしたが「工学部へ行ってロボコンに出たい!」と勉強をはじめました。
今は東工大を目標に勉強に励んでいますよ。

次男は英語の先生に反発して逆に猛勉強し、英語の成績を上げました。それからは自分で何でもやるようになり、中学校生活全般を謳歌中。
高3長男はゲーム三昧でしたが、第一志望のちょっと特殊な大学に進学することになりました。
子どもは子どもで伸びたい方向を見極めて進んでいくようですよ。

中3になると同級生も変化し始めます。いつまでも子どもっぽいことはやってられないそうです。

息子が目覚めたのは、すべての志望大学を不合格になったときでした。
浪人中は、朝8時から夜9時まで予備校で勉強。帰宅して、晩ごはんとお風呂が終わるとまた勉強。夜中1時ごろまで勉強し、就寝。これを1年間続けました。
その結果、現役時代には考えられなかった夢の大学に合格。次の年の予備校保護者会では「ぼくはこうやって合格を勝ち得た」の講演をしました!

進路希望調査の記入をきっかけに、ネットで調べたり友だちと話したりして、夢が膨らんできたようです。勉強しろと直接言うのではなく、間接的に働きかけるほうがいいかもしれないですね。

息子はお友だちと、一緒に勉強するようになりました。
勉強を教えてもらう代わりに、息子はゲームやエレキギターを教えています。お友だちの影響は大きいですね。

子どもは伸びたい方向へ勝手に進むもの

前向きになるきっかけは部活、友人などさまざまですが、きっかけを見つけたお子さんはたくましく自分の道を進まれるようです。子どもに前向きな様子が見られないうちは親も不安になってしまいますが、ここはグッとこらえて、気長にお子さんの目覚めを待つのも一つの方法なのかもしれませんね。

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