子どもの前では明るくするべき?子どもが幸せになる母親の態度って?

お子さまの前で、いつも「明るい母親」でいたいと思うお母さまは多いかもしれません。
しかし、どんなときでも明るくふるまうのは無理なことですし、その日の体調や気分によって、お子さまに暗い表情を見せてしまうこともあるでしょう。
常に「明るい母親」でいることが、理想の子育てなのでしょうか?

《お悩み》明るい母親でいるべきでしょうか

子どもが小さい頃から子育てに追われて、なにかと体調を崩しやすく鬱っぽくなっていました。それでも子どもは成長しましたが、子どももネガティブな考えをするタイプです。私がもっと楽天的に楽しく明るく育てていれば良かったなぁと、今さらながら後悔しています。
もちろん元々の性格もあるとは思いますが、明るいお母さんのお子さんは、とても活発で部活にも勉強にも積極的だったように思います。今、子育て中の30代は、とても明るくタフな印象があります。みなさん、子どもの前では明るく振る舞っていますか?

投稿者:アボカドさん

《お悩み》明るい母親でいるべきでしょうか

こうしておけば…という後悔や反省は子育てにはあるもの!

アボカドさんのお悩みに対して、多数の励ましの声が寄せられました。子育てに正解はないという意見も。

自分の子どもにとって母親は自分だけだから、今のままで良いのではないですか? 私はコミュ障ですが、子ども達は笑顔で仲が良く家の居心地は良いです。明るい性格の人も様々に悩みがあるでしょうし、他人が良く見えるだけだと思いますよ。

やたら明るいお母さんのお子さんは、どこか萎縮して母親の後ろに隠れているような印象でしたね。でも穏やかでおとなしい印象だけど、子どもが話しやすい空気を作り、よく話を聞いてあげているお母さんの子は、明るくて失敗を恐れず公平に人と接することができる人気者だったような。

明るく楽天的な性格のほうが良いという価値観もどうなのかと思います。おとなしく、慎重な性格だって良い性格ですよ。子育て中の30代がとても明るくタフというのも、そういう人が目立つだけでしょう。お子さんの性格をネガティブととらえ、子育ての後悔をされてはお子さんも辛いですよ。

大学生の子どもに言われたことがあります。「ママが、もっとこうしておけば良かった」と、つい言ってしまったところ「何でもママのせいだと思わないで」って。

どのように子育てしようと、これが正解ということもないですし、少なからず反省や後悔はしますよ。どんな環境でも、そこから学びはあるのですから、無駄ではありません。同じ家庭環境で育っても悲観的な人と楽観的な人がいますし、これは持って生まれた性質だと思います。

よそと比べても仕方無いとはわかっていても、ときどき心に黒雲がかかりますよね。私は、深く考えないようにしています。元気なお母さんはママ友に囲まれて、学校行事でも親子で目立って輝いて見えましたが、思い返してみると実は少数派でした。静かな方のお子さんが暗いかといったらそんなこともありません。
明るさよりも、母親の自己肯定感か高いと家族は幸せになりそうですね。