気づいたら親と同じことを子どもに…!どうしたらありのままを受け入れられる?

「子どもの頃に親から言われて嫌だったことを、自分もわが子に言ってしまっている…。」ダメだとわかっているのに、つい子どもに言ってしまい、自己嫌悪に陥る親御さんも少なくありません。どうしたら子どもに優しくなれるのでしょうか。

《お悩み》子どもに優しく向き合うには?

《お悩み》子どもにやさしく向き合うには?

親から「勉強しろ!」「クラス落ちするよ!」「このままではどこにも行けない!」など尻を叩かれて育ちました。
あれほど嫌だったのに、気づいたら私も同じように子どもに接しています。期待しているからなんでしょうね。
自分の人生好きなように生きていきなさい、と子どものありのままを受け入れているお母さん。どうしたらそんなに優しく接することができるのでしょうか?どのような気持ちで子どもと向き合っておられますか?(投稿者:愚母さん)

親の欲望は底なし沼?わが子への期待は当然

「這えば立て立てば歩めの親心」とはよく言ったものです。わが子に期待するのは、親として当たり前。とはいえ、時にはグっとこらえることも必要なのでしょう。

「授かったとき、健康に産まれてほしいとしか願わなかった。
健康に産まれると、優しい子になってくれればよいと思った。
健康で優しい子に育てば、意思をはっきり伝えられるようになってほしいと思った。
その次は勉強。その次は…。親の野望は底無し沼です。
子どもだけじゃなくて親も完成品じゃない。一緒に成長すればいいんです。
今夜はかわいい子どもの寝顔を見て一息つきましょう。」

「お子さまはお一人ですか?
まだ、夢があるから、そうおっしゃるのですよ。
うちは、小さいときこそ、ガミガミ言いましたが、最近はもうあきらめました。子どもの人生です。親の思うようにはいきません。
元気で、ひとさまに迷惑をかけなければ、それでよいと思うようになりました。
でも、親子関係は、とても良好ですよ!」

「ほとんどの親は子どもに期待してると思いますよ。
子どもに対するイライラを、子どもにぶつけて発散する方がラクです。
〇〇しなさい!
と言いたくても、子どもの成長のために、言わない我慢をするのです。」

「親なんだからかわいいわが子に期待するでしょう。
そのうち周囲が大学受験に向けて動き出すので、親は大船に乗ったつもりで学校にお任せしておけば大丈夫では?
子どもに小言を言うより、学校を信頼しましょう!」