嫌なことを思い出してどんどん落ち込んでしまう私。どうしたら前向きに?(2ページ目)

前向きになるさまざまなアドバイスも

趣味を作る。開き直る。細かいことを考えない。など、具体的なアドバイスも届いています。

「考える時間の隙を与えなければよいのでは?
ショックな出来事の記憶は時々戻って来ますが、だんだん薄れます。
仕事をしていれば仕事が一番ですが、なければ趣味を作ることです。私は読書します。疲れる位の運動もよいのでは?」

「まずは被害者意識を捨てることから始めて開き直るのはどうでしょう。
・小学生の頃、理不尽に先生に叱られたこと、中学生の頃、友人に不当な扱いをされたこと
→誰かに対して、理不尽な態度や不当な扱いをしたことはないですか?
・社会人になって経験した嫌な出来事
→誰かに対して、嫌な思いをさせたことはないですか?
もし、何もないなら他人にされたことを嘆くのではなく、誇ってください。」

「自分のことを考えない、過去に起こったことや自分の行動を思い返さない、子どもの問題を自分のこととして考えない、がよいそうです。
無意識にこれらをやってしまいますよね。
楽天家(能天気な人)は細かいことを考えない、過去のことをいちいち思い出したりしない。それでハッピーでいられるのです。」

オリンピックがきっかけになった人も

オリンピック選手や水泳選手のインタビューを見て、気分を変えるヒントを見つけたという方もいます。

「今朝すごく落ち込むことがあったけれど、例の『ラスカルはあらいぐまラスカルだった』(※)という記事を見て、YouTubeで『ロックリバーへ』のカラオケ動画を発見!
何度もリピして歌っていたら、気分がアゲアゲになりました。
このコロナ禍で、ただでさえストレスがたまる日々。けれども、軽快に口ずさめる歌を声出して歌うことで、気分が変わりました。
今、家事をしながらいろんな曲を歌っています。楽しいです!」

※東京オリンピックのスケートボード ストリート女子で金メダルをとった西矢椛さんの優勝インタビューにて『ラスカルの話をしていました』という発言が話題に。後にアニメ『あらいぐまラスカル』の主題歌だったことが判明。

「水泳競技の報道番組の中で、渡辺一平選手(平泳ぎ日本記録を持っていた)が『自分の気持ちをあげるものは自分の努力だけ』と言っていました。
選手の場合は予選の泳ぎ方が重要で、それによって気持ちが上がるのだそうです。
私たちも気持ちを上げたいときには、好きな歌を歌うとか、過去の自分の良かったことを考えるといいのかもしれませんね。」

気分転換できる方法を見つけて

40代母さんからは、夏休みで時間がありすぎたからこそ考えすぎってしまったのかも…という返信がありました。

「ありがとうございます。嬉しいことや楽しいことがあれば、気持ちがそちらに集中しているのかわざわざ嫌な出来事を思い出したりしないのです。子どもからは『お母さん、真面目すぎる、趣味などで気分転換したら』とよくいわれます」

過去の記憶を見送る、うまく気分転換できる方法をいくつか試してみるのがよさそうですね。しかし、落ち込んでいるときに無理に気持ちを上げようとすると、なかなか前向きになれない自分に、さらに気が滅入ってしまうこともあります。あまり落ち込んでいないときに自分の気持ちが良くなる方法を試してみるとよいかもしれません。

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(イラスト:よこいしょうこ)