理科は生活の中で学ぶ!高度な化学入門書をお子さまに(3ページ目)

生活に根づいた知識は決して忘れない

みなさんは、こんな子どもの疑問に正しく答えてあげることができますか?

・どうして洗剤で洗うと、汚れが落ちるの?
・「混ぜるな危険」て書いてあるけど、どうして危険なの?
・たまねぎを切ると、どうして涙が出てくるの?
・なんで人間は、おならをするの? おならって何?
・どうして虫歯になるの?
・日焼け止めを塗ると、どうして肌にいいの?
・どうしてシャンプーのあとでリンスを使うの?
・ウイルスって生き物なの?
・消毒と除菌って違うの? 同じなの?
・アルカリ、マンガン、リチウムなどいろんな電池があるけど、どう違うの?

ドラえもん科学ワールドspecial みんなのための医学入門

こうした疑問に正確に答えてあげられるママ・パパは、そう多くはいないと思います。でも、この本を読めばそれができるようになります。ですから、お子さまが小学校低学年の場合、高学年でも理科が苦手だったり、この本に関心を示しそうにないと思われる場合は、親御さんご自身が読んで、暮らしの知識として教えてあげるといいと思います。

どんな子どもの頭の中にも、「なぜ?どうなっているの?」という素朴な疑問が必ずあります。そんな素朴な疑問の答えを知ることは、さらなる疑問を生み出して「考える力」を養っていきます。生活のリアルに根づいた知識は、テストが終わったから忘れたといったことがなく、子どもの学力を土台から伸ばしてくれます。

なお、姉妹シリーズの『ドラえもん科学ワールドspecial みんなのための医学入門』も同時発売されています。こちらは医学と病院に関する子ども向け実用書です。子どもが医学に興味をいだくのに最適な一冊ですが、大人が読んでも診療科やワクチン、最先端の医療技術のことが分かるので、あわせてリビングに置いておくといいと思います。