理科は生活の中で学ぶ!高度な化学入門書をお子さまに

小学生のうちにこんな本を読んでいたら、科学者へ道がぐっと近くなりそう!と思うドラえもんの教養本が発売。現代社会に浸透する最新化学を、子どもと一緒に学んでみませんか? さらに小学生向けの医学入門書もリビングに必携です。

理科が好きな優等生は飛びつきそう!

『ドラえもん探究ワールド 身近にいっぱい!おどろきの化学』

「ドラえもん探究ワールド」というシリーズをご存じでしょうか? 手に取りやすいコンパクトな子ども向けの教養本で、価格も税込みで1,000円以下。ドラえもんのマンガを入り口に、さまざまなジャンルの知識が分かりやすく解説されている単行本です。

過去にエデュナビでも、『地理が学べる世界の家づくり』『おもしろいぞ!数の世界』などをご紹介しましたが、今回、また驚くべき新刊が発売されたので、ぜひお知らせしたいと思い、筆を取りました。

その本のタイトルは、『ドラえもん探究ワールド 身近にいっぱい!おどろきの化学』です。なぜ驚いたかというと、この本で扱っている内容の高度なこと! 第一章の「ものの成り立ち」には、見開きいっぱいに元素周期表が紹介され、中学・高校レベル、ジャンルによってはそれ以上に高度な化学知識が、子ども向けの語り口で解説されています。

最初は、正直、こんな難しいことを小学生に教えるの?と面食らったのですが、よくよく考えてみて、いや、むしろ子どもの柔らかい頭のほうが、大人よりずっとスムーズに頭に入るかもしれないと思うようになりました。

とりわけ理科が好きな子、中学受験で難関校を目指すような子には、本書はスリリングな知識の宝庫のように思えるでしょう。日常生活の中でふと出会う、これってどうなっているの?という疑問に、正確に答えてくれているからです。