夏の疲れ?小学6年生、中学受験勉強に支障が出そうなときの対処方法は?

今年の夏は大変厳しい暑さでした。さらに中学受験生は夏期講習などの塾通い、日々の勉強にと忙しい毎日。9月になって学校も始まると、疲れがドッと出てしまったというお子さまも多いのではないでしょうか。
この時期、子どもの体調を考慮しながら、無理のない受験勉強をすすめるためにはどうしたらいいのでしょうか。

【お悩み】塾のない日はゆっくりさせてあげてもいい?

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【お悩み】塾のない日はゆっくりさせてあげてもいい?

あと4か月で中学受験が迫った小6息子がいます。
9月に入って夏の疲れが出ているのか、塾に行かない日は一度寝るとなかなか起きません。
運動会の練習などで疲れているかもと、30分程度の昼寝ならぬ夕寝はやむを得ないと思うのですが、結局1時間以上寝て、勉強を始めるのは8時半近くになります。

夕寝の後、さっと勉強にとりかかれればいいのですが、ぼ~っとしたり、お風呂に入ったり、ご飯を食べたりしているとこの時間になります。

塾のない日は少しゆっくりさせてあげたいという気持ちが良くないのでしょうか?
どのようなタイムスケジュールでこの時期を乗り越えてたら良いでしょうか?

【アドバイス】週に1度はゆっくり寝かせる。その上で1週間のタイムスケジュールをしっかり構築

今回の回答は中学受験カウンセラーの富田佐織先生です。
6年生になると塾の日数も増え、さらに2学期はさまざまな学校行事もあってクタクタになりやすい時期です。
そこで富田先生は「週に1度しっかり寝てください。それで体力は回復してきます」とのこと。また1週間のタイムスケジュールを再構築してほしいとアドバイスされていました。
動画では、この時期に注意すること見直して欲しいことを、5つのポイントとして解説いただいています。

今回の回答者:富田 佐織(とみた さおり)先生

富田 佐織(とみた さおり)先生

アートオブエデュケーション関東指導部長。中学受験カウンセラーとして年間120件超の学習カウンセリングをし、的確な分析力で志望校合格に導いている。桜蔭学園卒。四谷大塚に飛び級入塾し、公開模試1位。元大手塾算数講師。著書に「中学受験算数 教え方のコツ」(PHP研究所)。朝日新聞EduAにて『親子で挑戦 ・ 中学受験算数』を連載中。プレジデントファミリー等各教育誌で取材多数。