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投稿者: ど素人 (ID:S11LdwZVdFs) 投稿日時:2017年 02月 04日 13:17
クラシック音楽、映画のスレがあるので、美術館スレも立ち上げてみました。
先日、東京都美術館のティツィアーノとヴェネツィア展に行って「フローラ」を見た後、東京ドーム開催のテーブルウェア・フェスティバル2017に梯子しました。
上野から水道橋って意外に近いんですよね。
テーブルウェア・フェスティバル、入場料は高かったですが、展示されている食器が素晴らしく幸せな気分になりました。
皆様も足を運ばれた美術展について感想をお教えください。
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【4557817】 投稿者: はな (ID:cfFBm2ynJzc) 投稿日時:2017年 05月 01日 09:32
国立近代美術館の茶碗の宇宙に行きます。連休中に。
昨日かな、終わった間島秀徳展(志門ギャラリー、銀座6丁目小画廊ビル三階)、
金曜勤め帰りに行かれました。雄大なウルトラマリンや群青のミネラル絵の具の飛沫が
岡倉天心の六角堂に打ち寄せる波と 部分的に重ね合わせられ(ビデオ作品の中では)、
壁には94年からの作品を 飛び飛びに、秀作を。作風の変容が一覧できます。
床置きする他なかった大作(四連続・ひとつらなりの流動する水の飛沫)、
たくさん来場されて 会場にリラックスした雰囲気を醸し出していた学生さんたち(信州大と美学校の教え子さんたちとのこと)が、
狭めの階段を苦労して搬入して下さったとか。間島秀徳先生は (画家役で映画にも出ているような)もう日本画を超えちゃっている人気作家なのだけど、
飾り気なく 皆に接して下さり、生き生きと若い会場の空気なのでした。そういうの良いですね、国内小ちゃな美術市場のコレクターや美術ファンに留まっていないところ。天文写真ファンとかに近いものがあります(美大生と思えないほどのびのびと、軽いのは その学校の特色とか、固有の良さなのかも知れないけれど
おそらく作家さんの育て方や教育姿勢、普段の接し方にも起因するのでしょう。)
旭硝子の若手建築家展と
SHISEIDOギャラリー2つをついでに見て帰りました。
若手建築家のガラス展は実験的なもので良い刺激に。出来れば機能的側面も打ち出してデータ取りなど会期中にしても、後に繋がって面白い展開だったかも。今回は美的、心象的側面からガラスをフィーチャーした若手建築家が多かった。でもまあ旭硝子さんの企業姿勢を体現していてすてきなexhibition。
SHISEIDOさんは赤瀬川原平(懐...)たちのグループ展。今回がこのグループ展の最後だそう。
本館二階はピンクの様々な性格と派生するファッションリーダーのコメントや写真、ピンクにまつわるエピソードを並列展示したもの。
二階打合せスペースでは午後6時過ぎてもまだ数名の小セッション が継続中で、
「今を生きる」感みなぎる。 -
【4558294】 投稿者: ど素人 (ID:DvBg/1LU1ws) 投稿日時:2017年 05月 01日 17:32
美様
バベルの塔展と東大王情報が丸かぶりでしたので嬉しくなってしまいました。
アルチンボルド(正しい?) 優しいフォロー付きの訂正を有難うございます。
ここのスレのかたは皆優しいです、現実社会だとボコボコに・・・。
近い絵では単眼鏡の方が良いという情報に、成程!と思いました。
ウィーン美術史美術館、羨ましいです。(風景画の背景展で初めて認識・・・)
はるか大昔にウィーンに行った時、ウィーン美術史美術館に行かなかった当時の自分にアホと言いたい。
はな様
ご感想と情報提供を有難うございます。
今、国立近代美術館の茶碗の宇宙、と、トーハクの茶の湯の世界(国宝・陽変天目茶碗が5月7日まで展示。恥ずかしながら、鑑定団の件とびじゅチューンで陽変天目を初めて知りました)と二つやってるのですね。
赤瀬川原平さん、最近亡くなった作家さん? 美術もやっていたのですね。
デルフト様(追記)
ベラスケスの"インノケンティウス10世” 4月29日公開の映画予告文を見てると、エルミタージュ美術館も絡んでいるみたいです。イタリアからエルミタージュが買った? エルミタージュからイタリアに返した? そのへんのこと怖い絵に書いてありましたっけ(謎、謎、謎) デルフト様は何かご存じですか? 今回の大エルミタージュ展には来ていなかったと思うのですが(85作品、一生懸命目録目を通しました、泣)。今日5月1日、平日なので月曜日で美術館やってないところも多かったのですが、映画の日だったので、映画見に行けば良かったと後悔中。 -
【4558570】 投稿者: デルフト (ID:Zwi5kUP5NnA) 投稿日時:2017年 05月 01日 22:10
スレ主様、お手数かけすみません(汗)色々調べてくださったのですね。白状しますと私、実はエルミタージュ美術館の映画観に行ったのですが、ど恥ずかしいことに途中うつらうつらしてしまい(汗)美術館巡りの合間に行ったもので、、で不覚だ~!とパンフ買い、見たら”インノケンティウス10世と目次にあり(内容はパンフにも書いて無く)、怖い絵でフランシス・ベーコンがベラスケスのベースにゾンビみたいに描いてたの思い出し、オリジナルもインパクトあるし観たいなとふと思ったもので、、怖い絵も図書館返却しちゃって、来歴わからなく、、すみません自分で調べず、、丸投げしちゃいましたね。同じ本を共有したの嬉しかったもので、、つい、、
本当に一つ一つのスレに誠実かつ知的でウィットに富んだレスして下さるスレ主様なので、居心地良く、良い情報が集まりますね。
で何故疲れていたかといいますと、前日の夕方に新宿の損保ジャパンの”ランス美術館展”に行ったもので、、。京王線連絡通路(美様に教えて頂いた通路)でたまたま、ランス展の印象的なレオナールフジタのポスター見かけまして、、
ランス市内のフジタ礼拝堂内の作品やフランス絵画、ダヴィッド!の”マラーの死”など印象的な絵画がありました。金曜夜は7時まで(六時半入館まで)ですし夜景きれいな駅近ビル上なので、お勤め帰りの皆様でもです。
昨晩の東大王の時間は日曜美術館で海北友松展に見入ってたんですが、これは東京に巡回しないんで残念です。時代劇作家の葉室麟さんが海北友松を小説で書いたと書評でみたので(未読ですが)、どんなのかなと、、京都国立博物館120周年記念で(5月21まで)、観た方いらっしゃるかしら? 水墨画っていいなあと最近思います。 -
【4558963】 投稿者: 日曜美術館 (ID:AFryMJY7emk) 投稿日時:2017年 05月 02日 09:15
海北友松、行ってきました。ポスターにもなってる巨大な竜の絵、すごかったです。制作された年が1599で関ヶ原の前年、不穏な空気をつかみ取って絵にしたのかなと感じました。
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【4559682】 投稿者: ど素人 (ID:HrioKYOaBYc) 投稿日時:2017年 05月 02日 20:06
デルフト様
エルミタージュ美術館の映画、公開初日に行かれていたのですね、流石です(また脱帽)。ドキュメンタリーの映画は眠くなります。私も少し前に有楽町の別の場所でやっていたダ・ビンチの映画に行って、半分以上寝てました(妙なところで共感)。いいの、周りの人もみんな寝てたから。
”インノケンティウス10世”、確かに怖い絵展で来るとしたら、フランシス・ベーコンの方でした、ベーコンさん、よっぽど何かストレスを抱えていたのかなと思いました、中野京子さんによるともっとメッセージ的な深い意味があるらしく。で、原画のベラスケスの方が余程怖い、というオチだったのですが、エルミタージュとの関係がよく分からなくて。
ランス美術館展、最初の方でもお勧めの絵画展として紹介されていたのにすっかり忘れていました、教えていただいて有難うございます! ダヴィッド!、私の書き込みをも呪いで削除した嫌な奴扱い(いえいえ、ナポレオンの戴冠式や、アルプスを越えるナポレオンや、アントワネットの記録絵も描いた偉大な画家ですっ)になってしまいましたが、”マラーの死”ってすごく有名な絵ですよね、損○ジャパンに行かねば。
日曜美術館様
ようこそです。もしかして以前にも書き込みいただいていたかも?
京都在住でいらっしゃるのでしょうか。
京都市って、平安神宮の近くに京都国立美術館と京都市美術館があって、少し離れたところに京都市国立博物館?があるのですよね。
桃山時代、関ケ原の前年の絵って凄い・・・・。
はな様から遅れて、やっと原美術館、エリザベス・ペイトン展に行ってきました。原美術館、建物、本当に良いですね、迷路のようで楽しかったです。奈良美智さんの部屋も見つけることができました。カフェ・ダールの今日のケーキも食べて中庭も散策しました。
自分の世界を持っていそうな芸術家肌の若いかた達が沢山来館していて、良い具合に混んでいました。肝心のエリザベス・ペイトンの方ですが、1990年代の文化?はちょっと自分は空白地帯で・・・よく分からない固有名詞も多くて。一枚目のディアギレフと花、あの場所だと見落とす人多いんじゃないかな・・・。
紹介してくださった、ガレ好き様、レカン様(読んでらっしゃるでしょうか)有難うございました。お蔭様で、おひとり様で(うん、寂しい、誰かと行った方が良いです)楽しい時間を過ごしてきました。 -
【4559842】 投稿者: 美 (ID:g5OT9yJpklA) 投稿日時:2017年 05月 02日 22:41
皆様の書き込みを読んでつい・・
水墨画もいいですね。生で観ると、作品のオーラが直接訴えてきますよね。
京都近辺の方が羨ましいです。
京都国立近代美術館では、「技を極める―ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸」もやっていますよね。
ハイジュエリーなんて身につけるのは不可能なので、せめて目の保養だけでも・・・。
HPを見てはうっとり溜息をついています。
ガラスといえば、箱根ガラスの森美術館で、
「ヴェネチアン・グラス二千年の旅展」も魅力的です。
耳付二連瓶( 3〜4世紀?!・パレスチナ地方出土)や、紫グラス坯( 1世紀 ‼︎‼︎ ・東地中海沿岸域出土) とあります。絵と違って褪色していないので、信じられないほど鮮やかです(HP見ただけですが)。
まさに宇宙。本物を見たいです!
GWは美術館も様々な展示ラッシュですね。皆様のご感想を、楽しみにしています。 -
【4565623】 投稿者: はな (ID:DWDVLLS/t5.) 投稿日時:2017年 05月 07日 19:47
箱根 ガラスどなたかいらっしゃいましたか?教えてくださ~い...、
気になっています!
私は楽家の陶・おもに茶碗(国立近代美術館)、安土桃山に忽然と現れた移民の子、長次郎の質実な技を見てきました。もう一回行こう。と思えるくらい長次郎の茶碗は低く静かに熱情を湛えていました。
一子相伝で 系譜を辿りやすい、まっすぐに現15代目まで受け継がれた陶芸なのですが、
説明にはいたく心魅かれたものの
長次郎(活躍時期が僅か15年間。千利休と茶の湯の新しい意義を創出し、利休の死の2年前に謎の死)、
この人の作があまりに異質の生死を分けるような静けさで。
つい長次郎作ばかりに見るために逆流したり、
二回見たり。
二階のマルセルブロイヤー家具展は、懐かしいバウハウス、グロピウス。
年表も作品も何て懐かしいんだろう。
真面目な名人組み立てプロダクト家具ビデオもひっそり、楽しい。
近代美術館三階眺めの良い部屋からは
お堀をこちらに向かいゆっくり泳いで橋に潜る、
陽を浴びた白鳥が
皇居壁の作る 影の左で
点描となり、波紋を引いていました。 -
【4566878】 投稿者: 日曜美術館 (ID:AFryMJY7emk) 投稿日時:2017年 05月 08日 16:42
京都ではないのですが、京阪電車沿いなので、ちょっぴり京都の香りをかぎつつ暮らしてます。そうです。平安神宮の近くに京都国立近代美術館、京都市美術館、細見美術館がまとまってて、京都国立博物館は七条駅のそばなので、電車で行くには楽です。大学生の時は今出川駅まで通ってました。卒業してから気がついたのですが、全体的に京都の街の人は人間関係をスムーズに運ぶすべがかなりハイレベルなので、街を歩いてて苦痛を感じることは思い出す限りありません。
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