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【6129590】学芸大学附属高校「辞退するな」の是非

投稿者: 疲弊した母   (ID:xNc.hTn3Kg6) 投稿日時:2020年 12月 19日 17:25

公立トップ校(SS)を第一志望、学芸大学附属高校の併願を希望していますが、情報に振り回されました。今年度、来年度受験の役に立てばと思い顛末を残します。
一般入試ですから自由に受けられるということだったのが「高校から圧力がかかり、校長判断になります。」の鶴の一声でストップ。圧力とは何ですかと尋ねると、学芸大学附属は第一志望以外受験させるなと高校から通知が来たのだそうです(そんなことある?)先生は「私もおかしいと思うのですが、校長判断になりますので・・・」を繰り返すだけで埒が明かず、校長案件になりました。
中学校で話し合いがされて、結局学芸大学附属高校の一般受験は問題ないという判断になりました。要約すると「一般入試の受験校選択は生徒の自由です。第一志望校にすでに合格をいただいている場合は辞退をお願いしたいですが、第一志望校が公立高校なら、入試日程上、合格を保持して問題ありません。学芸大学附属高校が辞退をしないように中学側に圧力をかけているのは事実ですが、推薦入試ではありませんから辞退は何も問題ないですし、高校側の認識がそもそも誤っています。公立高校も合格発表後に私国立の第一志望の合格をもらい辞退する生徒は毎年います。学芸大学附属高校さんだけが生徒の進路の自由を束縛することは許されることではありません。」という話がありました。入学確約書についても尋ねました。「形式的なものなので、その後で第一志望校に合格したなら、確約書提出後に辞退しても問題ありません。一般入試はすべての高校で同様の判断です。」とのことでした。ただ付け加えとして「推薦入試の辞退は許されない」こと、「すでに第一志望に合格をもらっていたら、辞退が原則」という話がありました。前者は当然のこと、後者については議論はあるのかもしれません。
塾側も動いてくださいました。首都圏に展開している塾なので詳しかったです。「学芸大学附属高校の合格後の辞退は何も問題ありません。混乱を招いている原因は、高校が入学試験の仕組みを理解していないことにあると思います。一般入試というのは広く門出が開かれていて、志望順位に関係なく受験ができるものです。高校によっては入学金支払いなどが必要にはなりますが、合格を担保したまま第一志望を受けることは国立、公立、私立関係なく受験生の権利です。筑波大附属、お茶の水附属等の他国立校も普通に合格辞退を認めています。」という回答がありました。
入学確約書の話です。「埼玉県立高校でも20年前は誓約書提出後の辞退を認めないことがありましたが、教育基本法の理念や憲法が保障する自己決定権の重大な侵害という判断で、今は正当な理由があれば普通に辞退ができるようになりました。仮に確約書提出後の辞退を認めないとすれば、法的にも憲法判断としても違法行為です。」塾として人権の侵害だと高校側に抗議をしてくださったということです。
 本当に疲弊しました・・。中学入試では私立も国立も県立一貫校も、自由に受験、辞退が認められているのに、どうしてこうなのでしょう。せっかく良い学校なのに、ちょっと残念です。

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  1. 【6138454】 投稿者: 見沼氏の記事に対して  (ID:oDz/8viiQ2Q) 投稿日時:2020年 12月 28日 09:57

    あたかも捏造であるように書き続けるのも司法の流れとしては罰せられるのでは?

  2. 【6138463】 投稿者: 本来ならば  (ID:VecX0xEVRso) 投稿日時:2020年 12月 28日 10:06

    見沼氏がnoteに取材結果を発表する前に学校側がいち早く見解を発表すべきだったのではないかと思います。
    これでは残念ながら嘘はつかないけどなるべく隠蔽したいように見えます。
    権威ある国立の学校だからこそきちんと示してほしいです。

  3. 【6138474】 投稿者: 募集要項に  (ID:QYlvejn/lTs) 投稿日時:2020年 12月 28日 10:22

    要項に「お気持ち」をのせる感覚がわかりません。

  4. 【6138489】 投稿者: 改悪  (ID:BV86VSouROM) 投稿日時:2020年 12月 28日 10:34

    都立の件は、要項をご存知無いように見受けられたので、ご確認頂くよう促したに過ぎません。たまたま自分自身が都立の要項を確認したタイミングだっただけで、特段、当スレの流れを意識してはいません。

    また、附高については、何があったのかが良く分からないので、ご教示下さいとお願いしているところです。

    残念ながら、当該twitterには「学芸大学の公式見解」はありませんでした。【拡散希望】という12/25のツイートはありましたが。

    私としては、附属竹早中で2011年に連絡進学者の併願校の受験票を回収した件以降、いじめ問題を経て(これらは広く報道あり)、校長が変わってもなおこのような事案が発生したのか否かを確認しているだけで、(いまだに事実確認も出来ないため)擁護も非難もありません。

    当該twitterもろくにフォロアも無く、なぜそこまでまとめサイトに取り上げられたのかも不自然な印象で、正直のところ、まともにとりあって時間の無駄だったと感じています。

  5. 【6138498】 投稿者: 改悪  (ID:d0NyXL2ziuc) 投稿日時:2020年 12月 28日 10:43

    >>「え?辞退していいの?」と思ったご家庭は多数いると思います。


    多いかも知れませんが、そう思った方が多い事と、日程上必要無い事が明白な方が受験してしまう事は、全く別の問題だと思います。

  6. 【6138509】 投稿者: 志望順位  (ID:2Gx3yabNkjU) 投稿日時:2020年 12月 28日 10:51

    東京は中学の担任に出願校の志望順位を出さないのでしょうか?こちらは出すので、辞退前提の不要な受験になりそうだと感じたら、内申書作成前に何かしら担任から言われると思います。

  7. 【6138515】 投稿者: 記事引用 運営部長取材  (ID:UPFVABTATfw) 投稿日時:2020年 12月 28日 10:56

    附属運営部長の金子一彦教授「辞退できます」と表明
    東京学芸大学附属高校を管轄する東京学芸大学に、大学としての附属高校問題に関する公式見解の取材を申し入れていました。

    12月25日、取材申し込み対して東京学芸大学附属学校運営部長の金子一彦教授が応じ、公式な回答として「東京学芸大学附属高校の辞退はできる」との回答を得ました。以下、主な質問と回答の概要です。

     ※取材による質疑は、東京学芸大学附属学校運営部長、金子一彦教授より、公式見解として掲載する承諾を得ています。ご承知ください。

    Q. 東京学芸大学附属高校が学校説明会や募集要項で「一般入試の手続き後の辞退を認めない」として、推薦入試ではなく、自由な意志が尊重される一般入試で辞退をしないよう圧力をかけている。辞退は認められないというのが大学運営部側の見解か。

    (金子運営部長より)「他の学校が受かったら辞退できないのかというと、これは辞退できます。」

    Q.入学確約書問題について、東京学芸大学附属高校は「提出後の辞退は認めない」としているが、大野校長が制度を倣ったとする公立高や他の国立大附属に取材したところ、提出後に第一志望校に合格した場合は、当然の権利として辞退を認められることを確認した。東京学芸大学附属高校も同様であるか。

    (金子運営部長より)「(入学確約書は)合格者のあくまでも意思を確認して学校が確認するものでありまして、心配のように、入学を強制するものではありません。」

    Q.あたかも法的拘束力があるような伝え方を高校側はしているが、法的拘束力はないと考えて良いのか。

    (金子運営部長より)「法的拘束力はないと考えておりまして、これについても、公立高校や他の国立附属と同様であると考えています。」

    募集要項の「辞退不可」の文言は“気持ち”
    Q.辞退は問題ない、法的拘束力もないということだが、なぜ募集要項や説明会では「辞退不可」をうたうのか。

    (金子運営部長より)「辞退はできるんですけれども、入学してほしい。気持ちということです。他の学校も共通だと思います。」

    Q.大野校長ら高校側の説明と、管轄する大学側の認識に乖離がないか。

    (金子運営部長より)「入学確約書を出していただいても辞退はできますし
    法的拘束力もありませんので、という実態ですので、ですから、大野校長と募集要項と、私どもの方は、述べた見解と、乖離はないと考えておりますが、おっしゃるように、中学側に対して、趣旨が誤解を生じさせることのないように配慮するようにべきではと考えています。受験生、保護者、中学校が困っている状況があるとすれば、それは配慮して行く必要があると考えております。」

    Q.高校から中学校に送られた「お叱りの手紙」を根拠に、一部の公立中学校が恐怖し、人権を侵害する異常な進路指導が行われている。これについての見解は。

    (金子運営部長より)「辞退するなということですけれども、私の方は大野校長から中学校長へ送られた手紙を手にしているんですが、本校は入学確約書を出したら転勤等のやむを得ない事情以外は入学していただきたいというものを示しています。大学としては、大野校長の文章を見てますが附属高校への入学を強制するものではなくて、附属高校のスタンスだということを示すだけで、結果、第一志望へいってしまうこと、辞退したとしても、それを強制したり、拘束したりするものではないということを理解していただく必要があると考えています。」

    https://note.com/minumaedu/n/n22be6ca629cd

  8. 【6138524】 投稿者: 同意  (ID:Er6A0SUvvSo) 投稿日時:2020年 12月 28日 11:00

    同意です。
    附高も都立県立も同様に合格を辞退できるはずなのに、あたかも辞退不可であるかのような不文律があることの是非を論じるべきです。
    附高だけにその責を問おうとする本スレには恣意的なものを感じざるを得ません。

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