桐朋と世田谷学園｜掲示板スレッド

他のスレに書いてあったのですが、早稲田は昔、２月１日のみだったのですが、１０年ほど前に１日＋３日の２回になったそうです。ワセダの場合、大学のブランド力みたいなのがあるから、いわゆる「２流校の証」というのを導入しても大丈夫という判断だったのでしょうか。武蔵も桐朋も「凋落校」と揶揄されるようになって久しいわけで、いずれ決断を迫られる局面を迎えるような気がいたします。

聖光も渋幕も2流校なんだ。一方、浅野は1流なんだね。試験日1回だし。

渋幕は単なる「１月校」でしょ。それに成り上がり系だから、１流校と思っている人は東京あたりじゃ、少ないよ。千葉ナンバー１であることは多くの人が認めていると思うな。

「２流校の証」の３条件でいうと、①には解説が必要ですね。難しい話じゃないけど。

　①複数の試験日の設定
　②入学金の納付の猶予
　③特待生制度の導入

世の中には、試験日を２回じゃなくて、３回も４回も実施しないと、まともに生徒が集まらない学校があるのです。
４回もやっている学校ですと、「午後入試」なんて奇策も打ち出している。すごい世界がありますから。

浅野は神奈川の双璧の影で目立たないけど、なかなかの実力校ですね。でも、こういう試験日が１日だけの学校が凋落し始めた場合は悩ましい。「２流校の証」という劇薬を服用するのかどうか。世田谷のような新興勢力は失うものがないから、どんどん服用すべきだろうけど、失うものを抱えている学校は副作用のことも考えないといけない。ブランド力は落ちるし、第１志望の生徒ばかりではなくなると学内の雰囲気も変わる可能性がある。「○○残念」組が捲土重来を期すという雰囲気がよい方に向かう可能性もあるにはあるが。

>聖光も渋幕も2流校なんだ。

神奈川の両雄の差というものが、比べてみるとわかりますね。

栄光学園（チャンスは１回、出願は１月１６日まで）
　２日入試　３日発表　４日締切

聖光学院（チャンスは２回、駆け込み出願もＯＫ）　
　２日入試　３日発表　３日締切
　４日入試　５日発表　５日締切　＊３日午後４時までの駆け込み出願も可

もちろん両校はまともな学校だから合格発表後、速やかに入学手続きを済ませるのは当然。猶予措置はない。

聖光の生徒募集要項を見たら、４日（２回目のチャンス）の試験について、わざわざ「第２回入学試験については２月３日（月）午前９時〜午後４時も出願可能です」と太字で明記してあって、ちょっと笑えた。「前日夕方でも駆け込み出願は大歓迎ですよ〜」というメッセージを発しているわけで、超一流校を自負している学校の横柄さとは違うものを感じるね。入試問題を分析すれば「こんな生徒を確保したい」という学校側の意図が見えてくるというけど、募集要項を読み解くと、生徒を集めるための苦心の跡も見えてくる。

「２流校の証」の３条件、①複数の試験日の設定 ②入学金の納付の猶予 ③特待生制度の導入−−をすべて兼ね備えているのが世田谷学園。そして、そこと比較されるほど落ちぶれてしまった「元名門校」こそが桐朋。