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【1006085】無罪判決。

投稿者: 中山寺。   (ID:O2BkwVrmBIc) 投稿日時:2008年 08月 20日 11:30

帝王切開の際、子宮摘出のタイミングが遅れたために産婦が死亡、という理由で訴えられた医師に、無罪判決が出ました。私は妥当と思います。みなさんは、どうお考えでしょうか。

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  1. 【1011302】 投稿者: 話が・・・。  (ID:K5XwRUFrKN2) 投稿日時:2008年 08月 27日 21:50

    本筋に戻って、良かったです。
    「医療崩壊の元凶と言われ、家族が気の毒だ」
    「大野病院でなければ、助かった」という遺族の弁をその通りだと、
    本気で思っていたら、本当に大変な事になります。
    医療崩壊は本当に起こっています。
    知人の女医もこの事件の後、市民病院を辞めました。
    子供を預け、無理して、我慢して働く理由が見つからなくなったようです。
    お医者様として威張っていられる時代ではなく、
    我慢して、頑張る時代になりました。
    我慢して、訴えられたら・・・・。
    だから、辞めて、リスクの少ない検診などへ移動するのです。

  2. 【1011484】 投稿者: ぐうたら  (ID:v58Ib08/LSU) 投稿日時:2008年 08月 28日 02:25

    医者の孫 さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 関係者にとってはかなりヒヤリとする裁判でしたね。
    > ですが結果は勝訴です。


    確かに勝訴ですが、加藤医師は2年半休職期を余儀なくされ、
    大野病院では、もう子供を産むことができなくなりました。
    地域医療に大きな被害をもたらすこととなりました。


    > でもご遺族の方たち、検察は、敗訴した上に「医療崩壊」を招いた元凶のように言われており本当に気の毒です。


    いくらなんでも、検察は気の毒ではないでしょう。
    大野病院の産科を潰し、全国の周産期医療の崩壊を加速させたのは彼らなんですから。
    彼らにたいするペナルティはないのでしょうかね。
    ご遺族の方については、確かに「元凶」とまで言われると気の毒です。
    でも、発言がマスコミを通して影響を与えていることを考えると無関係とは
    言えないと思います。


    > なんとか歩み寄る事はできないのでしょうか。
    > 真の和解をお祈り申し上げます。


    残念ながら難しそうです。
    医師が医療ミスを認めて、謝罪し、処罰を受けない限り納得されないのでは
    ないでしょうか。(救命できなかったことについて謝罪はされています)

  3. 【1011487】 投稿者: ぐうたら  (ID:v58Ib08/LSU) 投稿日時:2008年 08月 28日 03:03

    中山寺。 さんへ:
    -------------------------------------------------------
    >そのえらい人が頭を下げてくれる、ただそれだけでも遺族は満足するものです。


    今回、医師は何度も謝罪し、土下座までしていますが、満足などされていません。


    > あれれ様。最近、身内を亡くされたことはないですか。医師は現れません。看護師が
    死後の処置をし、すぐに引き取るならそのまま、そうでないなら霊安室へ、死亡証明書
    は後日取りに来てください、と言われます。人の死に際して、医療は非常に冷淡です。


    「そして事前事後、なんの説明もなく、死んだのですから葬儀屋を呼んでください、
    遺体を搬出してください、ただそれだけ言い渡されたのでは、・・・」
    と中山寺。さまが書かれていたので、大野病院がそのような対応をとったのかと思い
    ビックリしてしばらくネットで探してしまいました。
    ご自分の体験と大野病院の件をゴッチャにしてはだめですよ。
    大野病院ではあなたのいうような対応はしていません。


    > 医師にとっては家族ごと惨殺されるに等しい出来事だったかもしれません。でも、
    患者が死ぬ、それだけ本来、重い責任がある、ということです。


    医師がどんなに頑張っても、救えない命はたくさんあります。
    そのたびに、重い責任をとらされては、医者はいなくなってしまいますよ。


    > 無罪が出れば、検察官はその職歴に汚点を残します。そのことを承知で、それでも
    訴えなければ、遺族の無念はずっと続き、医師側は思い出すこともない。そのアンバ
    ランスを是正するには、自分達が訴えるしかない、と思ったのではないでしょうか。


    検察が起訴するのは、違法行為があり、それが証明できるとふんだ場合です。
    遺族の報復感情で起訴するなんて、法治国家ではありえません。
    そんなオソロシイ社会がよいですか?


    > 墓前で土下座させる必要はありません。


    あなたに必要がなくても、遺族が求めたことです。

  4. 【1011491】 投稿者: ぐうたら  (ID:v58Ib08/LSU) 投稿日時:2008年 08月 28日 03:43

    中山寺。 さんへ:
    -------------------------------------------------------

    なんだか、ご自身に体験があるのか強い医療不信に陥っているように思います。


    確かに問題の医者はいますが、殆どは使命感をもった良心的な医師ですよ。
    是非ドクター側の声も聞いてください。
    周産期医療の崩壊をくい止める会のホームページ(事件の詳細がわかります)
    に抵抗があれば前にもここで紹介した産科女医のブログ
    ななのつぶやき
    http://blog.m3.com/nana/20071231
    をお薦めします。
    強い使命感をもち産科が好きで続けているお医者さんで、非医療者のなかにも
    ファンがいっぱいいます。是非通して読んでください。


    1年以上前ですが、関西の中堅の産婦人科の病院が分娩を取りやめました。
    院長の挨拶文のなかに、その理由が書いてありましたが、
    「信頼関係のある患者様ばかりでなくなっていること」
    というのがありました。
    大野病院の説明がまずかったのでは・・・と何人か書かれていましたが、
    医師と患者のコミュニケーションが上手くいかなくなった責任の全てが
    医師にあるとは思いません。
    今、加速進行している医療崩壊の責任は、厚生労働省や、事実に反するドクター
    バッシング記事を垂れ流すマスコミ、今回の事件のような検察にあると思いますが、
    本当の元凶は、できないことを求める我々医療を受ける側ではないかと思うのです。

  5. 【1011505】 投稿者: 通りすがりの  (ID:leigkTwx6zA) 投稿日時:2008年 08月 28日 06:21

    中山寺。 さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 助けても誉められず、助けられなかったら叩かれる。お医者さんに限らず、仕事をしている人はみなそうです。扱うものが人の命である分だけ、そうは言っても人間の中では、相当高い地位にあります。そのえらい人が頭を下げてくれる、ただそれだけでも遺族は満足するものです。
    >

    仕事をしている人は皆そうです、といわれますが
    ここまで無関係の人にまでたたかれる職業ってありますか?
    また他の方も書いておられますが頭を下げるくらいでは満足しない方も
    たくさんおられます。リスクに関してもこちらは1000人に2人でも
    リスクは「ある」と説明していても「1000人に2人しかない=ないに等しい」
    と解釈している方が多いのではないでしょうか。
    それなりの説明、とはどういうことでしょう。
    想像力、文章力は優れた方のようですのでどうぞ教えてください。



    > リスクに応じて、報酬の単価を変える、また一人ではきつければ複数、というのはどうでしょう。もし、自宅から1時間、あるいは3時間離れた病院で産むしかない、となったなら。その間にかかる費用、交通費宿泊費、あるいは上の子を預かる費用を援助する、または病院に施設が併設されれば、産むのに躊躇する人、減ると思います。


    リスクに応じて報酬を変えるほどの対応は厚生労働省には難しいのではないでしょうか。
    ただでさえ医療費削減を目標にしているのに、レセプトのチェックをする人件費が
    かかりすぎます。
    また、交通費宿泊費などの助成を提案しておられますが財源はどこですか?
    国も多くの自治体も火の車ですし、健康保険から出すということになれば
    自己負担率を上げるしかないと思います。自分たちの負担が増えても過疎地の妊婦を
    助けようという動きになるでしょうか。中山寺。様はいくらくらいなら負担しますか?


    検察の考えに関して想像で感動的な文章を書いておられますが
    検察は「勝てる」見込みで起訴したのです。
    ご遺族からは警察に訴えてはいないとご遺族の方が会見でいっておられました。
    それなのに「無念を察して、勝てないけれど起訴」するのならもっと多くの
    刑事裁判がなされるでしょう。
    起訴してみたら周産期のスペシャリストは皆被告側の証人になってしまうし、
    医療関係の学会は次々に抗議声明を出すし(意外と団結力があるものだと感心しました)
    全く計算外のことばかりだったと思います。しかしこれだけ話題になったので
    取り下げるわけにもいかず、今となっては医療崩壊の原因とまでいわれているのですから
    見込みが甘かったのかもしれません。


    > 危険の程度が10に8くらいである、引き受けられません、転院が無理なら母体の安全のため中絶を勧める、のが適切だったのではないでしょうか。


    はじめのページで でもね 様が出産は無理と説明されていたとおっしゃっています。
    出産は無理=中絶を勧める ですよね。
    まとめサイトは無理でもせめてスレッド内の文章は読んでいただきたいです。

  6. 【1011595】 投稿者: うーーむ  (ID:b1Zz2uRleRg) 投稿日時:2008年 08月 28日 09:50

    >医療関係の学会は次々に抗議声明を出すし(意外と団結力があるものだと感心しました)

    確かに。
    医師会が頑張ったのも驚きでした。
    一人の勤務医の為にこれだけ動くのは珍しいのでは?

    ということは、かなり医療崩壊が進んでいるという証明なんですよね。
    実際、このあと地域の周産期医療は縮小、外科系医師を志す者も減り・・・

    検察・・・責任取れよ!!

  7. 【1011596】 投稿者: 中山寺。  (ID:O2BkwVrmBIc) 投稿日時:2008年 08月 28日 09:50

    脱力感様。サイトは今のところ、玉石混交です。あえて関わらない、というのも正しい判断を助けるひとつの手段に成り得ます。




    産婦人科医の立場からであれば、議論し尽くされています。しかし、患者側からみたそれは、そうではありません。立場を変えて見ないと、決して本質は見えてきません。芥川の、藪の中、ご存知でしょうか。事件の当事者が語る、3人3様の物語です。





    ひすい様。同じ事件でも、立場が違えば全く違って見える、産科医の意見は出尽くしているが、患者側のそれはまだまだ掘り起こされていない、と思っております。



    無事に子を産む、病気を治す、もちろん患者側に第一の責任があります。自分が死なないためには何をどう食べ、生活し、病院を選び、必要な質問をする、自分にしかできません。それを能力の及ぶ限り最大限行ったうえで、医師に何を求め、死んだ場合の準備をしておくか。そのへんを、話し合いたくもあります。




    まだ20代の娘さんです。その人を失って、取り乱す、普通の神経だと思います。告訴することで、医療を支援しようとする動きは確実に始まっています。

  8. 【1011701】 投稿者: あえて思い込みたい方  (ID:c/NKGZQ8lCs) 投稿日時:2008年 08月 28日 11:46

    中山寺。 さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 脱力感様。サイトは今のところ、玉石混交です。あえて関わらない、というのも正しい判断を助けるひとつの手段に成り得ます。


    正しい判断をするプロセスとしては間違っていませんか?
    自分が何をすべきかを判断するのは自己責任で行なえばいいのですが、他者に関わる問題の場合は、間違っていると思います。
    「情報収集」→「情報分析」→「判断」のプロセスが必要です。
    この第一歩を蔑ろにする人が、正しい判断が出来るでしょうか?
    結果的に正しい判断のこともあるでしょうが、非常に危うい行動だと思います。
    確かに、情報には玉石混交があります。
    でも、玉石混交を見極めることが非常に大切だと思います。
    それが情報分析能力です。
    あなたの文面だと「私には情報分析能力に問題があるから、あえて関わらない。でも、正しい判断は下せる」とおっしゃっているように感じました。
    でも、あなたは


    > 横から様。まとめサイトに出入りすると、迷惑メールが山ほど来るんです。懲り懲りです。


    という勘違い、思い込みをされる方ですが、正しい判断が出来ますか?


    > このお医者さんは、確かに気の毒です。でも遺族に対してはどうでしょうか。安心だと聞かされていたのに死亡、そして事前事後、なんの説明もなく、死んだのですから葬儀屋を呼んでください、遺体を搬出してください、ただそれだけ言い渡されたのでは、何があったのか、避けられないことだったのか避けられることだったのか、明らかにしたいという気持ちを持って、当然です。


    どなたかが書かれていましたが、この情報はどこで確認できますか?(*1)


    > あれれ様。最近、身内を亡くされたことはないですか。医師は現れません。看護師が死後の処置をし、すぐに引き取るならそのまま、そうでないなら霊安室へ、死亡証明書は後日取りに来てください、と言われます。人の死に際して、医療は非常に冷淡です。


    これはあなたの経験ですか?(*2)
    もしかしたら、そういう病院があるかもしれません。
    でも、「人の死に際して、医療は非常に冷淡です」と一般化されています。
    これもあなたが下した正しい判断ですか?
    私は以前、いくつかの病院で医療関係の仕事をしたことがあります。
    あなたの文章を読んで、変だなと思うことがあります。
    「医師は現れません」と書いていらっしゃいますが、では、死亡宣告は誰がするのでしょうか?(*3)
    看護師ですか?
    「死亡証明書は後日取りに来てください」も変です。
    ご遺体を運ぶ車には死亡診断書を持った人間が同乗するように法律で決まっていると思っていましたが、そうではないのでしょうか?
    本当に「死亡証明書は後日取りに来てください」と言うのでしょうか?(*4)


    > 産婦人科医の立場からであれば、議論し尽くされています。しかし、患者側からみたそれは、そうではありません。立場を変えて見ないと、決して本質は見えてきません。芥川の、藪の中、ご存知でしょうか。事件の当事者が語る、3人3様の物語です。


    「立場を変えて見ないと、決して本質は見えてきません。」は確かにその通りです。
    でも、立場を変えて見る場合、まずは「情報」に接し、吟味する必要があります。


    > ひすい様。同じ事件でも、立場が違えば全く違って見える、産科医の意見は出尽くしているが、患者側のそれはまだまだ掘り起こされていない、と思っております。


    では、今回の事件で患者側の意見を掘り起こしてください。
    決して、思い込みや憶測だけを書くのはご遠慮してください。


    あなたにお願いがあります。
    あなたにいくつか質問をしました。
    質問(*1)〜(*4)に対して出来る限りでよろしいですから、答えていただけないでしょうか?

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