【注目】岸田政権の政策実現　通信簿｜掲示板スレッド

旧安陪派裏金問題は長年に渡り組織的に実行されていたので、検察が厳しく対処し政治資金の管理責任者だった政治家に罰則的責任を取ることを求めるのが妥当とは考えます。一方、週刊誌が収支記録の粗探しをして、度を越えて大騒ぎし政権を倒すような方向に意図的に誘導することには賛同しません。

こぞってTVで批判をするコメンテータも収支表を精査すれば、税を軽減するために指摘される問題点も出て来るでしょう。その程度の問題を週刊誌ネタと同じように取り上げ、マスコミが弱り目の政権を揺さぶろうと不要に大騒ぎするなということです。

いただいた返信は、わたしの質問にたいする回答ではないようです。わたしがおたずねしたのは、

日本国民さんは、かげで不正をはたらく政治家が、国民を第一に考えた政治をするでしょうか

ということです。いかがでしょう？

パーティ券問題の情報をレビューしつつ、推移を見ています。
一部派閥議員の金に関わる酷い行い、そして柿沢氏の逮捕を知ると、我々の窺い知れない処で選挙の賄賂や不法行為を行っている闇を疑わざるを得ません。

そもそも、”影で不正を働く政治家が、国民を第一に考えた政治をするでしょうか”というシンプルな問いに対してシンプルには答えようがないというのが、私の考えでした。”政治家”をある個人を特定するか、世辞か全般に拡張してマスとして見るかにより、答え方は違います。また、ある政治家が影で何らかの不正を働くことと、国民を第一に考える政治をすることの相関性に関しては、それこそ、その政治家固有の特性なのです。
従い、政治家をマスとして見る場合、仮に政治資金絡みで何らかの不法行為が行われていたとしても、政治活動は白い（善良な政治家）色と黒い（政治で私欲を満たす政治家）色、そしてその中間色の灰色のグラデュエーションが混在するメランジ風合いのイメージであるというのが、私の捉え方でした。

一方、パーティ券の関連する政治資金の情報が明るみになるにつけ、この問題の本質は、政治家が選挙で当選し続けるために金を必要とする仕組みにありそうだということが炙り出されています。政治家が”仕組み”に縛られる以上、政治資金をプールするために不正を働き関与する政治家は少なからずいると見做すのが自然です。そいう意味で、権力を得た政治家が仕組みをより強化するためにより大きな不正ギリギリの行為（親族を使っての不当といえる利権行為）を行うことは有り得ますし（不正の温床化）、そういう具体例の報道もなされています。そうなると、権力を得た政治家は全体がかなり黒に近く見えてきます。

政権が、この問題の本質にどこまで踏み込み対策を取るのかが注目点ですが、首相になってもこの問題が顕在化する迄派閥会長にしがみついていた岸田首相にはその仕組みを断ち切る英断を下す勇気は無さそうです。

まだまだ、検察による捜査は続き、今後も大きな疑惑の報道がなされるでしょう。疑惑の政治家の逃げ切りやしっらとした復権は、あってはならないと思います。来年春の給料が物価上昇を少し上回る程度上がれば、日本国民の政治資金疑惑への怒りが収まると考えるのは、早計であり間違いです。日本の人口減・経済競争力の相対的低下を考えれば、長期的な円安、物価高、給与停滞により生活の質の低下を避けられない可能性が極めて高いのです。国の変革が必要な時に政治の停滞を継続することこそが、日本国の衰退も温存するのです。

日本の現状から持続可能で明るい将来を見据えて、国の政治を導くことの出来る政治家が政権を担うことを期待します。期待しないのであれば、個人で長期的視点に立ち生活防衛の対応策を取るのが賢明です。

年末を迎え、岸田政権の表明を切り口に今年の評点を行います。
概ね55点/100点満点中といったところです。
最低合格点は60点です。現状では政権・政党支持率が低迷し、11月の再選は苦しいという点で、合格点に至りません。
いろいろ課題に対して対策を打ち出していることは評価出来ます。一方、対策の踏み込みが甘く実行力に懸案があり体裁だけという印象を国民に与えている。
以下、＞個人的な個別評点を示す。

一人一人の国民の声に寄り添い、その多様な声を真摯に受け止め、かたちにする、信頼と共感を得られる政治が必要である。
> 50点；いろいろ実行しているが、国民の信頼と共感は少ないようだ
そのために、政権運営の基本として、国民との丁寧な対話を大切にし、以下の三つを約束する。
第一に、国民の声を丁寧に聞き、政策に反映させていくこと。
> 60点; 課題に対して対応するも、条件付きが多く国民の納得感が低い。
第二に、個性と多様性を尊重する社会を目指すこと。
> 50点; 特に何かした？ 副大臣の任命で女性ゼロはマイナス点。
第三に、みんなで助け合う社会を目指すこと。
> 50点; 税金を増やして成果があるのか。
これらの約束を果たすとともに、政策面では、国民の生活を守り、国民の所得を増やす、以下の5つの政策に取り組む。

1. 新型コロナウイルス対策
「納得感のある説明」と「常に最悪を想定すること」を原則として対応する。
> 70点;５類になり社会は廻っている。毒性の強い新株種は現れた場合の準備はしているのだろうか？

2. 新しい資本主義の実現
富める者と富まざる者、持てる者と持たざる者の分断を防ぎ、成長のみ、規制改革・構造改革のみではない経済を目指すための「成長と分配の好循環」と、デジタル化など新型コロナによってもたらされた社会変革の芽を大きく育て、新しい資本主義を実現していく。
そのための第一歩として、成長戦略については、（1）科学技術立国、（2）デジタル田園都市国家構想、（3）経済安全保障、（4）人生100年時代の不安解消に向けた社会保障改革に取り組む。
また、分配戦略については、（1）働く人への分配機能の強化、（2）中間層の拡大、（3）公的価格のあり方の抜本的見直し、（4）財政の単年度主義の弊害是正に取り組む。
併せて、交通・物流インフラなど地方を支える基盤づくりに積極的な投資を行うとともに、農業、観光、中小企業など地方を支える産業の支援に万全を期す。
＞30点；首相の理念やビジョンとその発信が欠落している。将来的には税金は上がるばかりで配分は限定的で、社会全体が上向きになる期待感は低い。農業はどう維持する？地方の衰退は止まらない。
3. 国民を守り抜く、外交・安全保障
日米同盟を基軸に、世界の我が国への「信頼」と以下に掲げる「三つの覚悟」の下、毅然とした外交・安全保障を展開し、「自由で開かれたインド太平洋」を強力に推進する。
(1）自由、民主主義、人権、法の支配といった普遍的価値を守り抜く覚悟
> 40点; パーティ券収入問題は、政治家の襟を正せ！
(2）我が国の領土、領海、領空及び国民の生命と財産を断固として守り抜く覚悟
> 60点; 政権に有事となった場合にどういう覚悟があるのか？
(3）核軍縮・不拡散や気候変動問題など地球規模の課題に向き合い、人類に貢献し、国際社会を主導する覚悟
> 60点; 取組んではいるが、アンモニア歩みの重心は後ろだ
中国に対しては、対話を続けつつ、主張すべきは主張し、責任ある行動を強く求める。北朝鮮の拉致、核、ミサイル問題を包括的に解決し、国交正常化を目指すとともに、北方領土問題を解決し、日露平和条約の締結を目指す。
> 35点; かなり悪い。対中国をどうするかは大きな課題だ。
4. 危機管理の徹底
万一、大規模な自然災害やテロなど、国家的な危機が生じた場合、国民の生命と財産を守ることを第一に、政府一体となって、機動的かつ柔軟に全力で対処する。そのために、「常に最悪を想定し」平素から準備に万全を期す。
> 55点; 大都市の大地震への備えが十分とは思えない
5. 東日本大震災からの復興、国土強靱化
> 60点; 強靭化だけでなく、柔軟に備える対策も必要

(1/7読売新聞) 自民刷新本部の最高顧問・麻生氏と菅氏は派閥巡り相違…「議論活発化しすぎれば亀裂」懸念の声

首相は政治刷新本部での幅広い議論を期待する。ただ、「議論が活発化しすぎれば亀裂が生じかねない」（党幹部）と懸念する声もある。具体的な改革に踏み込みつつ、結束を維持できるかどうかは首相の指導力次第と言えそうだ。

➔　個人的には、派閥は解消するのが望ましいと考える。政治的課題は多様であり、その各課題に対して本来各代議士の考えは違うにも拘らず、派閥執行部の方針に沿って代議士が派閥方針に従い、派閥の数の力が政治を左右するのは、民意から剥離することが大いにあり得る点で良くない。菅代議士が派閥解消を主張主張するのであれば、支持したい。

政治刷新本部での幅広い議論というか、派閥を解消するのか、維持するのかという点で拮抗すれば、首相は決断をしなければならない。その議論と決断の結果を日本国民は注視している。この問題はパーティ券での集金、政治資金の在り方の問題ではあるが、本丸はその仕組みの元受けとしての存在である派閥をどうするかという問題にある。昔から派閥の長が大きな利権を得ている、との疑念は消えない。派閥は、日本国民に取り不要な存在だ。政策勉強会は、各テーマ（課題）毎に行い議論をったかわせばよいのだ。勉強会のため派閥が必要だというのは、全く的外れで詭弁である。

自民党に本当に自浄の行動がとれるのか、あるいは利権を温存するのか、今後の推移と決定に要注目です！

泉房穂さん、政治刷新本部について
「始まる前にもう終わってしまってると。やる前から駄目なことがわかっているような本部だと思うので、もっかい人選やり直した方がいいと思いますよ」

結局、5人衆幹部を逮捕できなかった特捜。

岸田政権は強い。

(1/20) 今日までのニュースでは、岸田派と旧安陪派が派閥解散。麻生派と茂木派は派閥存続の方針。麻生派及び茂木派は、岸田首相と今までどおり良好な関係を保ち支持し続けるのであろうか？　解体した派閥議員は、どういう動きを見せるのか？　これで岸田首相が支持率を上げ、次期総裁選で再選を目指す足掛かりになるのか？　あるいは誰か別の議員が自民党総裁に推挙されるのか？　自民党内の力関係が混とん化し、今後、何が起きるか予想が難しい局面となりました。

↑（正）岸田派、旧安陪派と二階派が派閥解散。