中学受験を止めてBoarding Schoolに留学するのが賢明｜掲示板スレッド

私も感謝しております！
なかなか具体的に中学からの留学事情を書かれている方がこの板におりませんので、大変参考になりました。
かなり「留学モード」になりました（笑）

うちの娘は私立小学校で９割らいのお子さんが付属の中学にあがるので（大学は無し）中受しなくてもいいのですが、１０％くらいのお子さんはさらに上を目指して中受します。
仲の良いお友達が中受にチャレンジするらしく、我が家も。。。と思いながら、でも大学実績もある学校だしわざわざ中受までしなくても。。。と悩んでいた矢先のレスだったので、なぜか「これだ！！」と思ってしまいました。

すごくハナシは飛んでしまうのですが、最近韓国のチェジュ島にできたボーディングスクールの情報をお持ちの方はいらっしゃいますか？
英国、アメリカ、カナダの有名校を誘致して、特別区みたいな感じで韓国、中国、日本の生徒さんたちを募集しているとか。
韓国なら近いし、いいかなぁなんて思ってしまったのですが。

何だか私の間抜けというかＫＹなレスに、温かい反応して頂いて
ありがとうございます。

娘の留学には本当に立ちはだかる壁が多かったのと、自分の子供のことなので
エージェントというエージェントは関西から都内まであたっていないところは
ありません。ルートＨもＩＧＳという留学専門塾も行きました。直接、海外にも
行ったり、ここと思う学校にはメールや電話もしてみたので、私の知りえた範囲で
お答えします。あくまでご参考になれば。


さて菜々様。お嬢様、優秀な学校におられるのですね。

チェジュにできた英国のボーディングはＮＬＣ（ノースロンドン・カレッジエイト）と
いう英国のトップ中トップの女子校です。英国ではボーディングではないので本国への
留学は原則無理です。現状、チェジュのＮＣＬはほとんど韓国の方で日本のインターみたい
と思って頂けるといいです。欧米のボーディングはやはり不況のあおりで確かに
地盤沈下気味のところもあります。その巻き返しにチェジュ、北京、上海、マレーシア
に名門ボーディングの姉妹校がどんどんできています。私も菜々様と一緒で時差が少なく、
気候も英国ほど悪くないし、もれなく韓国語や中国語もとも思いましたが、本国の
学校の実績を出すのはまだまだかと思います。私もＮＬＣのチェジュは直接電話を
して聞いてみました。試験は受けさせてもらえると思います。おそらく本国のＮＣＬも
ＩＢ（国際バカロレア）を採用したので、もれなくチェジュのＮＣＬもＩＢで欧米の
トップ大を狙う戦略かと思います。ただＩＢでの評価は英国ではまだまだ定着していません。
特に理系、医学部を目指すとなるとＩＢは厳しいかもしれないです。これは英国の
お強いエージェント様から聞きました。

菜々様が時間的に余裕があるならば是非、ご興味のあるところに楽しい旅行がてらに
見てみることお勧めします。私はただ妹が英国に住んでいたことと、米国のボーディング
はエージェントによっては「年に一人は自殺者」というくらい実力主義なのと中国系が
すごく増えているので全体の雰囲気が厳しいかなと思いました。あくまで私見ですので
ご興味があれば、学校訪問してみて下さい。どこも歓迎してくれますよ。

カナダ、オーストラリア、ニュージランドは英語の訛りが気になるところとホームステイが
主流なので、ステイファミリーとのトラブルが心配でした。

英国は私の少ない経験と娘の感想では、先生がほとんどオックスブリッジ出身でその教科
のエキスパートです。またお住まいは学校内か目と鼻の先にお住まいなので夜、宿題をして
いる時もいて下さいます。自習の時も声をかけて下さったり、できる教科は学年に関係なく
どんどん進ませてくれます。留学生も現地で数学、生物、物理などの国際オリンピックに
エントリーもできます。興味のあることに頑張る子には応えてくれますし、休み時間に
遊ぶ子は遊ぶし、勉強する子は勉強するし、日本みたいに変な「協調性」を押し付けません。
あのまま日本で娘が中高一貫の進学校に行っていたら、きっと頑張れば「一人で頑張っちゃって」と言われるし、はめをはずせば「深海魚」になるかもしれなかったです。制服はほとんど
の学校でありますが、厳しい校則はありません。ピアスやネイルをしている子もいますが
節度が守られていれば原則、細かいことは言われません。かえって自分でドレスコードを
理解できるようになると思います。


ただ海外はどこでもそうですが相手の話をよく聞いてしっかり主張することなどのスキルを
求められます。日本人はここが苦手ですよね。クラスメートでできの悪い子がいると、
意地悪ではなく「どうして僕が頑張っているのに、あの子のせいで勉強のペースが落ちん
ですか！」みたいにはっきり言ってしまいます。娘はどっちかというと「そうだよね」と
思ったと言っていましたが、和を重んじる日本ではびっくりするかもしれませんね。
成績に関しても異議申し立てする子もいますし、先生もそれに対してしっかり理由を
述べてくれます。日本だったらそんなこと言ったら大変ですよね。



でも留学のお話がここでできるなんて嬉しいです。どうか菜々様も大変かもしれませんが
臆せず、色んなところに聞いてみて情報収集なさってみて下さい。また私と違う考えや
留学スタイルになるかもしれません。


ただ私が一番最初に「留学させよう」と思ったのは「国境なき大学選び」という
武蔵高卒東大教養学部の学生さんが書いた本です。人生の山の登り方は様々なら
面白い登り方もしてみたいなと思った一冊です。今もたまに娘のことや気がかりに
なるとその本を読みます。よろしければ是非、読んでみてください。



娘からメールがきたりするので、たまたまＰＣを開きました。ＫＹなこと書いたので
心配で開いたら、菜々様や留学にご興味のある方がいて嬉しかった。


私でよければ、私が確実に調べたり、直接見たり聞いたことならお答えします。
お友達ができた気分で嬉しいです。たまにこのスレ遊びにきます。

夫と二人きりで今から子離れして少し寂しかったので心が温かくなりました！！

英国大好きママ様

とてもとても丁寧なアドバイス、本当にありがとうございます！
ますます「留学」のモチベーションが上がってきました！

チェジュのボーディングスクールはやはりまだこれから、、といった感じなんですね。
でも近いし、英国の名門女子校の姉妹校とのことでとても魅力的です。
主人が娘たち（２人姉妹です）には理系か医学部を強く要望しているので、その点に関してはちょっと難ありなんですね。
有力な情報ありがとうございます。

主人が娘達が生まれたときから留学を強く意識していたのですが、留学経験の無い（海外在住経験もなし）私はあまりピンときていませんでした。
またこれから娘達をどういった方向に進ませればいいのか漠然と悩んでいましたが、なぜか英国大好きママさまのコメントを見てものすごくピンときちゃいました。

おっしゃるとおり、まず直接現地を見に行くべきですよね。
チェジュは近いのでさっそく予定調整して行って見ます。
英国大好きママのコメント見ていると、英国のボーディングスクール、あこがれますね～～～
春休みにいっちゃおうかな？？

「国境無き大学選び」、是非読んでみたいと思います。

本当にありがとうございました！

英国の場合、アジア系への人種差別はどうでしょうか。欧米への留学を考える場合、正直、それが一番気になります。

個人的に質問させていただきたいことがあるのですが、メールアドレスを教えていただけないでしょうか？
お子さんがアメリカに留学なさっているとのこと、色々と詳しく教えていただけないでしょうか？
何卒よろしくお願いいたします。

寒いですね。娘もどうしてるんだろ。ＰＣで待っているのですが全くメールが来ない！
何と、強きに高めのボーディングを来週、もう一校受験します。本人はチャレンジなので勉強してるのかもしれません。わずか１３歳で親離れされるのがこんなに寂しいとは・・・
ついサイト開いてしまいました。


菜々様、通りすがり様、レスありがとうございます。


菜々様は理系か医学部系なのですね。欧米では日本同様、Ｍｅｄｉｃａｌは難関です。
理数系が得意ならば欧米でもやっていけます。ただ、娘の教科書をみせてもらうと
別に医学部志望ではないのにｂｉｏｌｏｇｙで体の関節や筋肉の一つ一つ英語で覚えなく
てはなりません。自分が１３歳で留学してたらどうしてただろうと思います。
その意味ではお嬢様は文面からお察しすると小学５，６年生。学校も進学校でお勉強も
進んでいるので、これと思う学校にはメールでもいいので出願だけでもしておくと
いいかもしれません。欧米では生まれた時から願書出している学校が多いです。
ただ、留学生ということと、この不景気のご時世ですし、日本人留学生はわずかなので
ａｄｖａｎｔａｇｅはあります。日本のように願書提出期限はありませんが、早めの
出願をしておかないと結構大変でした。ある意味、円高とユーロ危機がなかったら
娘の長期留学はなかったと思います。ＮＬＣにかなりご興味があるご様子。是非、
サイトからアクセスするか電話してみても大丈夫かと思います。学費は２８０００米ドル
ぐらいのはずなのでお安い方だと思います。ここで英語力や必要な学力をつけて欧米の
ボーディングをめざすのもありかと思います。ＮＬＣのチェジュをはじめアジアにでき
はじめているボーディングの姉妹校には日本のエージェントは入ってきていないので
親御さんがアプローチするしかないかと思います。チェジュだとカナダの名門校も
入る予定ですし、北京、上海にイートン、ハロウ校の姉妹校もできると聞きました。
もしかしたら共学になるかもしれません。確実に知っているのはＮＣＬのチェジュと
マレーシアの名前は忘れたのですがアン王女も通っていたボーディングの姉妹校が
ありフィナンシャル・タイムズ誌のトップ１００校に入っています。後はオーストラリア
では珍しく隠れた名門校で、ガンジーも通ったグラマースクールもあります。日本から
近く、いきなり欧米はちょっとと思う場合はこのあたりから留学をはじめてみるのも
お値段、日本からのアクセス面でチャレンジもありかと思います。万が一を考えて
今の私立の学校が席を残しておいてくれたり、復学を許して下さるならば、尚更、
強気に留学できますね。ただ東大が秋入試にする動きや、都が公立校の生徒の留学を
支援したり、海外の単位を日本の学校の単位に振り返る、いわゆるダブルデグリーを
してくれるなら、本当に留学はしやすくなりそうですね。




とおりすがり様

たしかにないと言うと嘘ですね。娘もロシア人の子にバカにされたと言っていました。
ただ人種差別よりもホントに個人の性格だと思います。生まれも育ちもすごくいい
ヨーロッパの子がとても親切にしてくれる一方、同じアジア系がゆえにライバル心
メラメラしてる子もいれば、日本大好きと言って娘のファッション真似させてなんて
言う子もいます。人種差別はものすごく英国のボーディングではケアしています。
同じ人種が固まらないよう気はつけていてくれます。ただ昨今の中国の留学生の多さは
ボーディングの悩ましいところで、学力、資力面でいい「お客様」ですが、学校の
雰囲気が中国の子が固まって排他的になるのは他国の生徒の一番のクレームです。
違う人種が集まるのでトラブルがないと言ったら嘘になりますが、日本のような
陰湿ないじめはないようです。
ただ学校の先生は米国式は嫌いなようです。発音など、娘も留学前はどうしても
ＴＯＥＦＬ、ＳＡＴなどで勉強してきたのでアメリカ英語を使うと露骨に嫌がられる
そうです。どちらかというと英国は米国が一番嫌いなのかもしれません。
もうアジア系は「留学生」で未知のものをそういう生徒から学ぼうと思っている
ようです。それから新興国の生徒さんほど、とんでもないお金持ちが多いので
マナーなどしっかり身につけて来ていて、エレベーターに乗る時に中国の男子が
ずっと開けて待っていてくれたり、テーブルマナーもしっかりしている子が
多いそうです。そうじゃない子ももちろんいますが、ほとんどの子が欧米の留学を
する前に現地のインターや他の語学学校なでどわずか１４，５歳で英語学習歴１０年
でずっと前から留学を決めてきた子がほとんどなので、欧米のマナーやボーディング
での規律はわきまえているようです。うちなんて半年ぐらいの準備で留学したので
あり得ないです。他国の子の意志の強さやモチベーションにはびっくりです。
ボーディングの費用は日本人にしたら子供二人が私学に通う教育費という感覚。
でも新興国にしたら平均年収の何十倍にもなるので、気合いが違いますよね。
そういう意味では生半可な留学してきて、意欲のない子ははじかれるというか
嫌われて相手にしてもらえないかもしれません。



それから意外と日本って知られていないということです。娘がある英国人が９９％
１０年に一人入るか入らないか、英国のトップ大に毎年コンスタントに入学者が
いる名門女子校を受けた時、

「日本人の子の顔はじめて見た」
「着物来て来ないの？」
「忍者のお友達いる？」
「お侍さんがアニメ作ってるの？」
「どうしてハラキリみたいなことするの。神様がお怒りになるわ」（カソリック系の学校）
と今どき？ということ本気で聞かれたので冗談でしょと思ったそうです。
あれほどのハイテク製品を生み出す日本でも、世界の立ち位置と認識はこの程度です。
差別受ける前に日本知られていなんですよ。人種差別以前の問題で、カウントされて
ない国なんです。これは笑っていいのか考えちゃいますよね。

英国大好きママ様、ありがとうございました。

英国大好きママさま

有益な情報とあたたかいアドバイス、本当にありがとうございます！

うちの娘たちの通う女子校はおそらく復学は無理。
英国大好きママ様のおっしゃるとおり、復学が可能であれば思い切って！！という気にもなるのですが、もし合わなくて日本に戻ってきた場合、受け皿がどうなるのか、、、というのが不安です。
せっかくお受験して2人入れた学校なのになぁとかくだらないことも考えてしまいます、、、

でも英国大好きママさまのコメントのおかげで、本当に視野が広がったというか、娘たちの将来に色々な選択肢があるのだということがわかりました。
感謝しております。
主人とよーく話し合って、また旅行がてら現地も見に行き納得した上で決断したいと思います！