日本の古（いにしえ）｜掲示板スレッド

冷静にかんがえるとさん、詳しくお返事頂いて有難うございます。
天皇誕生日に東京裁判とか戦争責任だとか、それこそ低意だと思われるのを、心配しておりました。こちらのスレで時々お見掛けする奥都城さんのスレとはどちらでしょうか？
これらのお話は中学受験板でやりとりされていたものでした。こちらの方々はご覧にならないですものね。
失礼致しました。
冷静にかんがえるとさんの御説明で理解できましたので、お忘れ下さいませ。
ご紹介頂いた本を探してみます。
それと、内堀？すみません、皇居がどのような配置になっているか、まったく想像出来ません（行ったことは何回かあるのですが）。地図で見ているんですが、赤坂御所すらどちら側にあるのか。。
いつか簡単にでもお教え頂けませんでしょうか？
いつもあつかましいお願いばかりで、申し訳ありません。

京都人　さん

奥都城さんもまた皇室制度に詳しい方ですよ。スレ場所はご本人の意向を確かめようにないので、何とも申し上げられませんが、、もっとも検索をかければすぐにお分かりになるでしょう。
皇居の位置関係ですが、う～ん、、何と説明申し上げればよいのか、、
ざっくりですが、例えば赤坂御所との位置関係は、京都御所と元離宮二条城を想定されると分かりやすいかも知れません。これを基点として京大医学部辺りに東京駅、京都駅辺りに品川駅といった感じですかね。
わたしも京都の地理は詳しくないので、これ以上はうまく説明できません。
ご容赦願います。

冷静にかんがえるとさん
有難うございます！
京都御所を例にして頂いたお陰で理解できました。充分です。
ご記帳は行かれましたか？
冷静にかんがえるとさんのおっしゃった通り、今年は去年の五万人を軽く上回る、七万六千人あまりだそうです。
平成最後ですものね。天皇陛下の御会見も、胸打つものでした。次代の方々への期待が高まります。
来年はいよいよ新天皇の御代で、新皇后の国際的なご活動も楽しみにしております。
ちはやふるさん同様、色々とお教え頂き、有難うございます。
どうぞ、よいお年をお迎え下さいませ。

冷静にかんがえると様
お返事が遅くなり、申し訳ございません。丁寧な御教示を頂き、有難うございます。蘇我氏ではなく、藤原氏でした。京都人様の仰るように、然り気無く間違いを正してくださるので、私も安心して書くことが出来ます。
大嘗祭の歴史的由来、象徴との関係性が、よく理解できました。また、動的象徴が、貴方様の仰る通り、慰霊、被災地御訪問などを通じて、有機的意味を持つ、ということ。
天皇陛下の御会見を見て、なるほどと思いました。日経新聞の「象徴の旅」という見出しが、よくそれを表しております。貴方様の物事の捉え方は、いつもながら、お見事という他有りません。
一般参賀は結局、八万人を越えたそうです。
いかに多くの国民が天皇陛下のお刻みになった、「平成」という時代に共感し、ご慰労の気持ちを持って、感謝申し上げているかが、分かります。
ところで、東京裁判？お題とは離れますが、一体どのようなものだったか、私も興味深々です。AからCまで戦犯をランク分けして、事後法（後から創った法律ですか？）で裁いた、勝者の裁判という感想を持っていますが、冷静にかんがえると様は、どうお考えかしら。
その点だけでも、お教え頂きたいです。

ちはやふる　さん

「国内をくまなく巡り、国民を結ぶ旅は陛下が築かれた象徴像の骨格の一つだ。」（日本経済新聞、12/23付）

国内を「くまなく」と申せど天皇・皇后両陛下が訪問された島嶼は全国で55ヵ所を数えるとのこと。その中には先に言及した利尻島のような離島も含まれる。まさに両陛下と国民を「結ぶ」というもので、一人ひとりの国民と向き合うというお言葉を体現せられたものでした。
次の御代でもぜひ継承されていくことを、国民の一人として望んでやみません。

ところで東京裁判ですが、先にイデオロギー色や善悪二元論を離れ、より客観的、実証的視点からの分析が望まれるべきと書いたので、この点について国際法の観点から、若干の私見を記すに留めます。

俗に旧日本軍「悪玉」論(これも一方でイデオロギーでしょう）を前提に単純な批評を為すことはもちろん適当ではなく、その意味では従来、「なぜ日本は戦争をしたか」という、例えば軍国主義などといった内部要因のみを問題とするアプローチよりも、「なぜ日米は戦争をしたか」という米国側の視点・事情をも含んだ総合的な「史実」解明が期待されるべきというのが、わたしの感じるところ、東京裁判に関しても同様の視点が求められるでしょう。

よく東京裁判は国際法上問題があったと言われますが、これは所謂、事後法の問題というより、その根拠となる東京裁判条例（S.21）が実質的に米国一国の意向を色濃く反映したもので、例えばニュルンベルグ条例が米英仏ソ4ヵ国調印後、19ヵ国が批准したという国際法上、正式な条例であったことと対比して、東京裁判条例は当時、連合国軍最高司令官マッカーサーの「命令」に基づくという、国際法上、誠に把握しづらい一方的行為に基づいて制定されたという背景があります。もっともその命令ー「特別宣言」－の根拠はポツダム宣言の受諾による「合意」というのが多数派の法理なのですが、、

尚、そのポツダム宣言にいう「戦争犯罪」とはハーグ陸戦、ジュネーブ各条約によるもので、東京裁判ではB級の構成要件だったわけです。他のA級ー「平和に対する罪」、C級ー「人道に対する罪」はニュルンベルグ条例を参考に踏襲、付け加えられたもので、ここに所謂「事後法」という批判が生じる余地があった。
ですからA~C級というのは罪責の軽重ではなく、あくまでも構成要件の類型ということになります。
余談ですが、この三つの類型に列挙された起訴に至る訴因は、単独・複合55項目。まあ、何かの偶然でしょうが、、

また余り知られていないが、裁判長を務めた豪州のウイリアム・ウエッブは自国内における旧日本兵の「戦争犯罪」実地調査した人物。刑事裁判の基本理念たる現在の英米法にいう当事者主義とは、およそかけ離れていたことも指摘されています。

藩政改革で全国に先駆け徴兵制を実施し、独士官による軍事訓練を導入した元紀州藩士の津田出や、同様に開明派の幕臣、福地源一郎ら曰く、「道理（国際法）の上に立つ国際政治というかつての判断は、『まったくもって誤解謬見』の空理」。
当時の国際情勢の下、受け入れざるを得なかったというのが、先に引用した岸田元外務大臣の答弁、偽らざる心境ではないでしょうか。その意味で、東京裁判を「積極的に」評価して戦後政治、国際関係論に繋げる「過剰適応」に、わたしは与しません。

冷静にかんがえると様

お題とは離れたご質問に、丁寧な御教示を頂き、有難うございました。
A級とかB級って、刑の重さではなかったのですね！私、一生勘違いしていたところでした。実はある方にも叱られて、何でもかんでも質問することで、もしかしたら、貴方様も嫌気がさしているかと、思っておりました。でも、伺ってよかったです。
蘭学については、私も専攻上、少し勉強しました。津田出も存じていますが、例えば平賀源内、杉田玄白とか、江戸時代の洋学を代表する何人かの学者の方々は、奇人扱いされていたとか。でも蘭学がもてはやされ、大事にされたのは、やはり徳川吉宗より後からになるみたいです。鎖国にもかかわらず、蘭学がわずかの間でも、もてはやされた背景は何なのかしら？
結局、シーボルト事件とか、蛮社の獄とかいった弾圧に繋がっていくわけですよね？やはり、率直にものをいう風潮に、蘭学の学者たちも、相当な危機感を持っていたのでしょうか？
遠いヨーロッパからの文物で、新しい世界と出会った蘭学者たちが活躍した時期も、わずか70年あまりのことでした。

冷静にかんがえると様

奥都城様のスレッド、ご覧になってます？
貴方様にとって、おそらく、最大のプレゼントが待ち構えておりますよ。
年末だからかしら。私もウキウキ気分が抜けません。

冷静にかんがえると様、皆様、
明けましておめでとうございます。
昨年はつまらない質問にも、丁寧にお答え下さり、本当に有難うございました。

レスの数が2、3増えていたので、あ、もしかしたら、スレ主様が帰って来られたのかしら？と思って、開いてみたのですが、残念！まったく関係ない方でした。
さすがに大晦日にスレ主、冷静にかんがえると様は、こちらをご覧にはなっていないでしょうね。

先ほど初詣から帰ってきて、TVをつけたら、伊勢神宮の特集をやっていました。
今上天皇のご即位報告の映像を拝見して、今年は、その平成も終わるんだ、と思うと、平成生まれの私にも、何だか感慨深いものがございます。

お正月の一般参賀には、大学の友人4人で、出掛けてみる予定でおります。そのあと、女子会となるでしょうけど、良いルートでもございましたら、お教え頂きとうございます。
本年も、色々とご教示賜りたく、
宜しくお願い申し上げます。