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投稿者: 動機が大事だよね (ID:mPpiLexc7zg) 投稿日時:2017年 04月 05日 08:10
桐朋が今年東大現役一人だそうだ。駒東も東大が減少して大騒ぎしている。
少子化と公立の復活で今後中堅私立中高一貫校はますます大変になるだろう。
環境を買うのが私立受験の大きな理由と言っていたがやはり第一は進学実績(男子の場合)だっということが明らかになった。伝統だけでは駄目だと言うことだ。進学実績が下がれば凋落校と認定されてしまう。
今後、桐朋に続いて凋落する私立学校はどんどん増える。逆に内申がどうだ、教師の質がどうだ、公務員に子供を任せられないなどと言っていた私立親も日比谷や小石川、横浜翠嵐の実績を見れば考えを改めるかもしれない。
悠然と構えていられるのは昔からの名門校、麻布、武蔵、学習院、暁星、成城、成蹊などで高校入試をやっている開成は今後劇的に(日比谷に流れるので)東大合格者を減らすかも知れない。学芸大附属に続いて開成凋落も視野に入ってきた。あと5年もすれば東大100人を切るのではないか?
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【4568352】 投稿者: 東大理系OB (ID:3e9oT/kcMus) 投稿日時:2017年 05月 09日 22:02
ららら さん
私は、優秀な【理系】学生が大学院に行かずに引き抜かれるという話は、ほとんど聞いたことがありません。
日本は学部と修士とほとんど収入的にかわらず(学部卒業が同期なら)博士課程に進むとリスクが大きくなりますが、ことアメリカでは、生涯年収はまったく違います。
学部で企業にはいって出世する人、起業で大儲けする人は、もちろん居ます。
文系でも、MBA、ロースクール、すべて大学院相当ですよね。
ただし、理系の修士課程については、博士課程に進めなかった人のconsolation degreeとみなす向きが多いのは事実です。 -
【4568353】 投稿者: 黒駒 (ID:F6KltkwVwmc) 投稿日時:2017年 05月 09日 22:03
東大理系OBさん
>20年前は、海外展開を仕切るのはエリート、そのために企業は社員を社内教育し、社費で留学させたり、厳しいミッションやノルマを与えずに海外の支店などに派遣したりしていました。
企業にもいろんな業種があると思いますが、すべてそうなんでしょうか?
また、子どもたちの進路には、企業以外にも様々な道が開かれています。
それらを総合的に考えたとき、英語が絶対的に重要な業種は少なくないのではないでしょうか?
無論、英語はできるに越したことはないですが、そこそこできれば問題ない業種が多いと思います。
たとえば基礎系の理系研究者にとって英語は重要ですが、専門能力があって初めて意味が出てきます。
本当に優れた研究者であれば、英語は下手くそでも、極端な話喋れなくても、リスペクトされます。
そういう業種、他にもたくさんあると思うけどなあ。
法曹界なんか、一部の弁護士以外、裁判官検事含めて英語なんかほとんど必要ないでしょう?
政治家だって、英語なんか喋れないの多いんじゃないか?
芸術家やスポーツ界は、コミュニケーションツールが言語でないから言うまでもないよなあ。
医師だって、開業医なら英語でグローバルとか関係ないだろう。
町工場の社長さんなんか、「英語、何それうまいのか?そんなもんより、旋盤回せ!」の世界でしょう。
で、何が言いたいかというと、中高生にとって、英語よりも重要な科目はたくさんある、ということです。
グローバルにうつつを抜かして他の科目をおろそかにしていると、自分のアイデンティティーを構築できなくなるよ、と。
グローバルとかいうミスリーディングなキーワードを校是にするような学校は信用ならん、ということです。
ま、英語とか、大学や大学院入ってから必要性を感じた人が必死に頑張ればなんとでもなるよ、ってはなしです。
そんなもん、中等教育に持ってくんな、と。 -
【4568361】 投稿者: 英語 (ID:9fVAmV3Cfew) 投稿日時:2017年 05月 09日 22:09
日本人は昔から欧米コンプレックスが強いのに、最近とみにグローバル教育が言われるようになったのはなぜなんでしょう。
個人的には、こんなところかなと。
⓵日本市場が人口減少で頭打ちになり、日本企業が外で戦わなければ食べられなくなった
②交通通信の発達で世界が狭くなった結果、世界公用語たる英語の地位が高まり、逆に、日本語はもちろんフランス語やドイツ語など非英言語の地位が下がった。
③特に、理系の論文などはネットで読むのが主流になり、公用語たる英語で書いていないと誰もわざわざ翻訳して読んだりしなくなった。
④アメリカは超学歴社会かつ格差社会であり、知的エリートの処遇が日本よりはるかに良いため、エリートはアメリカで活躍した方がメリットが大きいという認識が日本でも広まった -
【4568366】 投稿者: パズル (ID:LeJpHUO5bSs) 投稿日時:2017年 05月 09日 22:13
うーん、らららさんは院への進学に否定的ですね。
民間でも研究職とかだと、修士や博士を持っている人がほとんどだと聞くのですが。
まだ学部も確定していないし、何の仕事をするのかも分かりませんので、院に進学する方が将来の選択肢が増えると考えていたのですが、そうでもないのでしょうか?
4年で卒業するとなると、随分慌ただしいですね。 -
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【4568375】 投稿者: ららら (ID:UckLdNSvn..) 投稿日時:2017年 05月 09日 22:17
東大理系OBさん
わからないけど、大学院卒というか終了というかの方との交遊がほとんどだったりすると、わざわざ言わないのかも。米国のよい大学の学部にいて目立っていると、リクルーターが魅力的な条件で引き抜きにくるから、大学院に行く必要がないし、指導教官も大学院にわざわざ行くことをすすめないようですよ。あちらでは、授かった能力は社会に還元してなんぼ、ですから。だからでしょうか、米国の起業家は名門大学を中退している人、結構いますよね。
自分の周りは外国人含めてですが、名門大学の理系卒でグローバルな一流企業在籍経験あり(現地、ではなく、本部採用)の男性がぞろぞろいますので、書いたことは確かです。
ただすべての学科というか専攻を網羅しているわけではないので、専門により、状況が異なる可能性があるのかもしれませんね。 -
【4568377】 投稿者: 東大理系OB (ID:3e9oT/kcMus) 投稿日時:2017年 05月 09日 22:18
黒駒さん
日本で、実態はともかく、高校生の憧れの2大職業である、医師と弁護士は、相対的に、英語の必要性は低いと思います。だから、英語の必要性が、あまり真剣に語られない。
高裁判事になるようなエリート裁判官にも英語が必要と思えない。研究や先端医療と離れれば、医師にも英語はほとんどいらない。
英語だけで生きていくことはできないけれど、英語の付加価値が無いためにチャンスを逃している人が非常に多いと感じています。そして、書いたように【突然】英語が必要な局面に遭遇し、そこで決定的な悪評価になってしまう人が多すぎます。
英語ができなくても、研究成果があればレスペクトされるというのは本当ですが、それでは、研究成果を挙げるにはどうするか。
私見では、欧米の【裏筋】をつかむことで、こういう筋を一度つかむと、それなりの情報がどんどんはいってきます。一流の国際会議の運営委員などをやって汗をかいていて、そころこのものを発表していると、インフォーマルの会合かなんかに呼ばれ、なんかいろいろな人が寄ってきて、、、、という循環になります。
私の子供は医師で、英語はそのうち使わなくなるかも知れませんが、高校の帰国子女クラスで徹底的に英語を絞られて、そこそこの実力になりました。
高校1年から、経済刺誌の記事を週に何本か読み、エッセイを1~2本書き、同じくらいプレゼンをやる、という、ハードな環境でした。少なくとも会話やテーブルスピーチなどは私より上手いです。今は大学病院でなかなか重宝しているようです。
そこそこの一部上場企業に就職し、それなりに出世したければ、英語力は必須。
アカデミアで生きていこうと思えば、それ以上に必須。
そこそこの英語力でいいです。
変な発音でも、多少ブロークンでも、総員10名で日本人が唯一の環境、一日12時間、3日連続の会議に出て、存在感を示せるくらいであればいいかと思います。
専門力は必須。日本語でやる学会の運営委員会でもまともに発言できない人がほとんどなので。
東大の理学部化学科は、進振り以降の講義を完全英語化しました。
これを、行き過ぎと感じるか、無駄と感じるか、将来の方向を示していると感じるか。 -
【4568381】 投稿者: 黒駒 (ID:F6KltkwVwmc) 投稿日時:2017年 05月 09日 22:20
東大理系OBさん
大学で学ぶ教科書を英語で、というのは、まあそうかもしれませんね。
20年前私が学生のころは、原書で読んだほうがよい教科書はまだ多かったです。
でも、日本語でも良い教科書も結構ありました。
量子力学なら、小出昭一郎とか、統計力学演習なら久保亮五とか。
今は、もっと多いと思います。
まあ、でも大学院入ったらどのみち論文は英語で読むことになりますが、それでも理系英語は簡単だから、高度な英語は必要ないですよね。
なにしろ我々理系は「ややこしいことを易しく説明する」ことをモットーとしてますから。
文系みたいに、「簡単なことをややこしく説明して相手をけむに巻く」なんてことはしませんからねえ。 -
【4568385】 投稿者: 英語 (ID:9fVAmV3Cfew) 投稿日時:2017年 05月 09日 22:21
一昔前は黒駒さんの言うとおりだったかもしれませんが、今は東大理系OBさんの話のようになっている気がします。
世界経済は、アメリカ、日本、ドイツ、フランスの順でしたが、今は、アメリカ、EU、中国、そして日本です。そのうちインドにも抜かれるかもしれません。
そんな状況なので、企業は日本の中だけではやっていけないし、英語のスペシャリストを雇う余裕もなくなってきているんだと思います。
ドメスティックな業種は先細りだと思います。
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