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【3833175】大学入試制度改革は成功するか

投稿者: この指とまれ   (ID:rS.qth.ChY.) 投稿日時:2015年 08月 29日 11:33

大学入試制度改革は成功するのでしょうか。
私は否定的に捉えており、息子は現在中2なので現役で受かって欲しいな、と思っています。

皆さんはどのように考えていらっしゃいますか?

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  1. 【3837931】 投稿者: バラード  (ID:hR7GFCAUQ3c) 投稿日時:2015年 09月 03日 10:50

    人事様

    書かれたとおり、この件につきまして(おそらく東大入試がどう変わるかが論点でしょう)私が、大それた、これからは「このような入試方法がよい」などという考えは持ち合わせておりません。

    ただ、今の教育体系のどこが問題で、どのように改革していかなければならないかはいくつか個人的考えはあります。

    大きな点は、何度か書きましたが、日本は科学技術や文化、芸術や経済、海外との交流も含めて先進国であり、世界レベルの国なのに、教育体系だけは日本独自で閉鎖的。
    たとえば、この体系、この入試のやり方がベストなら他国が追従しても?(特に欧米)

    次に、これだけ海外依存とは言わないまでもアジア欧米とのモノでも人でも行き来があり、仕事も衣食住も日常も自然とグローバルになっているのに、言葉だけは日本語でという比率が他国に比べて高い。

    はじめのことに関わりますが、戦後に6334制の新しい教育体系が出来て中学の義務教育化や、なんやかやあって、高校の準義務教育化は進んだとは思います。

    ただし、この板でもよく見られるように、何々大学を頂点として、偏差値順の、画一的な
    受験勉強(机上の)知識偏重の形態は変わっていない。
    まだ護送船団方式の、みんなで行けば的な風潮はさほど変わっていない。

    誤解がないようにですが、知識は要るのです。多いほうがいいのです。ただ以上終わりになっている教育をどうしようかです。知識を使って何をするかは皆様の書かれたとおり。

    これは、私の思いで、それではどうすればいいかとなります。

    一つは他国人たちとも他国の(英語に限りませんが)言語で、もう少しはお互いの思いや考えのコミュニケーション(読み書き 聴く話す)できるようにすること。

    偏差値高で机上学習主体で、沢山の知識を詰め込んだ人だけが優位、という状況を変えること。プラス何があるのかをもっと見定めていくこと。

    海外の小中高で学んだ外国人も別枠でなく同じ土俵で最終的には入試が受けられること。
    (これは国によって当然教育体系は違うので、ある程度の日本語力と多少の考慮はいる)

    護送船団方式の画一的でなく、各自個性を持ち、個性や専門性の高い人材、ある部分劣っていても、強烈な個性があれば、私的には活かせる様な場があるべきと考えます。

    東大の来年度の推薦入試要項が出てますが、もはや一部はこれで実施という感があります。東大ですら、推薦入試の目的を机上の受験勉強だけに特化せずに、高校の授業科目内外に幅広く、問題意識を持ち、学び、その問題意識を深く掘り下げられる人材を、としています。

    学部ごとのアドミッションポリシーは違いますが、たとえば法学部だと、学内5%以内の成績で、6000字の論文、面接、グループディスカッション、他には、活動履歴、語学資格、ボランティア、海外経験など提出。
    私は個人的には、この方法は一つのやり方としてよいのではと思っております。

    これは、早慶などはとっくに10通り以上の選抜方式でいろんな人材試行錯誤で推進していって、政経など指定校だのAOだの人数増やしたり減らしたり、慶応はAOやったり、法はセンターやってうまくないので廃止したりAOの変わりにFITをやったりしてます。

    東大でも、推薦入試がわずかな人数とはいえスタートすることは個人的にはよいと思いますし、推進して欲しいと思います。

  2. 【3838612】 投稿者: 人事  (ID:EAMH1mXSDCM) 投稿日時:2015年 09月 03日 23:36

    バラード様
    真摯にお答えいただき、ありがとうございます。
    幾つか論点ありますが、まず、バラードさんが知識重視と断定的に仰っている今の入試問題、東大を例にした場合、どの科目について仰っているのでしょうか?
    伝統的な、問題文を読んで答える形式の国語現代文も、そうですか?
    それがグループディスカッションや口頭試問に変わった場合に、何が大きく変わるのでしょう。確かに、口下手、対人関係が苦手ですぐ緊張しちゃう人は排除されるでしょうが、その程度のこと?

  3. 【3838670】 投稿者: 東大入試  (ID:6SPrcVe0nUw) 投稿日時:2015年 09月 04日 01:20

    東大と雖も英語は、学問というより単純に言葉だからねー、逆に国語力が要る。
    東大の数学・物理を暗記モノと言ってのける生徒は逆に地頭が良いので、応用力はある。
    普通の生徒は原理原則から学ぶしかない。それも正解だろう。
    化学も結構考えさせるし、生物は相当書かせる。
    唯一知識がモノを言う地歴も結構書かせている。

    いったい東大入試の何処が知識偏重なのか?


    日本に英語が普及しなかったのは、明治の偉人達が有色人種で唯一西欧学問を一般市民に開放し、
    欧米列強の末席に位置する事が出来た稀有な国だからだ。
    植民地にもならなかったしGHQ配下の占領時期も英語での教育を米国に拒んだ。
    日本語は抹殺されかかった。
    明治初期の人々は学生も軍人も英語・仏語・独語で学んでいる。
    グローバル時代というのは、日本語を捨てる訳ではないことを認識すべきだ。
    猫も杓子も、英語英語というが言葉でありツールだ。楽天を軽蔑する。三木谷の英語も酷いよ。

    敢えて知識と知識の鍛錬の賜物が、また頭が悪く応用力も必要ないのが英語である。
    言葉だから、バカでも習得できる。根気さえあればね。


    どしても英語だと言うのなら、英語という教科をなくし、その他の科目を英語で出題させるのだな。
    解答も英語。ほとんどアフリカの植民地と大差なくなる。


    最後に、想像力なんて、どうやって試験ではかるんだ。
    採点する教員が想像力が無いか、理解できないだろう。想像力のある教員は、もう立派な
    賞でも頂けるような人物で採点なんてしないだろう。


    ついでに、生徒のホントのヤル気なんて二三ヶ月関わらないとわかるはず無いだろう。

  4. 【3838709】 投稿者: 人事  (ID:EAMH1mXSDCM) 投稿日時:2015年 09月 04日 07:11

    大学入試改革をどうすべきか、というのは答のない問題ですね。
    バラードさんと、東大入試さんと、二つの答案を採点してみることを考えてみましょう。
    私が採点者だったら、東大入試さんの答の方が論理的に見えます。でも、これ、単に東大入試さんの答が自分に近いからかも。
    バラードさんの答の方が当局の考えに近いし、現状改革的で良い、東大入試さんは、現状維持的で創造力がない、という採点もあるかも知れません。
    個人的には、答のない問題の採点は困難だと思います。でも、美術も音楽も、俳句だってコンテストができるから、やろうと思えばできるのかな?

  5. 【3838812】 投稿者: 創造力?  (ID:jHt6ucIxbww) 投稿日時:2015年 09月 04日 09:00

    >音楽も、俳句だってコンテストができるから、
    >やろうと思えばできるのかな?


    それを、評価するとしてどうやって公平性を担保
    するのだろう?(*_*)

    五十万人…………(^^;)))

  6. 【3838821】 投稿者: 今まで  (ID:FVG9WHm8g0w) 投稿日時:2015年 09月 04日 09:06

    文科省がやってきて、成功したことなんかあるんでしょうかね。
    多分何年かの年代が犠牲になって、何も悪くないのに散々世間から悪口言われ(ゆとり世代みたいに)、またほぼ元通りにしておわり、じゃないですかね。

  7. 【3838830】 投稿者: サンケイから  (ID:jHt6ucIxbww) 投稿日時:2015年 09月 04日 09:16

     見直しを余儀なくされた「ゆとり教育」のように、理念先行の改悪にならないか。

     大学入試改革について文部科学省の有識者会議が「中間まとめ」を出したが、具体性に欠け、狙い通りにいくのか不安が拭えない。

     高校、大学を通して、しっかり学び、知識と教養を高める教育につなげるよう考えてもらいたい。

     改革では、大学入試センター試験に代わり年複数回受験可能な新たな共通テストを導入し、各大学の2次試験では高校時代の部活動、社会活動を評価するなど選抜方法に工夫を促す。

     「一発勝負、1点刻み」の入試を見直すものだ。中央教育審議会答申を受け、有識者会議が詳しい実施方法などを検討している。

     中間まとめでは、新共通テストについて、平成36(2024)年度以降に本格実施する日程が示された。しかし、肝心の出題内容や年何回行うのかなどは明確にされなかった。

     出題のポイントについて「情報を整理・統合し推論する」といった例示はあるが、そうした観点の出題は小中学生の学力テストを含め、すでに入試で取り入れられてきたことではないのか。

     記述式問題のほか、コンピューターを使って出題、解答する方式も提案されているが、本当に実現できるのか不明だ。

     大学入試は、小中高校の教育への影響が大きい。とくに日本の子供たちの学力は受験に支えられてきた面があることは否めず、入試に出ない科目は勉強しないという弊害も解消されていない。

     2次試験で筆記試験以外の能力を重視するというのは、選考する大学側の力が問われる。地道な勉学を嫌い、面接テクニックにたけた学生ばかり増えても困ろう。

     思考力重視の名の下に知識軽視を招いた「ゆとり教育」の失敗について文科省は責任を明確にしていない。有識者会議を含め教育関係者は、確かな知識があってこそ、その先を考える創造力が生まれるという教育の本質を忘れずに的確なメッセージを発信してもらいたい。

     学力以外の能力も重視する選抜は米国がモデルだが、米国では入学後、大量の予習が課されるなど厳しい授業が行われている。入学後の教育内容を高める改革にこそ力を注ぐべきだ。

  8. 【3838863】 投稿者: バラード  (ID:hR7GFCAUQ3c) 投稿日時:2015年 09月 04日 09:50

    教育改革について、いろいろなご意見があり、大きく改革することを唱える人もいるし、現状維持で年々の調整的改善で、と言う人もいます。
    どの方向が正しいのかは、わかりません。
    エネルギーをどうするか、TPPは、憲法問題はと同じだと思います。

    江戸時代は封建社会ではあるけれど、かなり平和な時代が長く続きました。
    国民というか庶民もそれなりにおおむね満足していたではと思います。
    鎖国政策の良し悪しもあったのでしょうか。

    ただ、欧米列強が、産業革命、市民革命ののち、帝国主義を唱えてアジアに進出して植民地政策はじめて、日本もガラリと変わります。「わが国をどうしようか?」
    尊王攘夷から、幕府派、開国派、ペリー来航から15年かかっていろんな変遷えて明治維新となり欧米列国に追いつけ、追い越せとなります。

    日本の教育体系。すばらしい面はいくつもあると思います。
    教育水準も世界的に見てもかなり高いと思います。

    ただ、このままでよいのか、という疑問というか命題は常に残ります。
    世界の教育体系、世界の人たちとさらに対等、あるいはそれ以上に渡り合えるような力をつけなくてもいいのか、悪いのか。

    もし、日本の教育システムが、先進国の教育の仕組みと大きく違って生徒学生同士の行き来が困難であったり、鎖国状態にあるのであれば、改善していかなければならない点があるのではと思います。これは各学校が言っているグローバルの一つとも思っています。

    入試改革もその一つで、世界の国々が、学校ごとにどのような入試をやっているのか、どのように海外からの受験者を集めて言語の問題含め、オープンにして、いろいろな国からいろんな言語を母国語に持つ、いろいろな優秀な生徒を集め、卒業後に社会にというより「世界に貢献できる人材に育てる」にはどうしたらよいのか、だと思っています。

    かりに、日本の学校でアメリカのように、一つの教室にいろんな国の民族が集まってずっと同じ授業となると、想像も出来ない、イヤだ、とかなりの抵抗があるとは思います。
    これをどう考えるか、どう解決していくかも大変な課題です。

    時間はかかると思いますが、個人的には推進していかなければならないのが教育改革だと考えます。

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