都立中高一貫の男女別定員は？｜掲示板スレッド

いいえ、男子◯名、女子◯名と東京都教育委員会が20日付で発表しました。
女子有利の今の制度で見切り発車するのは無理なんでしょうね。

都立高校の男女別定員廃止に関しては教育委員会が第三者委員会を作って方向性を示し、数年かけて廃止するとのこと。
一方、都立中学は、併設型の高入停止や立国の小中高一貫校化等これまでの大きな改革はやはり委員会を作って議論し、パブコメしたりして計画を練り上げ数年かけて実現までこぎつけています。
それが東京都教育委員会のやり方です。
将来的に男女別定員廃止になるかもしれないことは否定しませんが、何も議論や前ぶれも無くいきなり「来年から男女別定員は廃止します」とはならないと思います。
併設型の高入停止を決めた際、私学協から購入停止反対の意見が出されていたことを考えると、男女別定員廃止によって女子が相当有利になるとすれば死活問題となりかねない私立女子校の抵抗もあると思われます。

成績だけで考えることが、本当に平等でしょうか？
男女のどちらかが、例年より極端に増えた場合、物理的な問題、例えばトイレや更衣室の数の不足はどうするのですか？女子が多い場合はトイレに並び着替えに時間がかかり、休み時間では間に合わない生徒が続出します。
男子が多い方が慣れている学校、女子が多い方が慣れている学校、同数の方が慣れている学校、色々とあります。
平等を強く主張する人の中に、何が本当に子供たちのためになるかという視点がなく、平等を主張する自分のインテリ具合に酔って、成績のみで判断する事が正義だと拳をふりあげる人もいるようです。
それで、現実に男女を育てた時、上手くいくのか疑問です。

成績だけではないようですよ。
2022年度の都立中学受験者の総数を考えると
男子3311人に対して女子3848人のようですので
女子の倍率が高いようです。その倍率の是正もあるのかな。
（基本的に都立高校受験の倍率が示すように女子も男子も倍率が
同じくらいになるように調整されるようです。昨年は男子1.39倍、女子1.40倍）

もちろん私立に併願出している人、出していない人、出願校数とか
都立受験（１人1校）の裏の話は測れないので最終的出願数と合格者数
で計算しています。

問題があるのがわかっているなら、幾らでも対応策は打てるものです。
あれも問題、これも問題だからできないと言う人は、結局何もできない。

高校時代の恩師の言葉。

「困難に直面した時、有能な人はどうすれば出来るか考える。
無能な人は、出来ない理由を並べ立てる」

トイレが更衣室が慣れが…という出来ない理由の列挙を見て思い出しました。
男女枠撤廃が、正義の拳をふりあげる人なら、東京と他ごく一部の自治体以外は、全て子供たちのためになるかという視点がなく正義の拳を振り上げる自治体ということになってしまう。

皆様、とおりすがりの私の意見にお返事くださり、ありがとうございます。まとめてのお返事で申し訳ありません。
かつて平等主義を標榜し、成績わりにより都立を郡制度にしてグダグダにして、富裕層が私立へ逃げ出したため、都立が壊滅状態になったと思っています。
中学受験をさせることができる親の元に生まれた少数の子供だけが私立中高一貫で、良い学歴を身につける事ができるようになったと考えています。
平等にという言葉が、必ずしも正義ではありません。全共闘世代の人達にありがちの平等を目指す主張は、意見を主張することが目的に感じられ、本当に子供たちや世の中のためになったとは思えません。

以前にもどこかで発言しましたが
LGBTの受験生がいたらどうするのでしょうか？
男でも女でもない、従来の性別に入らない人もいると思います。
「私はゲイなんですが、男として受験するのでしょうか」
と問われたらどうするのでしょうか？

なので男女別定員は意味なくなると思います。