悲劇！なんとも痛ましい｜掲示板スレッド

あの事故は、とても悔しくて残念で
ご家族のこと本人のことを考えると夜も眠れません。

私はキリスト教信者ではありませんが
学校からは「罪を憎んで人を憎まず」というキリスト教の精神は教わり
人を赦すということの意味考えることが多々あります。
校長先生のお言葉もそのように取りました。

でも本当に悲しいです。

ご冥福をお祈りいたします。

子供命様へ

部外者の私が、この様な事を述べる事は、関係者の方々に失礼に当たるかもしれませんが、敢えてご返事させて頂きます。
上手く、簡潔に言えないのですが、貴方様がお感じになられた違和感が、カトリックの真実だと思っています。特に、サレジオ会はドン・ボスコの恵まれない子供たちへの教育を、という想いから創設され、他人の痛みに敏感であり、理解し、実際に行動をという事をその教育理念におかれているのではないでしょうか。
ローマン・カラーの校長様、悔しい、腹立たしいともおっしゃっていらっしゃいましたね。その通りだと思います。が、それを超えて行かねばならないのが、ミッションなのだと思います。その葛藤が深いカトリックの人間学を育成してきたのではないでしょうか。

また、カトリックでは、亡くなられた方が天国に行かれる事を帰天と申します。天に帰るのです。テレビで、雨の中、事故現場での校長様をはじめ学校関係者の方々によるミサを拝見しました。皆様方がお歌いになられた「また会う日まで」は、胸に迫るものがございました。あのお歌は、お葬式のお歌なのですが、不思議と明るい希望をも示しています。
また、再び天でおめにかかりましょう、神様のお導きで。と歌います。
遺された者は、それが無くて、どうやって立ち直れますか？

早世するお子さんは、神様に深く愛されたから、早く召された、とも言います。きれい事に聞こえてしまうかもしれませんが、私自身、まだ幼かった子供たちを遺して、主人が亡くなった時に、なぐさめられました。
人間というのは、不思議なもので、憎らしい、復讐してやる、この想いでは、救われないように思います。もう少し、複雑な心理を持っていて、許すことから、はじめて現実を受け入れる準備が出来るように思います。

ーーーーーーーーー

もし、ご関係者の方々が、ここにいらっしゃいましたら、親御様方が、亡くなられたご子息の事を語ることを全て受け入れ、むしろ積極的に親御様から言葉が出るような場を差し上げて戴きたいと思います。頂く慰めの言葉よりも、有難いかもしれません。共に居てくださる事が大きな慰めになります。
また、一生にわたって傷を負った青年たちが、その傷を糧にして、大きく成長される事をお祈り申し上げます。
本当に、書き込みしながらも涙をとめることは出来ません。　　　　　　　合掌

以下は〔200032〕に書いたものですが、似たような意見交換が出てきたので再度改めて。

-----------------------------------------------------------------------------
校長先生の加害者を気遣う言葉は分らないでもないけれど、校長という立場で、且つ
このタイミングで今言うべき事なのかとなると、私は疑問です。（因みに私は信者では
ありませんので、信者の皆さんから見て「あれで良い」というのであれば甘受します）

恐らく、被害者をはじめ在校生保護者にとって最も心強く思う言葉は学校当局として
今何をすべきか明確な姿勢を示してもらう事では？

被害者にとって自分たちの悲劇、悲惨な気持ちを分かち合える人々が身近に多ければ
多いほど有りがたく、学校長は被害者の立場に立って最大限の事をやる、という姿勢
こそが被害者にとって心強く、逆に加害者の立場を気遣うコメントは被害者の気持ちを
逆撫でするのではないかと気遣うものです。

加害者を気遣う時が来るか否かは当分先の事として置くべきでは、と思うのは私だけで
しょうか・・・・。

大きな悲しみ さんへ:

> 人間というのは、不思議なもので、憎らしい、復讐してやる、この想いでは、救われないように思います。もう少し、複雑な心理を持っていて、許すことから、はじめて現実を受け入れる準備が出来るように思います。
　
　　ありがとうございました
　　なるほど、私はまだまだ未熟者なのですね
　　許す事から全てが始まる。。。。
　　なんとも、正直複雑な気持ち。。
　　その言葉を理解しようとする私と、理解できない私がいます
　　でも、理解しなければ始まらない、のですね
　　
　　辛いです
　　くやしいです
　　そう思う私は　だめですね
　　ホント ダメデスネ。。。涙が出てきそうです
　　

私は宗教的にどうかは分りませんが、加害者を気遣い言動には今しばらく時間をおくべきでは、と。

報道でしか分りませんが、加害者は当初60Km走行と言っていたのを80kmに変更、プロの目では100km程度出ていたのでは
ないかとなると、加害者の供述にまだまだ曖昧なところも見られるようです。
身内を失った家族にとって、加害者から一瞬にして命を奪われた思いと、病などの自己死で失った命では思いが異なります。

果たして今が加害者を許してこそ云々・・・の時かどうか疑問です。その最たるものは池田小学校事件の家族の思いでは。

子供命様へ

失礼な書きかたをしてしまったのかもしれませんのに、ご配慮に満ちたご返事をありがとうございます。
校長様のお言葉が誤解されるかもしれない、と私自身、テレビでこの痛ましいニュースを見たときに思いました。その様なご意見がここに掲出されましてから、申し上げたいと思いながら、部外者でございますので、2日ほど躊躇いたしておりました。

ご家族がこの痛みから、立ち上がるには長い時間がかかると思います。でも、いつか、そこから立ち上がりなさい、悲しみを胸に秘めていようとも、というのが、私自身、若い頃にシスター方から習ったように思います。自分自身が大きな悲しみに陥った時に、その頃のお教えが蘇ってきました。

すべてには時があること。この世に、誰にも何にも勝るといえるような悲しみは無い事。
この世でなされる全てのことは普遍的であること。乗り越えられない苦難は与えられていないと信じる事。
そのお教えが、私には立ち直るきっかけでした。子供たちには、ニューヨークのテロの悲劇を通して、私たちが負っている悲しみは私たちだけが経験しているのではない、と教えました。

あの痛ましい事故は、いつ私自身も加害者になるか、というものです。加害者を責められるのは一体誰なのか。私は責められるのか？あなたは責められるのか？
サレジオの校長様のお言葉の意味は、そこに尽きると思います。
むしろ、ご自身に言い聞かせていらっしゃった様に私には思えます。
校長様のお言葉を誤解されては…と、思ったしだいでございます。

部外者のくせに、大変、失礼だったかもしれません。失礼をお詫びいたします。

>近隣様

>果たして今が加害者を許してこそ云々・・・の時かどうか疑問です。
>その最たるものは池田小学校事件の家族の思いでは。

附属池田の加害者の意図的なる過失と、今回の加害者の過失は異なるでしょう。

あなた様が、今回の被害者生徒の保護者で
「何とも気持ちの行き場がない、あの校長の言葉は許せない」とおっしゃるなら別ですが。
神の教えの元に暮らしていらっしゃる保護者の方々が、
あなたと同じ考えかどうかはわかりませんよ。

あなたが憤ることではないではないですか？

保護者 さんへ:
-------------------------------------------------------
> >近隣様
>
> >果たして今が加害者を許してこそ云々・・・の時かどうか疑問です。
> >その最たるものは池田小学校事件の家族の思いでは。
>
> 附属池田の加害者の意図的なる過失と、今回の加害者の過失は異なるでしょう。
>
> あなた様が、今回の被害者生徒の保護者で
> 「何とも気持ちの行き場がない、あの校長の言葉は許せない」とおっしゃるなら別ですが。
> 神の教えの元に暮らしていらっしゃる保護者の方々が、
> あなたと同じ考えかどうかはわかりませんよ。
>
> あなたが憤ることではないではないですか？


説明が不足していたようです。池田小学校の例を「最たるもの」と言った意味は加害者が
最期まで自分の過ちを遺族に詫びなかった点です。
今回の加害者が同類とは思っていませんが、最初はアクセルとブレーキの踏み違いと言い、
その後に６０Ｋｍを８０Ｋｍ出していたと供述を変えている点、そこには犠牲者家族を
思って真実を語ろうと言う姿勢が見えないので憂慮しているのです。
家族にしてみれば「せめて事実だけは誤魔化さずに語って欲しい」という事だろうと思い
ますよ。

もちろん私は今回の事故の被害者家族ではありません。但し、実は私も何の利害関係も
ない加害者に愛する家族の命を突然奪われた経験者です。（今まで敢えて伏せてきました）

今の被害者の家族のお気持ちは、信者であろうが無かろうが自分の事として嫌と言うほど
理解できます。加害者の将来を思う事など落ち着いてからで十分、と。
今は何を信じれば良いのか、本当に神はいるのか（因みにこれはマブチモータ事件の遺族
の言葉、確か彼もキリスト教信者？）そして暫く時間が経てば「これから何を生きがいに
生きていけば良いのか・・・」と思い悩み、一方では刑事、民事裁判と長い戦いを続けな
ければならないのです。何故裁判か？それはお金の問題ではありません。むしろ民事訴訟は
起こすだけでこの規模の事件なら費用に４〜５百万円は掛かるでしょう。それでも亡くした
愛する家族に対し残された者が出来るせめてもの事なのです。泣き寝入りなど出来ません。

今こそ学校側から「全力を尽くして被害者家族をサポートします」という一言（これで
十分）があればどれほど心を強く感じるか、これは被害者でなければ分らないでしょう。
少なくとも私には理解できるつもりです。
ついでですが、マスメディアもそうです。一過性の事故として間もなく話題から消える
でしょう。そのとき、記者の一人からでも「この件を私は最後まで追いかけますよ」と言って
貰えたらどれだけ心の支えになるか。同級生の親御さんの中には法曹界に身を置く人だって
いるでしょう。その人が「他人事ではない。協力します。」と言ってくれたらどんなに
心強いか。

勝手ですが私はこれ以上、本件で投稿するつもりも皆さんと宗教を絡めてやり取りをする
つもりもありません。
非常に辛いことだからです。これで最後にします。

合掌