武蔵高校・大改革委員会スレ｜掲示板スレッド

仕事で知り合える武蔵のOBの意見は”武蔵の学校生活は楽しかった。でも、最近の進学レベル低下には心配している。”ということです。この話は理解できますし、同意もします。しかしながら、東大進学数を第一目的にした学校を目指すというのは、この学園の真意とは違うと思うのです。

さて、このグラフを見てください。（データは正しい筈です）　http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3860.html

これにあるように、武蔵が東大入学数を50人以上叩き出し始めたのは1970年くらいからです。その後の推移は知っての通りです。おそらく、現在のレベル（もう少し上かもしれない）が本来の武蔵のレベルではないかと思います。

スレ主が言う"長期的低落傾向”ではなく、ボトムを脱して微増傾向にあります。しかしながら、入試レベルから見ると、浪人を含めた東大入学者数は20から30に落ち着くでしょう。

当事者の人からこういう書き込みがあるのは寂しいですね。
"本来のレベル"って何ですか？そんなもの存在しないと思いますが。
過去の合格者が何人だろうと、入学時の偏差値がいくつであろうと、実際に歴史の1ページを作るのはあなたの息子さんたちですよね。

これまで掲示板を見ていて、多くの人達に勘違いから目を覚ましてもらいたいことが二つあります。

一つ目は、
受験で良い結果を出した生徒は、勉強漬けで学業以外のことを諦めてきたと勘違いしている（もしくはそれを言い訳にしたい）ようですが、実際はその逆。

自分の代では、受験で良い結果を残したものほど部活動や学園生活を充実させていましたよ。
逆にそうでない帰宅部の生徒などは武蔵の自由に甘んじて、自覚無く、目標無く、ひたすらゲーム・麻雀・競馬などで時間をつぶしてしまう。

だから、昨今の東大合格率は、証拠。いかに今の武蔵生が自堕落した毎日を送っているか想像にかたくありません。


二つ目は、
東大がいかに他の大学に比べて素晴らしい大学であるか、認めようとしないこと。

学科によっては東大よりも良い大学がいくつかはそりゃああるでしょうが、平均的みれば、教授、生徒、学校環境、留学生、授業料どれをとっても国内では学問をするに最もふさわしい大学ですよ。


学生の本分は学業です。教養人たろうと思えばなおさら東大など通過点です。
武蔵生には、昔のように勉強も課外活動も遊びにも、懸命に過ごして欲しいと願っています。

東大２名増えましたね。
でも現役がたった９名とは･･･。

それと現役で４名も武蔵大学に進んでいますね。
これも、なんともはや･･･。

そもそも、進学塾が作り出した「御三家」という括りに、これから先、名実ともに残る為には、
まだ、今であれば、武蔵に対して、「御三家」ブランドが効いているので、ここ数年が改革なり、
方向性を打ち出す正念場になるんじゃないでしょうか？
伝統がある・過去の実績があるみたいな事をいつまでも言っていると、某都立高校のように、学校のブランドに傷がつき、残念な学校になってしまうと思います。
武蔵は、本来、ポテンシャルのある素晴らしい学校なのですから。

2008年にも同じような議論が展開されていたのですが、部活や行事の事について
参考までにコピーをさせて頂きます。
　
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　
やはり私は、記念祭、留学、部活動のほとんどの部、が
高3中心ということに目が向いてしまいます。
高3の春といえば、受験体制に入り毎日のように塾や予備校に通ってもおかしくない時期ですよね。
そこに通うことすら場合によってはスケジュール的に難しい子も出てくるわけです。
それでも自学自習で自分の希望した大学に入っていた時代もあったでしょう。
でも、今は他の学校の学生がその時期、部活や行事の委員を引退して予備校通いを
しているとしたら、そこで差がついてくるのも自然な気がします。
　
実際、高3の6月から本腰入れるとしたらセンター試験まで半年位しかありません。
　
部活を高3の最後まで続けたり、留学したり、記念祭の実行委員をやっている方達は、
勉強の方も優秀な学生が多いと聞きました。
それだけに、もし学校側でこうしたことの中心は高2の終わりまで、と決められていたら
（たしか麻布や開成はそうです）、もっとその子達が現役で第一希望の大学に行けるの
では？という考えが頭をかすめて、なんかもったいない気がしてしまうのです。
　
もっとも学校側でそんな雰囲気をつくったところで、
高校生たちのほうが高3中心を貫くかもしれませんが・・・。
そんな強さがあったら、それはそれで大したもの、さすが武蔵生だと思いますが。
　
誤解を招いては嫌なので付け加えておきますが、
私は大学受験のために体制をくんでお互いに競争させるような他の進学校のようになっていくことには反対です。
高校生になれば大学受験に関連した参考書も使ってるようですし、
体験学習を取り入れ、リポートを書かせたりといった、今のような授業が好きですし、
変な競争意識なんてない、お互いに友達の個性を認め合えるような、このままの武蔵でいてほしいです。ただ、上記のことが高3中心、というのだけ少しひっかかります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　
実は1980年代のOBに知り合いがいますが、その方が高校生の時は
部活や行事の中心学年は高2だったらしいです。
いつから高3になったのかと驚いていました。
　
言い訳と言われればそれまでですが（勿論この体制でも間に合った子はいます。
でもそれは少数です。）、前にも書いたように麻布は運動部は高2引退です。
ここを変更するか、変更しないで高3中心のままなら、
業者の模擬テストを導入するだけでも進学実績に影響は出ると思います。
行事や部活を頑張っている子は、確かに勉強も優秀な子が多いですから。
　

開成は高校3年の夏ごろにある体育祭を終えて、やっと受験体制に入ります。
ですからそれは正しくないですね。

90年代OBさん、

それでも90年代は170名程度のうち、40～50名程度ですよ。ざっと、25％程度。7５％は東大以外に行ってます。確率から言えば東大以外に行っているほうがずっと高いわけです。

東大進学者数というのは１つのパラメーターに過ぎないわけです。官庁や政府系機関に勤めるならともかく、企業の対応は様々ですから、大学の卒業は通過点に過ぎません。

１ページ目からザッと目を通させていただきました。
漠然とした「武蔵らしさ」に縛られて、改革が先へ進めないでいるようですね。
武蔵では進学実績に関して具体的な数値目標というのは出されないのでしょうか？
皆さんが考える「復活」とはどういう状態のことを指して仰っているのかお伺いしたくなりました。

それにしても、歴史が長い学校で改革の声を上げるのは本当に大変そうですね・・・。　頑張ってください！