武蔵高校・大改革委員会スレ｜掲示板スレッド

２０数年前に麻布、武蔵にあこがれた世代
そこまでは無理と判断し、少し偏差値の低い私立へ進学しました。
中高時代については良かったという実感しかなく、子供も私立へと考えています。
武蔵は偏差値的には最上位ではないですが、そのレベルなりのいい学校は必要です。
内部の書き込みでは、先生方も熱心なようで子供たちも楽しそうです。
成績が最上位の子供だけを育てるのがいい学校ともいえない気がします。

武蔵のよさも、様のレス、興味深く拝読しました。私も学校説明会の際、なんて退屈な学校だろう、という印象でした。敷居の高さをひしひしと感じ、老舗名門校って感じでした。
それでも本人が強く希望し、今春からお世話になります。
補習、講習、小テストなどこまめに勉強を見て欲しい、とはもちろん思いますが、修学旅行などのイベントがないのが気になります。個の喪失につながる、みたいな言い方でしたが、在校生たち主導で実施すれば非常に面白く、思い出深いものになるのではないでしょうか？その力があるのが、武蔵生だと思うのです。

そうですよね。武蔵の良さなんかも掲示板に書かれていると受験生の皆さんの参考になりますよね。

というわけで、「良さ」なのかどうか別として、息子(中1)の武蔵生活を見て「ほーう。」とか「へぇー。」とか思ったことを、簡単にですが書いてみます。

まず学習面について。

教科書やプリント教材を見ての推測でしかないですが、基本的に全て独自教材を使っているようです。プリント類が多いですが、代数と幾何は製本されたテキストです。

代数は、手応えのありそうな問題が並んでます。一年生ですが不等式もありました。

幾何の教科書は製本されていますが、中は活字ではありません。武蔵の入試問題のような感じです。教科書の内容は･･･入ってからのお楽しみ。１学期の間は論理学みたいなことをやっていましたね。

英語は、プリントが中心みたいです。基本的なことから丁寧にやっているようです。先生によっても違うかもしれませんが、たまに小テストのようなものもあるようです。また、NHKの基礎英語を聞くようにも言われます。ちなみに基礎英語の教材は大学生協で買えます。

理科や社会は、それぞれいくつかの教科に分かれているようです。理科では、岩石を薄く削って偏光顕微鏡で観察し、それがどのような種類の岩石なのかをレポートにまとめる、といったことをやっていました。魚の解剖もやったみたいです。

国語では、文語文の教材なども使っていました。漢字や百人一首を覚える宿題もありました。

普段はそうでもないですが、夏休みや冬休みには数学や英語の宿題が出ました。ただ、それほど量は多くない印象です。夏休みの短歌の宿題が、戦後最年少で歌会始に選ばれたのは記憶に新しいですね。

定期テストは、当然ですが、しっかり対応しないと良い点は取れません。


その他のことについて。

噂には聞いていましたが、校外行事は当然のように現地集合です。現地といっても現地の駅ですが。入学して間もない山林遠足で早速現地集合となります。ただ、学校からのフォローが全くないわけではありませんのでご安心を。

毎日のホームルームがないので、連絡事項は掲示板に張り出されます。息子は連絡事項の掲示を携帯カメラで撮影しているみたいです。

昼食は、お弁当の他に中高や大学の学食で食べる生徒がいるようです。息子は普段はお弁当なのですが、定期テストの最終日などは友達と大学食堂で食べるのを楽しみにしています。息子の話によると、２時間目の休み時間に早弁をしている生徒(息子含む)がいるそうです。理由は、昼休みに遊ぶためだそうです。

休講による自習時間にゲームをやっていた子がいて、先生に怒られたとか。休講の時には教室や図書館で勉強している子もいるようですよ。

合格後入学式までは、説明会と教科書配布があるぐらいで、他は何もありません。他の学校だと、宿題があるとか、制服の採寸だとか、学用品を購入するとかいろいろあるようですが、武蔵の場合、制服をはじめ学校指定のものが何もないので、拍子抜けするぐらいに何も用意するものがありません。


以上、読みにくいかもしれませんが、思いつくままに書いてみました。また、思いついたら書いてみますね。

「生徒たちが、あまりにひどい授業をする教師（というか授業をしない教師）に対し、
学校に改善を求める署名活動を行ったと聞いています。」

とありましたが、本当なのでしょうか？

中１さん。武蔵の日常生活についてはよくわかりました。
ありがとうございます。
中１から、塾に通う生徒さんもいらっしゃいますか。
どのくらいの割合なのでしょうか。
科目は数学と英語なのでしょうか。
ご存知の範囲でお教えいただけないでしようか。

本日の東洋経済に梶取校長のインタビューが掲載されていました。
少しずつ変わっていきそうですね。

記事の題名が、
「もはや御三家にあらず？どうする武蔵！」

だったのにはがっくりきましたが、
世間の一般的な評価はこんなところなのでしょうね。
http://toyokeizai.net/articles/-/12927

梶取校長は、
「武蔵らしさは残しつつも、確実に変わりますよ。」
と述べ、
大学合格実績について、
「これから絶対に巻き返していきます。まずは現役合格で実績を残します。期待していてください。」
と力強く語っています。

私は武蔵ファンなので、梶取校長のインタビュー記事はだいたい目を通してきましたが、梶取校長が今回ほど、大学合格実績について、しかも現役での大学合格実績について、改革の意志を明言したことはありませんでした。
今年の志望者激減もかなり効いたのでしょう。

武蔵らしさを残しつつ、大学合格実績を改善することにさえも反対するコアな武蔵ファンもいるでしょうけど、
大学合格実績に向けての改革がなければ武蔵の沈没は止められず、２月１日の偏差値で城北と競るくらいまで落ちてしまうでしょう。

武蔵の存続を願うのであれば、梶取校長が言うような改革は絶対不可欠です。
成果はすぐには出ないでしょうけど、数年後以降には緩やかに現れてくるといいですね。
武蔵復活を強く願っています。

中１様。色々教えて下さってありがとうございました。興味深く読ませていただきました。

塾について。新一年ですが、発表の時、校門前でパンフレット配っていた塾の英語のみ、すでに申し込みました。在校生の方々はどのような感じなのでしょうか。