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投稿者: カルピスサワー (ID:u0ES.JXMjxA) 投稿日時:2009年 04月 05日 16:12
懲りずに教えていただければ助かります。
数を数えるのに1.2.3の3通りの数え方が可能とします。
例えば3を数えるのには次の4通りあります。
・1度に3数える
・初めに1数えて、次に2数える
・初めに2数えて、次に1数える
・1ずつ3回数える
10数える数え方は、何通りありますか?
と言う問題です。
どのように考えれば、答えにたどり着くのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
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【1249063】 投稿者: 桜の森の満開の下 (ID:TkQbJt5TRyE) 投稿日時:2009年 04月 05日 17:18
できれば出典をおしえてくださいね。
3についての議論がそのままヒントです。
3個の○があると考えましょう。
一列に並べて、境界線を入れて区切ることにします。
境界線を入れることのできる「場所」は○と○の間、2か所ありますね。
示された4通りというのは、2か所の「場所」について「区切るか区切らないか」の選択を繰り返した結果です。
つまり2×2=4ということです。
5を分割するなら境界線を入れることのできる「場所」は
5-1=4(か所)
なので
2×2×2×2=16(通り)
10を分割するとなると「場所」は
10-1=9
より、
2×2×2×2×2×2×2×2×2=512(通り)
となるはずです。
順序を考えないなら「分割数」という面白い問題になります。
高校レベルなら「重複組み合わせ」「二項定理」で説明できますが… -
【1249230】 投稿者: カルピスサワー (ID:u0ES.JXMjxA) 投稿日時:2009年 04月 05日 21:07
桜の森の満開の下さん
アドバイスありがとうございます。
出典は、数年前の某中学校で配られた、入学までにわかっておきたいというプリントです。
解答はついていません。
>5を分割するなら境界線を入れることのできる「場所」は
>5-1=4(か所)
>なので 2×2×2×2=16(通り)
すみません。
いまひとつわからなくて、教えてください。
5は下記の13通りしか思いつかないのですが、16通りあるのでしょうか?
1+1+1+1+1
1+1+1+2
1+1+2+1
1+2+1+1
1+2+2
1+3+1
1+1+3
2+1+1+1
2+1+2
2+2+1
2+3
3+1+1
3+2
私の解釈が誤っているのでしょうか?
再度ヒントを頂ければ幸いです。 -
【1249252】 投稿者: ねむりひめ (ID:MtOd3ugadVI) 投稿日時:2009年 04月 05日 21:26
1のときは1通り
2のときは2通り
3のときは4通り
4のときは
最初に1なら残り3は4通り
最初に2なら残り2は2通り
最初に3なら残り1は1通り
最初の数は1,2,3の3通りしかないので、合計7通り
5の時は同様に7+4+2≒13通り
6の時は13+7+4≒24通り
7の時は24+13+7≒44通り
8の時は44+24+13≒81通り
9の時は81+44+24≒149通り
10の時は149+81+44≒274通り -
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【1249352】 投稿者: 算数大好き (ID:Z92QCW.s97o) 投稿日時:2009年 04月 05日 22:46
5を数える場合、
最後に1を数えたときは、その前は4
最後に2を数えたときは、その前は3
最後に3を数えたときは、その前は2
したがって、
5の数え方=2の数え方+3の数え方+4の数え方
となります。
また、これは、以下の一般式(漸化式)で表すことができます。
Nの数え方=N-3の数え方+N-2の数え方+N-1の数え方
前2項の和で表される数列を「フィボナッチ数列」というのに対し、
このように前3項の和で表される数列を「トリボナッチ数列」と言います。 -
【1249357】 投稿者: 桜の森の満開の下 (ID:3tsQ.50yXIU) 投稿日時:2009年 04月 05日 22:50
大変失礼いたしました。
1、2、3のみが可能ということだったのですね。
だとすると以前京都大学などで出題されている「階段飛ばし」の漸化式と同様の考え方で処理できますから、ねむりひめさんの考え方でよいはずです。
1の場合は1通り。
2の場合は境界線を入れるか入れないかなので2通り。
3の場合は2×2=4通り
n=4、5、6…では
求める分割方法をf(n)とおくと
f(n)=f(n-1)+f(n-2)+f(n-3)
で順次計算できることになります。 -
【1249574】 投稿者: カルピスサワー (ID:u0ES.JXMjxA) 投稿日時:2009年 04月 06日 08:59
ねむりひめさん、算数大好きさん、桜の森の満開の下さん、
ありがとうございました。
とても勉強になりました。
>前2項の和で表される数列を「フィボナッチ数列」というのに対し、
>このように前3項の和で表される数列を「トリボナッチ数列」と言います。
数学は奥深いです。
算数大好きさん
5の数え方=2の数え方+3の数え方+4の数え方 ということは、
4の数え方=2の数え方+3の数え方ということで、
4の数え方=2+4 となるのでしょうか?
でも4は、7通りありますよね。
このあたりがよく理解できません。
よろしくお願いいたします。 -
【1249869】 投稿者: 桜の森の満開の下 (ID:3tsQ.50yXIU) 投稿日時:2009年 04月 06日 15:10
おせっかいかもしれませんが、ねむりひめさんが完璧な説明をなさっています。
どうかご参考になさってください。
他の問題でも少し気になったのですが、カルピスサワーさんが取り上げた良問では数学や算数における大原則がからんでいるので、けっしてテクニック云々ではないということを理解していただけると嬉しいですね。