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投稿者: よん (ID:iYeUR6s2kq.) 投稿日時:2009年 10月 30日 19:36
算数の問題で
「4リットルに36グラムの食塩が溶けているとき、この食塩水1リットルには何グラムの食塩が溶けていますか」であれば
36÷4=9
であることが理解できるようなのですが、
「0.4リットルあたり36グラムの食塩が溶けているとき、この食塩水1リットルには何グラムの食塩が溶けていますか」のように、もともとが1より小さい数であるときに
36÷0.4=90
というふうに単位量あたりを出すことが理解できないようです。解けないことはないのですが、「腑に落ちた」感がないようです。
図などを使ってうまく教えてやりたいのですが、なかなか思いつきません。なにかよい説明のしかたがあれば教えてください。
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【1487328】 投稿者: アルバイト講師 (ID:lS1EqKPHiIs) 投稿日時:2009年 10月 30日 20:11
1リットルの中に0.4リットルが何個あるかというと
1÷0.4=2.5
で2.5個だとわかります.
0.4リットル1個分に食塩が36グラム入ってるので
1リットルはその2.5個分ですから
36×2.5=90
ですね.だから
36÷0.4=36×(1÷0.4)
ということですから,最初は難しいですね.
どうでしょうか? -
【1487339】 投稿者: いかがでしょうか? (ID:Iki7u7HuaV2) 投稿日時:2009年 10月 30日 20:22
「4リットルに36グラムの食塩が溶けている」ものと、
「0.4リットルに36グラムの食塩が溶けている」ものとでは
どっちがしょっぱいか考えさせてみたらいかがでしょうか?
4リットルの1/10の水に同じだけの食塩が入っているのですから、
食塩の量は必然的に多くなる事をまず伝えると納得してくれるかしら? -
【1487408】 投稿者: たとえば。。。 (ID:6IfnFOqL8iI) 投稿日時:2009年 10月 30日 21:13
算数で分からない場合は、まず数字を簡単なものに直すことです。
0.5リットルの中に36グラム溶けていて、1リットルは?というところから始められてはいかがですか?
そうすれば、上記のアルバイト講師さんの理論がまず分かるようになります。
それと、後は割り算の概念ですね。
÷2 というのは、×2分の1です(表示が出なくてすいません)
÷0.5は ×2 ですよね。
どうしても0.5で割ることが分からないのなら、
÷0.5と×2は同じであることを理解させると良いかと思います。
割り算と掛け算は表裏一体です。
分数を交えてその辺の理解を図も使いながら根気よく教えていく必要があります。子供には難しい概念ですので、ある程度時間は必要です。
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【1487413】 投稿者: アルデバラン (ID:q13YFbjGrKw) 投稿日時:2009年 10月 30日 21:17
この概念は、この先の比例や比でも使いますので、きちんと理解しておいた方
がいいですよね。我が家の教え方ですが、参考までに。
まず紙に、
4リットル → 36g ・・・①
と書きます。さて、ここで子供に質問します。「では水8リットルに何グラム
の塩を溶かすと、①と同じ濃さになるでしょうか?」と。溶媒の水が2倍にな
るんだから、溶質の塩も2倍にならないと同じ濃さになりませんよね。実はこ
の感覚が大事で、これが理解できればもう半分は理解が終わってます。
8リットル → 72g
じゃあ、12リットルの水だと塩は何グラム必要か?、40リットルの水だっ
たら塩何グラム?とか、質問していきます。
12リットル → 108g
40リットル → 360g
矢印がポイント。この矢印、「=」と同じく、左右に同じ数を掛けても右と左
の関係は維持されます。次に「では水2リットルだと、同じ濃さの食塩水を作
るには、塩は何グラム必要ですか?」と。水が半分になったのだから、塩も半
分でよいはずと分かれば、もう完璧。
4リットル → 18g
掛け算と同じように、矢印の左右を同じ数で割っても、矢印の関係は維持され
ます。矢印の左右に、同じ数を掛けてもよい、同じ数で割ってもよい、という
のが理解できれば終わりです。これを「縦の掛け算の関係」と呼んでいました。
このように、お手本となる関係が示されている時(スレ主さんの質問の場合だ
と、「0.4リットルあたり36gの塩が溶けている」というのがお手本の関係)、
まずそのお手本を書き、
0.4リットル → 36g ・・・②
次に尋ねられている関係を書き、
1リットル → □
お手本の関係の左右に同じ数を掛けたり、同じ数で割ったりして、訊かれてい
る関係を出せばよいのです。この場合、0.4を0.4で割れば1になるので、
やはり36を0.4で割れば求める□が出ます。
さて、この矢印、縦の掛け算の関係も成り立つのですが、実は「横の掛け算の
関係」も成り立ちます。最初の①で言えば、4の9倍が36ですから、8リッ
トルだと8x9=72g、12リットルだと12x9=108g、4リットル
だと4x9=36グラムと全部右が左の9倍となります。
②だと、0.4の90倍が36gですから、1リットルの場合は1x90=90
ですね。
子供に説明した時を思い出し、嬉しくなって長々と書いてしまいました。 -
【1487490】 投稿者: 剣 桃太郎 (ID:xSid9Vgm/52) 投稿日時:2009年 10月 30日 22:11
まだ、少数が理解しきれていないのでしょうか?
だとすると
0.4リットルが10個集まると、4リットル
その中の塩も10個分あるので36*10=360g
4リットルに360gとけているとき、1リットルあたりいくらとけているか
360/4=90
それを1つの式で表すと、36/0.4=90とあらわします。
これでどうかな。
どこが腑に落ちないのかはっきりさせてからでないと、難しいと思います。 -
【1489650】 投稿者: よん (ID:iYeUR6s2kq.) 投稿日時:2009年 11月 01日 22:50
多くの方にお返事いただき、とても嬉しく思います。
とてもわかりやすい説明で、感心いたしました。
これなら子も理解できると思います。
貴重なお時間をどうもありがとうございました。 -
【1494263】 投稿者: 今更ですが (ID:9rv0/5lvQrM) 投稿日時:2009年 11月 05日 19:35
私も1以下のものの割り算になると頭の中でイメージできなくなってしまうので、
イメージしやすいように、おもいきって単位をかえてしまいます。
0.4リットル=400ミリリットル
ここに36g溶けているのだから
1ミリリットル当たりには
(36÷400)g←ここでは計算式のまま
問題は1リットルつまり1000ミリリットル中に含まれる食塩の重さだから
(36÷400)x1000=90
この式が
36÷0.4と同じであることを示します。
ここではリットルからミリリットルに換えましたが、自分で勝手に単位を作ってしまいまってもOKです。
0.4リットルを4アクアとすると
1リットルは10アクア
1アクア当たり
(36÷4)gの食塩が溶けていて
10アクア中には
(36÷4)x10=90
あまりに変則すぎて、かえって頭が混乱してしまうかしら?