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投稿者: 小学2年生 (ID:nJD1Ebu1LuM) 投稿日時:2006年 12月 29日 07:33
べん図を使った問題があったのですが、べん図をこどもが理解できません。色分けしたりして説明したのですが、重なっている部分が理解不能のようです。何かいい教え方はないでしょうか?
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【529634】 投稿者: 具体例で教えることでしょうか (ID:uqkrTC7yphI) 投稿日時:2006年 12月 29日 08:24
弁図は、小学校2年生で本当に理解するのはむずかしいと思います。
というのは、集合論というのは「抽象概念」だからです。抽象概念がきちんと脳の中でイメージできるようになるのは、小学校4年〜5年といわれています。
今すべてを理解させるのではなく、「わかった感じ」が本人がつかめればよし、とされるのがよいのではないでしょうか。
ですから、具体例で教えるしかありません。色を塗ることは具体例にはなっていませんね。
まずは、条件を1つだけにされるとよいと思います。これはできますね。
小学校の入学検定などで出る「仲間はずれ探し」です。
これは何が仲間はずれ?、じゃ、仲間になっているのはなぜ?ということで
仲間=ひとつの丸の中に入れるということをよく確認します。
次にそのつど、条件をかえて、
「さっきは円のなかに入っていた。条件がかわったら円の外に出る」ということが
あることを納得させます。
次に、具体的に二つの条件に入るということを理解させていきます。
たとえば、お正月ですから、
「親戚で男の人(具体的におじいちゃん、おじさん、おにいちゃん、あかちゃんなど)」と「○○ちゃんより背が高い人(おばさん、おばあちゃんなど)」をそれぞれの円の中に写真や絵や文字で入れ、「背が高くて男」という両方にまたがる人がいることを理解できますか?これが具体的に見せるということです。
あるいは、果物(みかん、りんご、バナナ、レモン、キウイ)と黄色い食べ物(卵焼き、パプリカ)でレモンとバナナが両方含まれるという具合です。
さまざまなもので具体例を考えて、
一緒に分類していくという作業が必要です。
この「一緒に分類していく」という作業こそが「教える」ことであって、
説明するだけでは小学校2年生のお子さんにとっては教えるということにはおそらく
なっていないと思います。
学校の算数の授業でも一般的に取り入れられている方法です。
お正月は生の教材が色々ご家庭にありそうですから、
是非お試しいただければと思います。 -
【529966】 投稿者: 小学2年生 (ID:qcNxwkrR1NI) 投稿日時:2006年 12月 29日 22:47
具体例で教えることでしょうか 様へ:
とても具体的によくわかるように教えていただきありがとうございます。早速、このお正月に実行してみます。いくら、絵に描いて「このマルの部分が、」とか、この三日月の形に入るのが、」とか説明してもわかってもらえなくて、分からない子供も、上手く教えられない私もストレスフルな数日間でしたので救われた思いです。ありがとうございました。
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【554138】 投稿者: 4年の母 (ID:kju6bAfB25o) 投稿日時:2007年 02月 02日 09:39
最レベだと1年生でも出てくる単元ですよね。
もしかして最レベ使ってますか?
3〜4年生あたりでベン図ではない表で考える集合問題も出てきますよ。
もっと奥が深い内容も入ってきます。
「集合」は自然と日常生活でもわかる単元でもある気がします。
先取りをしていらっしゃるようですが、
苦手な単元は後回しにしてはどうでしょう。
2年だと九九が終わっているはずです。
2年は九九で始まり九九で終わったという気の一年でした。
その分、図形などに触れてみることをお勧めします。
きっと後になってベン図などはす〜〜っと入っていける単元だと思います。