最終更新:

10
Comment

【636069】繰返し解いたその次は・・・?

投稿者: ポメラニアン   (ID:RZ0bhFZbvGc) 投稿日時:2007年 05月 15日 13:23

算数不得意を克服された皆方、どうかアドバイス頂をけますでしょうか?


うちは小5男子で、Y系塾に通っております。
よく、いろいろなレスで「基礎を固めましょう」あるいは「いろいろやらず一つのもを徹底的にこなす」等のご意見を目にします。



「繰返し解く」と言う場合は何回位するものなのでしょう?こんな質問にあきれる方もいらっしゃると思いますが、例えば予習シリーズの基本・練習だけを3回ずつやらせても、さすがに3回目はできるようになります。
このあと、もっと回数を増やすべきなのでしょうか?実はうちはここまでやるだけで時間を取ってしまうので、国語などやりたくても後回しになってしまいます。


Yのテストも基本・練習を繰返せば点数に反映されるのが普通のお子様のようですが、
うちは見事に時間切れと勝手な読み違えや単純ミス。(後者は対策が別なので)「ほら、この問題は、何を使うといい?順に増えているし。。」とちらっとヒント(これもしたくないのですが、5分を経過するとつい)すると、「あー」と気付いて解答します。
要するに入ったかのように見えた基礎もそれを使えずじまいに終わります。これは、基礎が固まっていないということなのでしょうか?傍で見ていると大分理解できているようなので今回のテストはなんとか・・・と思い送り出しますが、得点を見てがっくりです。毎回です。


これはもうやり方が違うのかと思い、塾の先生にも相談しましたが、制限時間を設けて考える練習をして下さい位のアドバイスでした。
繰り返しの練習後にそれを応用できる力をつけるために皆様はどのようなことをさせてこられたのでしょうか?
知り合いは、繰返すと聞いて想像する3倍の量をやらせていたと言います。


思考力を養成するためには解答を急がせてはいけないとおっしゃる方もいらっしゃいます。
全く賛成なのですが、5年の算数の課題は多く、じっくりゆっくりとできていないのが現状です。ゆっくり考えても結局解答が見出せなかったら時間ばかりが無駄に過ぎてしまうことになるのでは?という不安もあります。それでも時間をかけるべきなのでしょうか?

算数の偏差値は4年次54から右下がりで40台へと突入してしまいました。
説明を理解していないわけでもなく、繰返させた問題の説明もたどたどしくですができます。なので、もう少し良くなっても?と思ってしまいます。


基礎力を応用していく力の養成はどうすべきなのでしょうか?よろしくお願い致します。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

「中学受験 算数に戻る」

現在のページ: 2 / 2

  1. 【638147】 投稿者: 基本  (ID:Ar8Oy88tF7A) 投稿日時:2007年 05月 18日 09:57

    みなさま、便乗させてください。

    首都圏ではありませんが、
    我が家にもY系塾の提携塾にお世話になっている小5の息子がいます。
    スレ主さまのお子さんと同じくらいだと思います。

    組み分けでは4教科をいったりきたりで220点あたりをうろうろ・・でAクラス
    前回のテストがよくて今度からBクラス。

    週例テストでは算数にかぎり、偏差値58が最高です。
    平均すると50ぐらいです。

    先生は基本問題はできるので応用問題を解かせて下さいとのこと。
    息子は基本問題しか解きたがりません。難しいと嫌になるんだと思います。
    好きな教科は算数ですが、チャレンジ精神が全くないです。
    本当に基本問題ができてると物足りなさから、欲がでると思っていましたが
    、そうではなさそうなので、もしかしたら基本が足りていないのでしょうか。
    好きな基本をどんどんやらせて、応用問題は5年後半、もしくは6年からでも間に合うものでしょうか。
    今は勉強が嫌いではなさそうですが、応用問題を無理にやらせることで嫌いになるのが心配です。
    子供の能力に深く関係することはわかりますが、アドバイスいただけませんか。お願いします。
    模試では基本問題はほぼできていましたが、応用問題は一問も解けず46点でした。
    受験者数180名で、算数の偏差値46で、4教科では44.7でした。
    全体に悪いですが、さらに国語と理科がびっくりするような偏差値です。
    伸びる可能性はありますか?
    ゆとりがないため、塾でいっぱいです。


  2. 【638151】 投稿者: 理解力  (ID:quShZzLlHWw) 投稿日時:2007年 05月 18日 10:00

    応用力 さんへ:

    >
    > (プロ?ですか。じやそのプロのくだらんつっこみにあえて質問ですが)
    > この一回目、分からなかったらあなたはどうせよというんですか。
    > 何2回目でやる?そんなの上のとばすことと何らかわらんでしょう。

     
    私の指導には、「1回目にわからなかったら」という仮定はありません。
    それでも子どもは、分からなかったときに答えを見たり、指導者が説明をすると、たいていの場合「わかった!」といいます。
    しかし、それは”わかったつもり”になっているにすぎません。
    親(あるいは教師)は、1回目から”わかるまで”付き合います。もちろん、何が原因でその問題が解けなかったかも、
    指導者は把握しておかなければいけません。 
     
    ところがそれでも、苦労して考えていないので忘れる。従って複数回分の範囲のテストになると、点が取れないのです。
    間違えた問題を例えば1週間後に2回目をやると、もし解法を理解していれば次は短時間ですらすらできるでしょう。
    忘れていればまた止まる、間違える。今度は、解法を”思い出しながら、理解し、解く”。
    3回目をさらに3日後にする、という風に、自分の力で完全に解けるようになれば、その問題はいつでも解けるようになります。
    何年のブランクがあっても自転車がこげる要領に似ています(注:自転車は小脳、学習は大脳、情報処理方法は違いますが)。

     
    スレ主さんのお子さんは5年生で、予習シリーズの算数の内容は、最大のヤマ場にさしかかっているわけですから、
    この重要な時期に「分からなかったらとばす」をやったら、そのうち算数(数学)そのものが嫌いになり、たとえ中学受験を突破してもその後が続きません。


    スレ主さんへ
     

    50台だった偏差値が40台に下がったというのは、山の中腹の新たな急な上り坂を上りあぐねている状況ですから、とても重要な時期です。
    ただし、内容が難しくなったために上りあぐねているわけですから、方法を変える・かける時間をかえるなどの
    アプローチの仕方を変えればよいことです。

     
    前半に書いたことを実践するには最初はとても手間がかかります。それに慣れていないお子さんは面倒くさがりますし、
    付き合う親(教師)も大変です。その意味で、フランクリンさんの 「口頭で説明させる」は私もよく使う手法で、大変有効です。
    また、脳というのは黙って考えているより、声を出している方がずっと活性化します。
    声を出して相手に説明することで、より明確に自分の考えがまとまりますから、スレ主さんのお子さんにも是非実行してもらいたいですね。


    文章題でわからない場合は、まず、問題を最初から最後まで音読しながら、大事だと思われるところに
    線を引かせます。
    次に読むときは文節に区切って読ませます。いちいちストップをかけ、そこまでの意味を理解したかどうかを確認します。
    必要ならば、そこまで理解したことをメモや図に書かせます(イメージング)。ここまでやることで、何が分かっていて、何を求めるかを完全に把握させます。
    それでも全くわからない場合は、類似問題を例題から探させます。既出の公式が必要な場合は五年生でも、
    四年の予習シリーズを引っ張り出させることももちろんあります。

     
    ちなみに私は、計算と一行問題集を勉強の前後の準備体操&整理体操代わりに使うように指導しています。
    易しい問題を速く解くことで集中力が上がり、また、クールダウンさせることができるからです。
     
      
    算数は、「わかった」⇒「おもしろい」がとても明確に表れる教科です。
    50台だった偏差値が40台に下がった理由は明確。 基本の深い理解をしないで進めたからです。
    お子さんは、四年までの内容よりあきらかに難しいと感じているはずです。
    分数計算、割合、つるかめ算、体積、濃度…どれも重要で、後回しにしてはいけない単元ばかりです。
    分からない時は、予習シリーズの例題に立ち戻ってもっと厳密に理解できるまでやってみてください。
    良問揃いで、例題だけやってもいいくらいまとまっています。
    ただし、偏差値を65まで上げるためには、少なくとも予習シリーズの練習問題までをこの方法で仕上げる必要がありますので、ご参考まで。


    最後に、地頭がよい、というのは、深い理解に基づいた思考力のことで、持って生まれたものだけでは左右されません。
    私が教えてきて一番伸びるタイプのお子さんは、謙虚なお子さんです。この年頃では、宿題が出たからやろう、
    親に言われたからやろう、でかまいません。素直にやるお子さんが一番伸び率が大きいです。
    面白いもので、このやり方で結果が出ると、本人が自分からどんどんやり始めます。


    あとは、勉強時間と睡眠時間です。自宅で1時間やったら必ず10分の休憩をとってください。
    睡眠は8時間以上とらせましょう。

     
    中学受験はあくまでも通過点です。ひとつひとつの小さな結果の積み重ねで、大きな成果を上げてください。
    長文失礼しました。

  3. 【639447】 投稿者: ポメラニアン  (ID:RZ0bhFZbvGc) 投稿日時:2007年 05月 20日 09:58

    皆様、とても親切で丁寧なご回答を下さいましてありがとうございました。算数の学習スタイルが見えてきました。頑張って見ます。

あわせてチェックしたい関連掲示板

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す