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投稿者: アダム・スミス (ID:V6sa/XIJOXg) 投稿日時:2007年 04月 08日 20:31
息子が、読解問題の解答方法で減点されたテストを持ち帰ってきました。
設問が『〜ことですか?』に対して、息子の解答は『〜なことです。』と書いてありました。“です”が余計だったのです。
間違いなおしの際、息子に何故“です”を付けてはいけないのかきちんと説明できずにおります。
『あなたは〜をどう思いますか?』という設問に対しては、『〜と思います』と答えても正解でしたので、一概に“です”をつけないという訳でもありませんし・・・
塾の先生に伺ったところ、『ルールなので・・・』とのことでした。私自身も入試の際には何も考えずに、そのルールにしたがって解答しておりました。
息子には常日頃、間違いなおしは一番大事だよ、といっている手前、『ルール』という一言で片付けてしまうのも少し手抜きのような気がします。
文末の書き方についての理由をご存知の方がいらっしゃいましたら、どうぞご教授ください。
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【617847】 投稿者: マダム・スミス (ID:ns.0P3M0e72) 投稿日時:2007年 04月 17日 14:40
どなたもお返事をなさらないようなので…
これには二つの問題がからんでいるような気がします。
第一に、「〜なことです。」と答えた場合、減点の対象とするかどうか。
第二に、「〜なことです。」と答えた場合、指導の対象とするかどうか。
私でしたら、減点の対象とはしませんが(「です」がついたことで、答えの趣旨が変わったわけではないので)、
指導の対象とはします。なぜなら、記述では、求められている要素のみを答える力、つまり、まとめる力も必要だからです。
(ただし、これはお子様の学年にもよります。高学年ではより抽象的にまとめる力も必要ですが、低学年では、
ていねいに書き写す力も必要ですから。)
お子様には、次のようにご説明してみてください。
「なぜ、主人公はこのとき泣いたのですか。」という設問に対する答えは、丁寧に答えるのでしたら、
「〜から、泣いたのです。」となります。しかし、「泣いたのです」は問題でも繰り返されている言葉なので、
省略できます。国語の問題は、聞かれていることをわかっているかどうか、それを相手に示すことが一番大切なのだから、
問題にあることは繰り返さないで、書こうねと。
これでも、納得しないのでしたら、主人公の名前を聞く問題を出して、「○○」という答え方と「○○です。」という答え方と
どちらが望ましいか、考えさせてみてください。
また、ふだんの答え合わせでも、模範解答の文末がどうなっているのか、お子様と確認するとよいでしょう。
お子様が、文末を意識するきっかけとなったのですから、ここで間違ってよかったとぜひ思ってくださいね。 -
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【619459】 投稿者: アダム・スミス (ID:V6sa/XIJOXg) 投稿日時:2007年 04月 20日 00:35
マダム・スミス様
丁寧にお教え頂き誠にありがとうございます。
確かに、設問に的確に答え省略できる部分は省略する。その通りですね。
数学などでも、『〜は何人ですか?』という問題に、『〜人です。』とは普通解答しませんね。
わが子は小学3年生ですが、主人公の名前を聞く問題でも、何の迷いも無く『○○です』と解答しておりました。(作文の通信教育をしているせいか、解答も妙に作文じみております)
早速、マダム・スミス様からご助言頂いた内容を息子に伝えました。
“問題にあることは繰り返さなくてよい。”という言葉に、息子はかなりピンときたようです。
私は全くの理系人間でして、国語を息子に教えるのに四苦八苦しております。今回自分なりに『文末の書き方』について調べてみたのですが、該当するものがなく悶々としておりました。
マダム・スミス様にお教え頂き本当に助かりました。改めて、どうもありがとうございました。