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【666398】成績をあげた具体策

投稿者: 詳しく知りたい   (ID:bJcn0weTpYo) 投稿日時:2007年 06月 21日 10:41

息子は5年の国語偏差値は潜水艦状態。50の水面に姿をあらわすのはまぐれ当たりの時だけです。
 

よくこの板を読んでおり、他のHPを参考にしたりもしていますが、「音読・地道に丁寧に読む」が時間がかかるようで最良というアドバイスが多いような気がします。
具体的な方法として効果が出たものは何だったのでしょうか?



“この方法(問題集等)をやり偏差値を大きく改善できました”のご経験をお持ちの方
お教え頂けませんでしょうか?



国語なら親も見ることができそうかなと思っておりましたが、なかなか得点力をつけるためのポイントをおさえることが難しく、時間も十分に取ることもままならないのですが、算数と同配点の国語をないがしろにしてはいけないと思いご相談させて頂きました。



今は塾の授業のと出口先生の読解プリントと難語1000と言うものをやりだしたところです。

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  1. 【680169】 投稿者: 桑野  (ID:wau7a.zhGLQ) 投稿日時:2007年 07月 13日 17:37

    夏美様

    1.について
    お嬢様は、登場人物の心情を読み取れないのか、それとも心情は理解できていて選択問題なら正解になる確率が高いのか、その差で変わってくると思います。

    前者でしたら、闇雲に問題文を今からせっせと解くよりも、いっしょに映画を見て、主人公がどう心の変化があったとかおしゃべりをしたり、お母様が学校の教科書を音読をして、登場人物の心情をしっかりあらわして読んであげたり、そういった日々の生活の中で、大人は当たり前に読み取ってる感情の機微を、子供に分かるようにしてやることが、結構大切です。ぼやけていたものをくっきりさせることで、今後、同じようなことがくっきり見えるようになるんです。

    その上で、机上でやるならこんなことをするといいです。
    ごんぎつねのような平易でありながら、しっかり登場人物の心の移り変わりが描かれている文章をお子さんに音読させてください。そして、狐や人間たちが、そのときどき、「どう思っているか」を言わせて、間違っているなら、訂正する。そういう作業を繰り返すといいです。
    難しがるなら、そのときの登場人物の科白を言わせてください。先にお母様が音読したときのように、新劇役者のようにやってもらうといいですね。楽しいですし。
    また、四コマ漫画をつかった訓練もあります。お母様がこれだとおもう、漫画を新聞などからコピーし、噴き出しだけを消して、そこの穴をお子さんに埋めさせるのです。
    これを続けて取っておくと、しばらくして見返すと、成長しているのが実感できますよ。これも遊び感覚でたのしくやるといいです。

    なお、後者だとしたら、先に書いたように、書き写しをやるといいです。


    2.について
    解答はあくまでもお手本であって、そんなパーフェクトな答えを今の時期から求めるのは酷だと思います。必要なキーワードが含まれていることが大切で、記述の採点の際もキーワードの有り無しがポイントとなって、てにをはは二の次です。必要なキーワードを含むことが出来たら、誉めてあげるのが励みになると思います。

    3.について
    国語は実際問題として、読解問題の学習には、まとまった時間が必要ですね。親が解説する時間だけでなく、子供に何か言わせるために辛抱する時間も必要です。そして、分からない語句が合ったらその言葉の解説のために、時にネットを使って映像を見せることもやるべきです。そうすることで、仮想的な経験が出来て、視野が広がります。
    ですので、私は休日の午前中をたっぷり使ってやってました。

    私の考え方なので、ためになるか分かりませんが、ご参考までに。

  2. 【680369】 投稿者: 夏美  (ID:HpOh635PrT2) 投稿日時:2007年 07月 13日 23:45

    桑野様

    ご親切に教えて頂き、ありがとうございます。
    桑野様のご意見は、どれも的を得ており、とても参考になります。
    国語教師の方に直にこんなに詳しくアドバイスをしてもらえるなんて、本当にありがたいと思っております。
    親が教え方について迷っていてはいけないのでしょうが、国語を教えることの難しさを痛感しておりました。
    桑野様のお書きのように、教えることにおいて、とても「辛抱」しなければならない教科のように感じます。
    でも、本来は物語の世界に入り込むことって、とても楽しいですよね。
    桑野様のアドバイスを実践し、記述にあまり細かい所まで要求せず、親子でゆったり楽しく学ぶことができればと思っております。
    ありがとうございました。

  3. 【680656】 投稿者: 桑野  (ID:Xqm7Qw8DE/6) 投稿日時:2007年 07月 14日 14:13

    夏美様

    恐縮です。
    まだ、先は長いですから、いろいろこの先も悩まれると存じます。
    あまり肩に力を入れずに、親子で楽しく厳しく過ごされることを
    望んでおります。


    私は、国語教師ではありません。日本語関係のことがらを18才前後の学生に
    教えた経験があるだだけで、初等教育や中学受験の教師としてでなく、
    ある種の日本語教室の講師として作文の添削や基本的な構文の構成方法、
    着眼点の見つけ方などを教えたことがあります。
    ただ、そのような経緯があって、娘の受験の際に徹底的に国語の学習方法を
    勉強しました。そして、実践もしましたし、様々な経験も見聞きしました。
    塾や学校の説明会でも、国語をテーマとしたものは積極的に参加しましたし、
    この手の掲示板も読みあさりました。

    その蓄積を元にして、出しゃばって書いています。
    ですので、決して専門家のアドバイスでなく、中学受験経験者の親のアドバイスです。
    情報として有効と判断されるなら、実践していただけたらいいなというスタンスです。


    ところで、
    的は射るもの。弓矢で正鵠(和弓ののまとの黒い中心部分)射て、中(あ)てる。つまり
    ずばっと当たってるってことです。要点をつかんでいるということです。
    受験で出題されるかも知れませんし、このような国語板という場所柄、不躾ですが
    訂正させていただきました。
    なお、一部の学者さんは「的を得る」も間違いでないと主張しています。
    ご参考まで。
    http://tak-shonai.cocolog-nifty.com/crack/2006/03/__51fb.html

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