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【668192】全ての教科の記述問題がダメ・・

投稿者: 雨女   (ID:VgBq0w6T87A) 投稿日時:2007年 06月 23日 23:57

娘は記述問題がとても苦手です。
国語はもちろん、社会や理科などの記述問題でも必ずと言っていい程、記述で減点されています(涙)
例えば「これらの水溶液が何か、調べる方法を書きなさい」等
理解しているのに(!)ちゃんと書けないのです。
私もどちらかと言うと記述も説明も苦手なので
つい解答&解説をハイと渡して、暗記しろで片付けてしまいます、、。
ちなみに読書好きで、全体的に見ると国語は苦手とは言えません。偏差60前後です。
普段の取りとめのない会話ではおしゃべりですが、
やはりきちんと判りやすく説明するのは苦手な子です・・。
私に似てるという事で切ないです(涙)
親が気を付ける以外に、学習ではどんな事が有効かお聞きしたくて投稿しました。
ご存知の方、よろしくお願い致します。

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  1. 【668284】 投稿者: 何年生ですか?  (ID:VGrMaOkt/1.) 投稿日時:2007年 06月 24日 07:37

    ママ塾で記述がたくさん出る学校の中学受験をいたしました。記述に関しては塾の先生にアドバイスをうけながら、色々練習しました。その経験を少し。

    それと、お子さんは何年生ですか?6年生でしょうか。

    記述については、まず「満点を取る」という発想から脱して、「減点されるのがあたりまえ、減点されても大丈夫」と日ごろからお子さんをはげましてあげることも大切だと思います。苦手意識を取り除いて、のびのびと記述にトライできるようにしてあげることも大事では?

    おっしゃっておられるように、大人でもなかなか記述で満点は取れません。そもそも中学受験は満点を狙うテストではありませんね。6割か7割を確実に点を取るというテストですから、満点を狙う発想はプレッシャーになり、お子さんがかえって心配性になる可能性もあると思います。

    ○減点されてあたりまえ!と開き直りましょう。
    他でしっかり点が取れれば、記述は半分点が取れる程度でも大丈夫です。

    ○キーワードはなに?というのが我が家の合言葉でした。たいてい記述の問題では、必ず含まれて居なければ説明できないキーワードがあります。問題を解き始める前にまず、キーワードを3つあるいは4つ考えます。(最初からキーワードが明示されているタイプの問題もありますので、そういった問題から練習するとよいと思います。)
    キーワードが押さえられていると一応の得点が期待できます。


    ○そのキーワードをつないでいきます。模範解答を同じ答えを書く必要はありません。キーワードがどうつながるか、考える際のポイントは「主語・述語を一致させて書く」です。それぞれのキーワードが、主語述語で一つの文章に入るのか(こういうケースは少ない)、一つは主語になって○○が述語として使えそう、2つ目のキーワードは述語の一部になりそうでその主語は△△じゃないとおかしい、といった風に考えます。


    ○そこで考えたとおりの短い文章を3つなり4つなりつくってみます。
    一つの長い文章にまとめようと思わないこと。

    ○その文章同士のつながりを見てみます。文章の順序を変えたり、小学校の国語で学習している「つなぎのことば」(だから、しかし、かえって、そのために、など)を入れたりして文章がなめらかにつながるようにします。


    これで「素朴では在るが、減点されにくい答案」ができあがると思います。記述の模範解答は、記述専門の、回答が何通りも出ている問題集(子どもたちの回答例などがいくつも載っているもの)以外は、子どもの指導の参考にはなりませんでした。子どもたちの回答例が載っている回答を書店などでちょっと立ち読みされると参考になると思います。(買うと高い本なので・・・)。

  2. 【668675】 投稿者: 雨女  (ID:VgBq0w6T87A) 投稿日時:2007年 06月 24日 23:24

    何年生ですか? 様


    こんばんは。
    書き忘れ失礼致しました。娘は5年生です。
    本当にご丁寧にご教授頂き、
    涙が出る程、嬉しいです。


    明日から一つ一つ、実行していきたいと思います。


    >「減点されてあたりまえ!と開き直りましょう」
    そうなんです。どうしてもダメ出しをやめられず
    さらに苦手にしてしまっていたかもしれません・・


    親子そろってガサツなもので、字の汚さ、変な文章等々にコンプレックスがあります。
    塾に相談しても「大丈夫ですよ」と言われておりました。


    点数や偏差がいい時でも、試験は記述で差をつけられるような気がして・・
    しかし、対策をたてるのは6年になってからでいいのか?と考えていました。


    いかに国語(日本語)の勉強をいい加減にやってきたか・・です。
    今、教えて頂いて、本当に良かったです。


    ご親切に感謝致します。
    ありがとうございました。

  3. 【675656】 投稿者: 桑野伸介  (ID:wau7a.zhGLQ) 投稿日時:2007年 07月 06日 13:19

    設問の語尾に注意しましょう。

    「なぜこのような結果になったのでしょう」というような設問には
    「〜だったから」と書きましょう。この手の設問が半分を占めます。
    語尾が決まっていると、書ける度合いも高まります。

    「説明しなさい」というような設問だったら、説明すべき点を
    箇条書きにさせてみてください。箇条書きだと意外にすらすら
    書き出せるはずです。そうしたら、次に、接続詞で
    それらの箇条書きを繋げさせてみてください。
    接続詞は
    順接:前の文脈の当然の結果として、後の文脈を導く。「だから」
    逆接:前の文脈と相反する事柄として、後の文脈を導く。「けれども」「しかし」
    並列:対等の関係にあることを示す。「また」
    添加:別の物事を付け加える。「さらに」
    説明:前の文脈を言い換える。または、例示する。「なぜなら」
    選択:複数の中からいずれかを選ぶ。「もしくは」
    転換:話題を変える。「ところで」

    とありますが、選択や転換は中学受験ではあまり回答では使わないので
    「だから」「しかし」「また」「さらに」「なぜなら」
    のどれかで、その箇条書きを結びつける作業をゲーム感覚でしてあげてください。


    つぎに、文型を体系的にお子さんが理解していないのなら、これを空でいえるぐらいに
    まずは、暗唱させましょう。以下の4つあります。
    何(誰)が−どうする
    何(誰)が−何だ(です)
    何(誰)が−どんなだ(です)
    何(誰)が−ある(いる)
    で、どれを使うべきかを答えさせてみてください。で、選んだ文型で、当てはまる
    キーワードを本文から選ばせてください。そして、回答にさせた後、
    より回答を分かりやすくするためには、そんな修飾を施せばいいのかを
    言わせてください。

    上の方と少し重なりますが、体系だててるため、筆を取りました。

  4. 【684732】 投稿者: 雨女  (ID:Hf1jmxpaGoY) 投稿日時:2007年 07月 21日 01:18

    桑野伸介さま


    ご丁寧にありがとうございます。(長らくレスに気付かず失礼致しました)
    何年生ですか?様のレス同様
    早速、プリントアウトさせてもらいました。


    私が読んでいる国語の教え方に関する本は、読書や親の話し方から始まり
    なかなか核心に来ないのですが(笑)
    非常に判りやすくツボを押さえて教えて頂き、早速実行したいと思います。


    こういう言い方は失礼かもしれませんが
    こちらで相談して非常に得した気分です。


    本当に感謝しております。
    ありがとうございました。

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